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2019/08/19

ボストンのお茶とモネと家賃


先月うちの息子がボストンに引っ越したときに一緒に行って1週間滞在してきたキリコちゃんが、おみやげに「ボストン茶会事件船&ミュージアム」で買ったお茶を持ってきてくれました。

紅茶かと思ったら意外にもグリーンティーで、自然な甘みがあってとてもおいしかった。

色はご覧のとおり、煎茶のような緑ではなくて薄い紅茶に似てますが、香りがとてもよくて、ちょっと初摘みのダージリンに似た感じ。

ボストンは息子もキリコちゃんも初めてで、最終日にボストン美術館に行ったそうだけど、この子たちはボストン美術館がどんなところなのかまったく知らずに行って、心底びっくりしたという。

ボストン美術館にちょっとした印象派のコレクションがあるなんてことを一切知らなかったキリコちゃんは、足を踏み入れた部屋にモネの絵がずらーっと並んでいたので、驚きのあまり涙が出てしまったそうです。

そりゃ泣くわ。

でもそんな、前知識もなにもなしにモネで埋まった部屋に出会えるなんて羨ましい。


ボストンはシアトル以上に家賃が高くて、うちの息子は1回分のお給料(アメリカの会社はふつう、2週間に1度お給料日があります)では払いきれない家賃のアパートメントを契約してしまったので、毎日スパゲッティとグラノーラバーで食べつないでいるそうです。

さすが私の息子、と言わざるを得ない金銭感覚であろう。

とりあえず、キューピーのごまドレッシングとカレールウとサラミとくまコーヒーを送ってやりました。

マダムMにいただいたカリントウと、にゃを美先生にいただいたオクラのねばねばスープも、おすそわけ。

母が生前、ときどきこうやってケアパッケージを日本から送ってくれたけど、ときに意図が汲み取れないようなものも入っていたことがあったなー。母ちゃん、なぜ?みたいな。

…と思いつつ。
詰め放題で送料14ドルのハコ(最大20ポンド、約9キロまで)なので、あいたところに、パントリーにあったブルドックソース(賞味期限切れ)も詰めてみた。

ボストンにはコロッケは売ってないかな…。


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2019/08/18

続・棒状おやつと切手愛


東京のマダムMより、極上カリントウの追加をいただきました‼
ちょっと太めの「ころ」ちゃんも来た。細いほうは「さえだ」さん。

上品でございますねえ。

ありがとう〜〜〜〜!


そして!にゃを美先生からもパッケージいただいた!!

ずうずうしくリクエストしてしまった、オクラいりねばねば野菜のスープとユーグレナいりきなこねじり! うれしいいいいー。
これで、残りの夏を乗り切ります。かたじけない。

すっぱり梅ゼリーはほんとにすっぱい。しかしうまい‼



ねこも来た。


そして。この切手〜〜〜〜!

なんだこれかわいすぎる。


とくにこのどうしても困った顔にみえてしまう……エイ…。さらさらと書いた


ウズラとカエルにも心を奪われる。モグラだって。猿だって。みんなかわいい。

これ江戸時代の浮世絵師の絵なんですってー。
なんとモダンなセンスであることよ!

「北斎漫画にも影響を与えたといわれる」鍬形蕙斎(くわがたけいさい)(1764-1824)の「鳥獣略画式」だそうです。
ぜんぜん知らなかった。洒脱ですねえ。

日本郵便はハコのデザインもかわいいんだよねー。



そしてみてくださいこのラインナップ。

にゃを美先生から別のときにいただいたこの切手。
サンマリノ共和国とまことちゃん…。



こちらは、今売出し中のアメリカの切手です。
ミュージックアイコンシリーズのマーヴィン・ゲイと、「ステート&カントリー・フェア」。

ステート・フェアのノスタルジックな感じがとてもよく出てて素敵です。

ステート・フェアというのは農作物などの品評会であり、移動遊園地であり、町に年に1度やってくるお祭りでもある。

このブログを書き始めて最初のころに、ピュアラップのステート・フェアの記事を書いたのでした。もう9年前!


