メキシコシティのホテルのレストランは高くてオサレ(シアトルにあっても違和感ない今ふうの内装、でも音楽がやたらうるさい)だったけど、味は別に普通でした。
朝ごはんはホテルのブッフェを利用しましたが、朝からかなり肉々しいがっつりした料理が並んでました。赤いマンゴーやグアバなどのフルーツは豊富でした。
仕事で会った別の会社の方の話では、ヒルトンの朝食ブッフェはかなり本格的なメキシコの伝統料理が出て、とてもおいしかったそうです。
ある朝の朝食には「虫」も並んでいたとか。オーセンティックですね〜。
ホテルから数ブロック離れたあたりに屋台が並んでたので、ある日の夕飯の後にクライアントさんと行ってみました。「独立記念塔」の近く。
お祭りのりんご飴や焼きそば売ってるみたいな夜店の屋台で、いろんな具材のタコス屋さんが出てた。具材の名前が書いてあるけど、わからない…。いちばん無難そうな、削ぎ肉にしました。
2個7ペソ(50セントくらい!)で、うまかった!
爽やか笑顔のタコス兄ちゃん。
でもこの2ブロックほど先のPuente de Alvarado という通りに出ると、超ハイヒールの男のおねえさんが角に立っているは、完全に頭がどこかと交信中な感じの人がパンツ(下着のパンツ)を膝まで下げてなにかをブラブラさせながらウロウロしているは、かなりやばい場所でした。
後でタクシー運転手のエドガー君に聞いたら呆れた顔で「あんなとこに行ったの?」と言ってました。
数ブロックで雰囲気が全然違います。夜は注意です。
ディエゴの壁画を見たあと、歩いてホテルに戻る前に寄った、歴史地区のカフェ、El Moro (エル・モロ)。
1935年からあるという、チュロスとチョコレートのお店です。歴史地区をグーグルマップで見ていて偶然みつけて、なにこれ絶対行きたい!と思って無理やり最後に時間を作って寄りました。
店内には壁にタイルが貼られ、モノクロ写真が飾ってあって、フリーダの時代そのままって感じ。チュロスを山盛りにしたお盆をテーブルに運ぶウェイトレスさんの制服もとてもクラシック。
歩いていると汗びっしょりになるくらい暑かったので、エスプレッソ入りの冷たいチョコレート(アイスカフェモカですね)とチュロスをオーダーしました。
お会計は映画館の窓口みたいなところで。長い清潔な前掛けをしたフロアマネージャーのような男性が英語で「いかがですか?」ととても丁寧に対応してくれます。
冷たいチョコレートは、ほんとにおいしかった。
チョコレート&チュロスという組み合わせは強烈だけど。
チュロスおじさん。メキシコの人は、写真撮っていい?と聞くとたいていポーズをとってくれます。
言葉もできない迷惑な観光客が入り込んできても嫌な顔しないで親切に根気よく対応してくれる。
そういえばピラミッド観光に忙しくて、朝からあまりちゃんとしたものを食べてなかった。空港についてから何か食べればいいやと思っていたのですが、この「Torta de pierna con mole(モレソースのかかったサンドイッチ)」が超うまそうなので買っていくことにしました。
アステカ的な顔立ちの眼光鋭いお兄さんがテキパキと作ってくれたモレ・サンドイッチは35ペソ。2ドルくらいです。
激ウマだったんですけど、しかし、私はとんでもないことをしてしまったのでした。つづく。
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