先週土曜日(5月21日)、サウスレイクユニオンで開催された「Art On The Fly」にいってきました。
薫さん、Joanさんたちの舞踏パレード、今回は「花魁道中」です。
伴奏はラリー・ローソンさんの尺八。禿はあすみさん&あふひさん。旗持ち男(?)は翔さん。
衣装はきものアートの真理子さんご担当です。
場所はDenny通りのWest Elmの前、デニー公園のすぐとなり、サタデーマーケットのさなかの開催でした。
朝からあいにくの雨。でも花魁がマーケットに現れると、だんだん空も晴れてきた。
フィニーウッドのアートウォークと比べるとかなり狭かったけれど、ピカピカのハイテクなビル群を背負ってで花魁が登場というのはシュールな取り合わせで素敵でした。
禿たちが 大事に捧げ持っているお重の中には何が入っているのか。玉手箱?
この地域はAmazon村。アマゾンの新しい本社ビルがにょきにょきと生えつつあり、この数年で激変した地域です。アマゾンだけじゃなくて、FacebookとかGoogleもこのへんにシアトルオフィスを移転しているようです。
テッキーな会社で働くテッキーさんたちのためのコンドミニアムもにょきにょきと出現中で、とにかく人口急増中。そんな街角に、別次元の人物たち。
この狭いマーケットの真ん中に小さなステージがあり、そこでアフリカンダンスをずっとやっていて、太鼓で踊っている人たちのビートががんがんと響いている中で、花魁は静かに踊る。
恒例、子どもたちと異世界の遭遇。
アフリカの舞台を通り過ぎるときには尺八の調べがアフリカンビートにあわせた即興になっていき、花魁もビートにあわせたインスタントコラボに。
雨がこの辺ではもうすっかり止みました。
硬いグレーのアスファルトに派手な着物が映える。
Joanさんのソロ(女性です、念のため)。
いつも何かを失くしてしまったことに驚き続けているようなキャラクター。
屋台から強力においしそうな香りが漂ってくるのをちら見しつつ…。
トウモロコシ少女が登場。
さらに謎の楽団カップルが登場!ガムラン人間か!にぎやかすぎる!
なんだかもうカオス!
ガムラン人間と花魁と尺八のスレ違い。
旗持ち男、旗重そう!
見物の人に「これはどういう意味なのか?なにかの宗教的意味があるのか」と聞かれ、いや宗教じゃなくて花魁というのは昔の高級娼館の看板で…オイランドウチュウというパレードがあって…と説明するのが大変(無理だった)。この次はあらかじめ物語を書いて配りましょう。
花魁と、ビルと、クレーンと、タコスのトラックと、横たわる男。(花魁の右後ろ注目!ここで演技してます!)
青空よりもこのくらいのグレーの空がとても似合っていました。
タコストラックの前で、暴れる女たち。
そして魂をどこかに売り渡したかのように、戻ってくるものたち。
楽しい道中でした。カメラ取り出したの久しぶりー。撮影ほんとに楽しかったけど、ピントが甘くってごめんなさい〜〜(泣)!!
初めまして!ラリーさんのお姉さん(私の義母)から、リンクを送って貰い、このブログを拝見しました。ラリーさんが、色々なイベントに参加されているパフォーマーだとは聞いていたのですが、こんな風に活動している風景を見たのは初めてです!少し寒そうな感じですが、イベントは盛り上がったみたいですね!いつも、皆さんはこの様な活動をされているのですか?
返信削除シアトルへ異動になりたいと願い、早5年になります。サンディエゴからフロリダとなり、現在もフロリダ在住です。北国生まれの寒いところ大好きな私が、何故かいつも暖かいところへ異動です。。。このブログでシアトルの風景や様子を拝見出来て、テンションが上がりました!たまに、ブログを拝見させて頂きます。
それでは、通りすがりのTakakoより
Takako 様、コメントありがとうございます。ラリーさんの伴奏で舞踏パレードを見たのはたしか二度めです。今回はとにかく周りが賑やかだったので、しっとりした感じではありませんでしたが、アフリカ音楽との即興コラボとかが面白かったです。屋外のパフォーマンスはいつも即興の要素があってインタラクティブなとこが面白いですね。
削除フロリダ!暖かそうですね。シアトルは今年は春先に異常な暑さになったのですが、五月末の今は例年通りまだ朝晩肌寒く、雨の日はヒーターつけていることもあります。
またお立ち寄りいただければ幸いです!