2020/12/31

今年と来年の抱負とグレート・ギャツビー


いくら2020年とはいえ、蟹インフェルノで1年をしめくくるのはいかがなものかと思いましたので、 抱負のことでもおはなしいたしましょう。

今年の抱負は、「罪悪感なしに生きる」ということでした。

これはだいたい、8割くらいは実現できたかな。

2021年の抱負はいくつかあります。攻撃性を手放す。動機をたしかめる。世界を信頼する。

この3つにくわえて、正直でいる。ということは死ぬまで常に実現しつづけたい抱負です。

 


こないだ村上春樹訳のフィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』を読みました。
前に読んだ気もするけど例によってまったく覚えてやしませんでした。

で、きょう、ごはんを食べながら1974年版の映画『華麗なるギャツビー』を観ましたが、すごくよかった。

最初はディカプリオがギャツビーをやってる2013年版を観ようとおもっていたのだけど、YouTubeで予告編を観て、うーんこれはちょっと思ってたのとちがう、と感じ、検索しているあいだに1974年版というのがあることを思い出し(未見でした)…。

1974年版のは、脚本がフランシス・フォード・コッポラなのですね。

 


VOGUEより。スーツのデザインはラルフ・ローレンなんだって)

 

舞台も、豪邸も、パーティーの様子も、音楽も、登場人物の服装も、話し方も仕草も描き方も、小説を読みながら想像したとおりという、めずらしい映画でありました。

たいてい原作のある映画って「そこは違う」と思うことがあるものだけど、この作品に関しては、まじでまったくなかった。というよりもむしろある意味、作品世界をより精細に見せてくれた、すごい映画だと思いました。
そうは思わない人もいるでしょうけれど。

小説の筋書きや人物像が、映画を観ながらさらにくっきりと理解できるというか、体験できて、理解が深まった気がしています。

ニック、ギャツビー、トム・ブキャナン、デイジー、ジョーダン、そして修理工のウィルソンとその愚かな妻。この人物たちがほんとによかったー! 原作のイメージそのまんま。

 

 


 

特にギャツビー役のロバート・レッドフォードと、デイジー役のミア・ファローが輝いてました。ミア・ファローの存在をすっかり忘れていた。この人の顔、すごく好き。

無邪気で美しくて強烈に魅力的で、繊細でイノセントで知性も高いのに、結局は富がもたらす快適さだけを頼りに生きてしまう富裕層の娘、デイジー。

最下層に近い層の出身で、強烈な意思と魅力で社会の階段を強引にのぼり、少年のような素朴さで金持ちの娘デイジーを崇拝するギャツビー。(テレビシリーズの『マッドメン』の主役ドン・ドレイパーは、ギャツビーが下敷きになってるのかもしれない、とふと思った)

デイジーやその夫で超利己的で自分のひどさを顧みないトム・ブキャナンのような人たちは、2020年にもたくさんいすぎる。

 終わりの歌もほんとにひどくて最高です。

「金持ちはますます金持ちになるし、貧乏人はそのまんま。でもいまは楽しいことしよう」みたいな歌詞で。1920年代と2020年があまりにも似ていることに戦慄します。

21世紀に1930年代が再来しませんように〜〜〜〜!!!!

2021年が、ニックのような真摯で優しいひとたちをたくさん生む、良い年でありますように。

 

 

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ノームの謎と蟹インフェルノ


年の瀬ですねー。日本はもうカウントダウン間近なのね。

雨が降ったりやんだりの火曜日。雨もようのフロントガラスごしに撮ったらこんなちょっと気持ちの悪い仕上がりになりました。

なんと、うっかりしてたら、年越しは抗がん剤を入れながらってことになっちゃった。

 


 こんな年末に今日は3時間以上、クリニックで点滴。

 

 

このように快適な個室ですが…なぜか窓の外の植込みに…

 



こんなやつらがこちらを見ている。





アメリカ人の「ノーム」好きは、世の中でよくわからないことの一つです。
個室の窓から見えるこの植込みにこういうノームが10体以上配置されていて。なかにはズボンをまくってケツをみせている奴までいる。

患者の心を癒やすためというよりは、もしかして手の込んだ嫌がらせなのかと陰謀論を考えてみたくなる。きっとどこかの善意のご婦人が寄付して設置したものなのでしょうけど。

