ワイキキ〜。
先日も書きましたが、6年ぶりのハワイは、基本変わっていない風景の中に新しいものがパラパラと出来ていて、なんだか不思議だった。
変わらないザ・バス。
自転車シェアリングは最近できたばかりだそうです。
今回は使ってみなかった。
ワイキキにはリッツカールトンの高層レジデンスタワーができてるし、アラモアナショッピングセンターの敷地内にも高級コンドミニアムが完成してました。
シャトルの運転手さんもUberの運転手さんも、「2ミリオンからだってよ!ペントハウスは10ミリオンだってよ〜!」とウワサをしていた物件。公園が目の前だしねえ。
アラモアナセンターには新しいウィングが完成してて、新しい中庭には草間彌生さんのかぼちゃも登場してた。
ワイキキとアラモアナセンターに追加されていたのは、ハイブランドのブティックが多いモールと超高級コンドミニアムのキラキラした建物。
そしてカカアコ地区も激変してました。
こちらは変わらない、昔のIBMビルディング。
まわりにはハワイ原生種のナウパカが植えてありました。
はちの巣みたいな外観はウラジミール・オシポフさんというハワイで活躍したロシア出身の建築家の代表作で、ミッドセンチュリーの頃の「トロピカル・モダン」の様式。
取り壊される話もあったのが保存されることになり、今はコンドミニアムの販売オフィスが入ってます。
この周囲はすごい勢いで開発が進んでいて、ピカピカのビルがたくさん建っている。
ドラマチックなライトアップで、レースみたいなハチの巣構造がショーアップされててキレイでした。保存されてよかったね。
そういえば昔はこのビルに保険のGEICOが入ってて、車で事故ったときに、多分インスペクションかなにかの手続きで来た覚えがある。
そしてここのビルの駐車場は週末と夜間は無料で使えたので、よくここに車を置いて、すぐとなりのバーンズ&ノーブル書店のカフェに勉強しにいった。そのバーンズ&ノーブルも今はBED&BEYONDかなにかのホームデコレーションの店になってて、ここの駐車場にはゲートが出来て入れなくなってました。
こちらもレトロなトロピカルモダン(レトロなモダンって妙ですね)建築の、州庁舎。
まんなかががらんどうの吹き抜けになっている、官庁としては破格に開放的な建物です。
チャイナタウンも変わってて、以前は終戦直後みたいなバーばかり並んでいたホテル・ストリートに、オシャレでアップスケールなバーやレストランが増えてました。
評判を聞いて行きたかったThe Pig and The Ladyで、このところ続けてお仕事を頂いている編集プロダクションの代表リサちゃんとランチ。
ここのお仕事はとても楽しいです!
いつもメールだけでやり取りをしているので、もうちょっと年長の方かと思ってたら若くてびっくり。2008年に大学卒業っていってたから、80年代生まれ、30代そこそこか。
食のシーンでも、デザインやファッションも、こういう広告出版系も、ハワイの新しいトレンドはこういう元気な20代〜30代のミレニアル世代が引っ張っている感じがすごくします。
ホテルストリートの古いビルを改造したお洒落オフィス。
店でもなんでも、NYやサンフランシスコなどの大都市にひけをとらないデザインはハワイにはあんまりなくて、やっぱりちょっとださっ、でも南の島だからまあしょうがないか、みたいな感じだったのがぐんと変わってきてる。
お金持ちの資本がハワイに流れこんでいて景気が良いということももちろんあるんだけど、シェフでもデザイナーでも、本土で教育を受けてUターンした若い人たちが自分たちで活躍の場をつくってる感じがとても頼もしい。
こちらも変わってなかった、チャイナタウンのPHO屋さん。でもちょっとファンシーなパパイヤサラダがメニューに増えてて、おばさんが日本語上手になってた。
シアトルにもPHO屋さん多いけど、やっぱりここのが一番うまいですだよ。
もやしと一緒についてくる草も、これシアトルではないんだよねー。そしてライムではなくて、地元産の超ジューシーなレモンがついてきました。
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