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2019/07/04

お見送り。


よく伸びたディルの花。気持ちよく晴れた月曜日でした。


いろいろまぜこぜに茂ってる野原っぽい植え込み。


さて、うちの息子。大学卒業後、就活2年目(というか…)にしてようやくインターンシップを得て、東海岸にゆくことになりました。 とりあえず1年、の予定。


シアトル最後の晩ごはんは、隣のお宅がよく見えるうちのキッチンテーブルにて。
旬のソックアイサーモンが安かったのでムニエルに。
そうそう、ごはんは感謝して食べなさいね。


ふつうのキャベツ味噌汁、白ごはん(大盛り)。


Kちゃんは1週間同行して、東海岸のようすを偵察に行ってきます。


ゲートに消えていくきのこ頭。いってらっしゃい。
ちゃんとご飯を食べて、よく寝てよく働きなさい。

出発前の数日は、私がすることは何もないのにまったく落ち着かなくてソワソワしてあまり何も手につかなかったので、ゲートをくぐって行っちゃったらぐっと来るのかなと思ったけど、まだあんまり実感がありません。なにかひと仕事終えた感が。 私がすることは別に何もなかったんですけどね。

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2019/04/10

自己標的バイアス


10代のころ、わたしにはチエコちゃん(仮名)という親友がおりました。

わたしよりも3歳くらい年下の家出少女だったチエコちゃんは、いつのまにかうちに転がりこんできて、いつのまにか同居人になってました。

チエコちゃんは暴走機関車のように有無を言わせないドライブを持つ少女で、いつも想定外のスピードでデタラメで魅惑的な方向にすっ飛んでいき、小心者のわたしは「ちょ、ちょっと、それはないんじゃない」とかいちおう言いながら内心ドキドキワクワクしてあとを追うフォロワーでした。

そのあといろいろあって会わない期間があり、それぞれ結婚して、わたしはハワイに引っ越して離婚して、しばらくぶりに子連れで帰国したときに連絡したら、チエコちゃんは前よりもきつくねじれてしまっていて、
「いつ会う?この日とこの日とこの日だったら大丈夫だけど」
という会話のあと、いきなりキレてわたしに絶交を言い渡したのでした。

「そんなことを言われてどんな気持ちになると思う?」

と切羽詰まった声で言われて、いったい自分が何をしてしまったのか、何が起こったのか、その時は全然わかりませんでした。

何年かたってから考えてみて(遅い)、ああ、あの子はしばらくぶりに日本に帰ってきた親友のはずのわたしが、全面的に彼女だけのために時間をあけてべったべたにつきあわなかったことに、とても深く傷ついてしまったんだなあ、ということがやっとわかったのでした。

もちろん、数週間の限られた滞在期間で用事をこなしたり親戚に会ったり親と一緒に旅行に行ったりほかの旧友にも会ったりもしたいというわたしの都合など、チエコちゃんにとってはまったく眼中になく。

「ともぞは自分にもっともっと会いたいと思ってくれない > ともぞは自分なんかどうでもいいと思っている」
という方向に、きっと心のすべてがフォーカスされてしまっていたのだろうと思います。

その後もまた連絡を取り直したのだけど、よく似た状況でまた彼女を爆発させてしまい、わたしも自分の生活と子育てでいっぱいいっぱいだったので、そのあとはもうどちらからも連絡を取ることはありませんでした。

一時は姉妹みたいに四六時中一緒にいたのに、今は彼女がどこかで元気に生きているのかどうかも、まったくわかりません。幸せでいてくれるといいなと思う。本当に。



このあいだ、あるエッセイを読んでいて「自己愛性パーソナリティ障害」というのにいきあたり、はっこれだ、と30年以上前のチエコとわたしがよみがえってきたのでした。

ウィキペディアにあったこんな引用が目をひきました。

(ここから引用)
プライドの高い人”とは、一般に自己評価の低い人である。だから、他人からの評価によって傷つくのである。逆にいえば、他人からの評価によって揺らぐような低い自己評価所持者が「プライドの高い人」と周囲から認識されることになる。
(ここまで)