 


隔週水曜日から金曜の午後までは、こんな子と一緒につながって寝起きをしています。

こんな治療もあともう1回。のはず。

今回はよりによって元旦に病院詣でです。まあ2021年の幕開けにふさわしいのかもしれない。

今年のお正月にCTちゃん夫妻につれていっていただいた神社は、完全予約制になっているそうですし。シアトル高野山は年越しお護摩を配信するのかな。




近所の木が「Wish tree(願いの木)」になっていた。発想は七夕ですね。

「COVIDが終わりますように」という短冊がかかっていました。



 病院のかえりに、セントラルマーケットで買い出し。ここは広いし、アジア系の食材もわりと充実しています。かまぼこや黒豆もあった。

やはりいつもより混んでいたけど、ソーシャルディスタンスがまもれないほどではない。
でもアメ横的な混雑した市場がなつかしいなー。

ここのシーフード売り場は、こずも食堂かなぼんさんもお墨付きの鮮度のよさ。さすがにダウンタウンの日系スーパー宇和島屋さんのように、刺し身のサクとかウニとかはないけど。

いきの良いカニが大量入荷したのか、いつもは静かな諦観のなかにあるカニの水槽が、きょうは大騒ぎでした。

 


 元気なやつが、ほかのカニを踏み台にして脱出をはかっていました。まさに蟹地獄。

 

拡大。こわかろう。

これを見てしまったからというわけではないけど、明日の大晦日の夕飯は鶏団子鍋にして、シーフードはスルーしました。

金子みすゞの「大漁」思い出しますね(聞いたことなかったらググってみてね)。


 

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2020/12/29

ドロヘドロ愛。


 これはかなり前にバラードのダウンタウンで見た壁画。

まじでもう年末なんですか。

「ちょっと正月を延ばしてもらいたい」とCTちゃんに言ったら、

「あなた2020年が延長になるってことでいいんですか。延長料金高くつきますぜ」

と言われました。延長料金払ってまで延長するのは嫌だ。


 

ドロヘドロの話でもしましょう。

ここ数年、日本から出てくる新作アニメがつまらないなーと思ってたのだけど、Netflixでたまたま見つけた『ドロヘドロ』が、めっちゃ面白かった。



久々にオリジナリティのあるアニメが見られた感があって嬉しい。ほんとに最近の日本のアニメって、なんだろう、味のない金太郎飴みたいなの。

『ドロヘドロ』はそのなかで元気に異彩をはなっていて。なんなんだろうこの作品は、とぐぐってみたら、2000年から18年間連載されていたマンガが原作でした。
かなりコアなファンがたくさんいて、愛されている作品のようです。わかる。

原作は23巻まである。


アニメは12話でいまのところ終わっているので、続きが待たれる。いますぐ見たい。
ドロヘドロ・ロスがしばらく続いてます。

うっかりKindleで全巻買ってしまいそうな自分を必死におさえているところ。

じつはブラックフライデーセールで1〜5巻まで買ってしまったのだった。

原作の絵はちょっと大友克洋っぽいタッチでもあり、いろんな画材を使っているらしくて、世界のかきこみがおもしろい。

うううう、全部読みたい………。ニカイドウはどうなってしまうのだろう。カイマンは。

 



地獄のように荒みきったディストピアで、異次元の国から魔法使いたちが時々あらわれては人間を実験台にして改造してしまうという夢も希望もない設定で、魔法使いと人間の主人公たちはそれぞれいっさいの躊躇なく殺し合う殺伐としたはなしなのに、キャラクターがそれぞれ中学生のように純情でかわいい不思議。

グロい場面を思いきり描きながら、登場人物に嗜虐的なひとがほぼ皆無で、なんだかみんな自分の行いから乖離している。

どんな人が描いてるんだろうと思ったら、原作者の林田球さんという方はなんと、上野の芸大油絵科卒業の女性だそうです。へえええー。

内臓がベロリと出てしまったり首がちょんぎられたりするグロテスクな場面が多いけれど、なんだか不思議に超越していて、おもしろいですよー。

カイマンかわいいよー。クールなシン先輩も。



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2020/12/28

霜の朝


 うわー、今週はもう年末年始なんですか! なんてこった!

