2016/07/03

未来に生きるモアーチョ。


南三陸町にあるモアイ像。
イースター島から贈られたものだそうです。詳しいお話はこちら
世界で2体しかない、目のはいったモアイ像なんだそうだ。

モアイはイースター島のラパヌイ語で「未来に生きる」という意味なんだと。知らなかった!
もちろん、モアイキャラクターも各種揃ってます!インパクト超強!

モアイ像のあるのは「南三陸さんさん商店街」の横です。
流されてしまった町の代わりに復興までの間、32店舗が営業しているプレハブの仮設商店街。


この日は火曜日の朝で、あまり人がいませんでしたが、魅惑的なものがいっぱい…。

ホテルで朝ごはんをたらふく食べたばかりで、まだ全然お腹が空いていなかったので、残念ながらウニとイクラの載った「南三陸キラキラ丼」は涙をのんで見送ったものの、わかめとかコンブとか海苔とか、抹茶ソフトクリームとか、パンとか、いろいろ買い込む。


「南三陸ポータルセンター」という施設には、震災直後からの記録や仮設住宅での生活のようすが再現されてました。
小学校5年生の女の子が津波の被害にあった直後に書いたという「(津波で)失った物、または買う物」リストに目が吸い寄せられた。

「アップライトピアノ、テレビ、テレビ台、ウォークマン
ビデオカメラ、たいこのたつじん、miフィット
デンワ、ぜんざいさん、家、ポケットティッシュ
ぬいぐるみ、ドライマンゴー、グミ
ミニチュア、なべ、フライパン、すいはんき
れいぞうこ、たまご、ウインナー、きのうののこりのたまごやき

じてんしゃX3、ばあちゃんじいちゃんの写真
ママのぬいもの道具、ミシン、お風呂、ハミガキ
…」

まだたくさん書いてあって、最後に
つなみめ〜 このやろう
と大きな文字で書かれてた。

もうこのリストの買いたいもの、全部揃ったかな。揃っていますように。


仙台から平泉まで走ってくれた日産マーチちゃん。


南三陸から山の間の緑濃い道を、平泉へ。 途中から北上川に沿って北上。
快適なドライブでした。
谷あいに真っ白なマタタビ(だと思う)の葉が目を惹きます。

マタタビって和歌には詠まれていないのだろうか。別名「夏梅」だって。
木陰のすがすがしい白色です。

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