冬至も過ぎて、すこしずつ日が長くなってきたとはいえ、日の出は7時57分。


きょうは日の出前に起きて、やっべーすげー早起き!と思ったけどぜんぜん早くありませんでした。


朝、日の出のすこしあとに散歩に行ったら、霜がおりていました。

 


朝の空気は新鮮で気持ちがよいなー。早起きは三文の得ですねー。きょうは快晴。

スターリングやロビンが大騒ぎ。鳥がぜんぜん啼かない日もあり、ありとあらゆる鳥が近所中で啼いている日もあり、不思議です。


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2020/12/27

ハムの謎


メリークリスマスでした。

今年は不思議なクリスマスで。いつものように友人たちと集まることもできず、家で息子と2人だけなのでとてもシンプルつまり質素。

クリスマスツリーの下に青年がならべてくれたプレゼント。数はたくさん、だけどナカミはレモンだったりザクロだったり(笑)。そしてお気にいり紅茶やさんの紅茶やチョコレート。包装紙も手作りで。

わたしからは本2冊。質素きわまりないけど気分は充実です。


ことしはハムを焼いてみよう。という計画で、23日の夕方に青年がスーパーで買ってきたのは9ポンド(4キロ)のハムのかたまり。なぜだ。

3分の1は冷凍し、1ポンドくらいはCTちゃんちに押しつけ、そしてクリスマス明けてから3日間、いまだにハムを食べ続けています。

もう火がとおっているはずなのに、さらにオーブンで1時間半焼くというのがよくわからない。ブラウンシュガーと蜂蜜とシナモンやナツメグを混ぜたソースをかけて焼いたので、きれいなグレイズができました。



 あとはマカロニチーズといんげんと、ヤムのサラダだけの、シンプルなディナーでした。

マカロニチーズはホワイトソースの中にチーズをしこたま入れてチーズソースを作り、マカロニに混ぜ込むレシピで、クリーミーでおいしかった。

今年はコロナ禍のために、ホリデーにも義理の家族と義理で集まらなくて済んで嬉しい、という声をあちこちで聞きましたww

コロナのおかげで、結局一番必要で大切なものが何かをよくよく見つめることができた1年だった、と思います。もちろん、そう思えること自体が、とても恵まれているのだけど。

食べるものがあるだけでなくしょっぱいハムだとか文句をいうことさえでき、住む場所があって、ツリーさえ飾れて、心から楽しく一緒に祝える大切な家族がいるって、ほんとうにメリーなクリスマスでした。

これであと、こたつと猫と温泉があったら言うことなしだけどな。それからオーシャンビューもww

 


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2020/12/20

今年もアグリーに。



近所のスーパー、TARGETに行ったら、今年もアグリーなセーターやスウェットシャツが並んでました。


みんな、バーチャルのクリスマスパーティーで着るのかしら、これ?

そういう需要はけっこうあるのかも。

 



うちのわりと近くに、近所一帯が派手にクリスマスの飾りつけをするので有名な一画があります。前から聞いてはいたけど、はじめて行ってみました。

日曜の夜だったこともあり、見物の車で住宅街の道路が大変な渋滞になっていた。





家のデザインからすると、1950年代に宅地開発された住宅街のようです。

ミッドセンチュリー風のすっきりした2階建てや平屋のお宅が多く、市内にしては前庭も広々していて、敷地が広い。いいなあ。ディスプレイもクラシックな感じが多かった。





 「ここには住めない。クリスマスの圧が強すぎて無理」とCTちゃんが言ってましたが、知らずに家を買ってクリスマスになったらびっくり、ていう人もいるのかなw

でも中には、まったくディスプレイをしていないお宅もいくつかありました。反骨精神w

 ぜんぜんディスプレイをしていない家の、日本風だけれどかなり思い切って刈り込んだ植木が面白かった。

うちの近所でも、巨大なサンタや赤鼻のルドルフがあちこちに出現してます。

もう明日は冬至なんですね。はやっ。


ネットのニュースを見るとただちに気持ちが荒むので、なにか圧倒されるような美しいものが見たいなあ。
美術館とか映画館とか大聖堂とか、人工の美しい空間に少し飢えてきています。
自然の中にいるのはもちろん一番の贅沢なのだけど、今は街の複雑さと建築物が懐かしい。

この数か月ですっかり文明が劣化してしまったような気がしているので、建築物や芸術の分厚い知性に目のアカを洗い流してもらいたいのです。



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2020/12/18

信じてしまう人たちとトランプの魔術パワー

 


きのうは久しぶりに晴れ。うちの青年が自転車に乗ってでかけていったガスワークス公園の写真です。


きれいな夕空だった。

また週末はずっと雨のようです。冬至には木星と土星の超接近がピークになるのにー、見られるかなー。
夕方、西空のかなり低いところに見えるそうです。

 


またもや、和製トランピアンが思わぬところに出現したのに出くわしてしまい、がっくりしました。

ときどき見るブログ的な場所で、それまで普通に常識を共有していたと思っていた人が、急に「あの人は中共に対して自由世界を守る戦士なのに、アメリカ在住の日本人は堕落したメディアに騙されていて無知なので、何もわかっていない」「わたしは信頼のおける筋からの情報をダイレクトに得ている」とか書いていて、目が点になったー。

ダイレクトに、というのは、「堕落したメディア」のいうことなど聞かずに、てことなんでしょうね。

海の向こうで読んだQアノン系の記事とトランプ側近のツイートで「武装」して、この国にじっさい住んでいるわたしたちを「無知」と言い放つ、その自信に恐れ入ってしまう。

なぜ、陰謀論をかくも簡単に信じてしまう人が多いのでしょう。

陰謀論って、引きつける力が強いんですね。 ジャンクフードのように。シンプルでカラフルで熱があって、陶酔できる。

Qアノンの日本での広がりについては先日、ブルームバーグの日本語版でも紹介されてました。

最近、えええっ、あなたまで?と思うような人がトランプ礼賛をはじめててびっくり〜、という話をあっちこっちで聞くし、頻度が上がってきたな。

と思っていたら『トランプ時代の魔術とオカルトパワ』という書籍のことを知りました。
日本語版は紙版しかないし、高いからたぶん買わないけど。この一条さんのブログでかなり詳しく説明されていて、これだけでお腹がかなりいっぱいになる。

なんと「ブロンディ」のベーシストだった人が作家に転向して書いたもの。


 

トランプは「ポジティブシンキング」の始祖ともいわれるノーマン・ヴィンセント・ピールに心酔していたというエピソードにはじまり、クロウリーやシュタイナーから、現代の「魔術」師たち、ヒトラー、ムッソリーニ、20世紀後半にブームとなった自己啓発、引き寄せの法則なども一堂に並べて、「思考を現実化させる」というテーマが心をあやつる「魔術」に発展し、政治の舞台に影響を与えてきたという説が述べられています。

トンデモ本ではなく、かなり精緻に史料にあたった労作のようです。

なるほどー。

先日、森本あんりさん(ちなみにわたしは、この人女性だと思ってましたww)の『反知性主義 アメリカが生んだ熱病の正体』を読んですこしひっかかっていたのが、 なんとなく腑に落ちたような。

信仰についてちょっとまとめてnoteに書いたばかりなのですけれど(もしよろしければご笑覧ください。こちらです) 、いまようやく「魔術」と「信仰」の違いがわかった気がする。

すこし前に、尊敬するある方が、「魔術的な思考は信仰とは相容れない」と指摘されていたのですが、ようやくそれが実感として納得できた。

スピリチュアル系がふたつに分かれるのはここなのかも!

以前に『The Work』のバイロン・ケイティさんも同じようなことを例の『ザ・シークレット』について言っていて、そのときはよく理解できなかったのだけど。

祈りを、自分に力を引き寄せるためのツールとして考えるか、祈りが天に(神に)向かっているか、っていうことなんですね。これってすごーーーく微妙だけれど、決定的な違い。

やはり、動機がたいせつ。自分のすべての言動、すべての思考が、なにを動機としているのか、そしてその後ろに何が働いているか、常にチェックするのは何よりも重要だな、と、ひしひし感じます。もうほんとにそれだけです。

 


 

今週水曜日は治療の日で、クリニックから帰ってきて爆睡していたら、青年がごはんをつくってくれました。油揚げと豆腐山盛りのダイナミック味噌汁www おいしかった。

奥にみえているマンガのような大盛りごはんは、青年の通常量(1杯目)です。お米がすごい勢いでなくなるー。

 

 

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2020/12/15

冬はおでん。


 うすら寒いシアトルです。 ということで、おでんを自慢します。

ウワジマヤで冷凍のおでん種を入手してきました。うほーい。
吉祥寺ダイヤ街のさつま揚げ屋さんに行きたいなー。枝豆はいったやつ食べたい。

実はうちでおでんを作ったのは、初めての試み。

むかし実家でおでんといえば茶飯だったので、ごはんも茶飯にしてみましたら、うめえぇ!(ちょっとおこげつき)
いただきものの茅乃舎だしはちょっと濃いので半分にうすめたやつと、醤油と塩少々だけで。
茶飯ってこんなにおいしかったか!と、翌日もリピートしてしまいました。

おでん種買ってきたけど、つゆ買って来なかった!とあわてて、白ごはん.comのレシピにしたがって、かつぶしと昆布で作ったんですよ。

 


鰹節40グラムってけっこうな量だ。こんもり。



鰹節も自慢しましょう。
子どもの頃、父方の祖母の家に行くと、祖母が毎朝必ず鰹節を削っていたのになんとなく憧れてました。

団地で一人暮らしの祖母でしたが、お風呂は小さい風呂場に木の浴槽を据えていて、庭に縁側があって、床下にぬか床があって、いま思うとかなり素敵な暮らしだ。
和室3間で2階建ての、いまでいうタウンハウス式の団地でした。

うちの鰹節削り器は、削り器ほしいほしいと言っていたのを覚えててくれて、中年過ぎた大学卒業のお祝いに、畏友にゃを美先生がおくってくれたモダンなやつです。

シャーシャー削るのがけっこう楽しくて、丁寧なくらしをしているような錯覚におちいることができる。



白ごはん.comの指示にしたがって、前日に大根と卵をさきに煮て、2日がかりのおでん制作作業でした。

大根を煮ると家じゅうがかなり大変なニオイにつつまれてしまうのだけど、おでんの場合には鰹出汁と醤油がかなり前に出てくるので、なんとなくおばあちゃんちっぽい感じのニオイにふんわりと仕上がって、なかなか悪くなかったです。

さてさてどうなることかと思ったけど、よ う や く共和党リーダーのミッチがバイデン勝利を認めて、ひとまずほっとした。

先週末、ワシントンDCなど各地で暴れていた極右団体を見て、いくらなんでもこのままではまずいと思ったのかどうか。もちろんめでたしめでたしとはいきませんが、ひとつ山を越えたかな。

日本でトランプ応援している人、はやく目を覚まして!あの人は救世主じゃありませんよー。 そんなものに期待しないで〜。


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2020/12/12

肉を焼く。


うちの青年が、たしかプリスクールくらいのときにつくって持って帰ってきた「ジンジャーブレッドマン」です。

先日、ひさしぶりにダウンタウンのウワジマヤまで車で行ってみて、クリスマスのディスプレイがキラキラしている街にほとんど人がいないのに、またあらためてショックを受けてしまいました。

Macy'sも板張りされているし。でも例年どおりのクリスマスツリーの電飾が壁にあっただけ、ほっとしたけど。

人が出入りしていないオフィスビルにも、大きなツリーやクリスマスライトが飾られてましたが。

ニュースを見れば、ま だ あ い か わ ら ず、「オレが勝ったんだ」「不正選挙だ」とウソをつきつづける大統領とジュリアーニが毎日登場し、もう本当にいい加減にしてほしいんですけど、共和党の人たちがこのごにおよんでまだそれを積極的にしろ消極的にしろ支持しているの、笑い事で済まされないです。

先週登場したジュリアーニの「スター証言者」 がネットやテレビで笑いものになっていましたが、日本のとあるブロガーさんが、彼女の証言を100%信じて憤懣やるかたないって記事を書いてるのを偶然読んでしまって即死しそうになりました。ほんとうに、そういう人が、けっこういるのね、日本に!

 

 


 

この人ね。「わたしは見たの。同じ票が何度も何度も数えられてたわよ」と主張してる。

 法廷からは「あなたの言うことは信頼できません」と一言のもとにピシャリと拒絶されてるんだけど、それもディープステートだ、陰謀だって言うんだろうなあ。

このワシントン・ポスト紙の記事によれば(極右の人は頭からそんなの信じないのだろうけど)、この人、法廷に出した書類に学歴も職歴も詐称しているし、ボーイフレンドの元妻に自分たちのセックスビデオを送りつけて逮捕されたりもしている、かなりカラフルな人で、この州議会での証言でも「わたしの生活はこの証言をしたためにめちゃくちゃになった。SNSからも追い出された」とか言ってるのにFBは普通にアカウントが残ってて、トランプの熱烈サポーターとして集会に出たりしてる写真が出回ってます。

国を動かす(はずの)裁判に「スター証言者」としてこんな人しか探してこられなかったという時点で、もうどんな性格なのかがわかろうものなのに。

これまでの裁判がすべて始まる前に裁判所に却下されているのは、陰謀でもなんでもなくて、たんに「裁判として成り立つほどの証拠も弁論も提出できていない」からなのですが。どこの裁判所だか忘れたけど、「主張するだけじゃ立件できないんですよ」と裁判長が言っていた。主張だけで裁判になるなら、世の中たいへんなことになりますよね。そんなの小学生でもわかるのに。

 弁護士なら当然知っているはずの基本的な取り決め事項が守れてないということですよ。

今週は今週で、テキサス州の司法長官が、ほかの4州の選挙結果を無効にしろという前代未聞の珍裁判を起こそうとして、最高裁に秒速で却下されました。

なにより恐ろしいのが、その主張をかなりの数の共和党の議員が公式に支持したということ。これじゃ、支持者が信じてしまうのも当然ですよね。

この国は、本格的に2つに分かれてしまいました。主義主張ではなくて、なにを事実とするかで。

 もうしかたがないから、中西部だけ別国家にしてもらうしかないのではないかと。でもそうしたら軍隊をよこせというだろうしなあ。

いや真面目な話、この人たち、クーデターまで考えてる?て気もしてくるこの頃です。

鉄腕みぽりんが年末は日本に帰るというので、しばらく日本にいたほうが安全だと思うよって言っちゃいました。




うちの青年が、「肉が食べたい」と言ってステーキ肉を買ってきた。
YouTubeで焼き方を研究して、安い肉ではあるけれどかなりおいしく焼き上げてました。

すごいなYouTube。その気になればなんでも学べる。




わたしと違って運動していないとダメな人なので、ほぼ毎日、自転車に乗りに行ったり、階段トレーニングをしたりしているので、タンパク質と糖質の消費量半端ない。

どこにも行けないので、食料品の買い物とおうちごはんと映画のストリーミングがエンターテイメントのすべてですね。

 

 

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2020/12/07

トリイを買いに


 

「鳥居を買いに行こう」
と、うちの青年が言うのでびっくりしました。

クリスマスツリーの「Tree」を日本語発音で言ってみようとしたらしい。

トリイじゃないよツリーだよ。でもそういわれてみれば、treeはトゥリーであって「ツ」音ではないよな。

というわけで、近所のクリスマスツリー売り場へ。





八百屋さんの駐車場がこのシーズンはツリー売り場になります。
快晴になった日曜日、お店は盛況でした。



針葉樹の森林に来たような、クリスマスの匂い。





いちばん香りのよい「グランドファー」(グランディスモミ)にしました。
小さめのでも170センチくらい。

「これがいい」というと、売り場のお兄ちゃんがよっこらしょと持ち上げて運び、テキパキとネットで梱包してくれます。




プリウスちゃんの荷台にちょうどぴったり入った。リースもついでに買いました。



車の屋根に積まれていくトリイたち。

この風景を見ると、師走だなあ、と思う。




ツリーを自分ちで買ったのは、ホノルルのパンチボウルの近くの狭いアパートに住んでいたとき以来、初めて。以降はCTちゃんちだったし、ここのアパートにひっこしてからは、息子も大学生だったし、特に買おうともおもわなかった。

くまのオーナメントは、うちの青年が0歳のクリスマスに買ったもの。奇跡的に生き残っていました。


 
これは去年加わった、ナカユビ立てたノーム。CTちゃん手づくりの指カバーつき。



 

電飾は何年か前になぜかセールで買ったやつで、しかし箱から出してみたらライトの色が違ってて、上は暖色、下は寒色のLEDで、ちょっとトホホです。LEDよりやっぱり暖色がいいなー。

オーナメントも長年のあいだに割れてしまっていた。控えめな大人のトリイってことで。

リビング中樹の匂いがいっぱいで心地良いです。

 

 

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