うんうんうん。そうね。そうだと思う。そうだったそうだった。

出典は中井久夫著『世に棲む患者』 筑摩書房、2011年。これ読んでみたい。

パーソナリティ障害までいかずとも、相手が本当にどう思っているかにかかわらず、(たいていの場合、相手は自分のことなどほとんど気にもとめていないのに) 「あの人はこう思ってるに違いない」と思い込む傾向を「自己標的バイアス」というそうですが、これってたぶん、程度の差はあっても誰でもやってることだと思う。

このあいだ、ほんのちょっとしたことから、ある人に「あなたは人をコントロールしようとしている」みたいなことを言われて超おどろいた事件がありました。

その人は知的でコミュニケーション能力もすごく高いし、社会的にもわたしよりずっと立派な地位を得ている立派な人なんだけど、ちょっとしたわたしの言動を自分への攻撃であるかのように感じてしまったらしく、えらく激昂してしまったのです。

自分のちょっとした動作に対して「えっまじでそんなこと1ミクロンも思ってないんですけど?」というような解釈をされて、本気でおどろきました。

なんだこれ、ものすごく久しぶりだという感じがして、思い出したのがチエコ(仮名)。

こんなにちゃんとした人でも、こんなにも情緒不安定なところがあるんだ!というのにもびっくりでしたが、そこそこ社会的地位が高いからこそプライドが高くて傷つきやすい人も多いのかもしれない。



たいていの人はそうだと思うけど、知らないあいだに、相手に、そして世界に、自分のことをこう見てこう反応してほしいということを、漠然と期待しているんですよね。

そしてその自分の期待に気づいてないことが多い。

わたしもよく、クライアントさんにメールを送ったのにすぐに連絡がないと、自分が何か仕出かして怒らせたのかな、と心配になったり、息子に頼んだことをすぐにしてくれないと、バカにしてんのかコラ!と腹をたてたりします。

でも単にクライアントさんは忙しくてテンパってるだけで、息子は単に誰かに似てズボラで忘れっぽいだけだったりするのです。

それを、どんなに忙しくても一行返信しないなんて馬鹿にしてる!とか、頼んだことを3秒で忘れるなんて私を尊重していないからだ!なんて考えはじめると、これが地獄への第一歩なんですよね。

その先にあるのはチエコ症候群。

人の反応に期待するのを止めるだけで、世界はけっこうシンプルで暮らしやすくなるんだけどな。

多分いまでも私に腹を立てているチエコにもそれを知らせてあげたいと思うんだけど、それはきっと私の仕事じゃないんでしょう。


腹立てるだけ損なんだよチエコ! 


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2019/01/02

今年のお雑煮とおせち


あけましておめでとうございます。

今年も、平和に明けていきました。

お元日はスーパーママ・Yさんちでのおせち大会。
おかげで今年も素敵なおせちをいただけました。

わたくしはぶり照り(焼いた)とスモークサーモン(買った)、前日と前々日に作ったごぼうと黒豆で参戦。

黒豆は、(ΦωΦ)ママNさんにいただいた立派な丹波の黒豆。ぜってー自分じゃ買わない高級品。
重曹を使わず地道に煮る白ごはん.comレシピでやってみたけどやっぱ硬かった無念。火加減か、ひたし時間が足りなかったかなー。
おまめそのものがとてもおいしいので、硬いなりにおいしいかったですが。昔、おばあちゃんがアルミのなべでことことと煮ていた小さな黒豆はこのくらい硬かった気がする。

伊達巻は、Yさんのお手製ですよ! 煮物もきんとんもなんと美しいことか。
13家族〜くらいが集まって持ち寄り、できあがったビューティフルおせちです。


朝のお雑煮。 小松菜はないので水菜。


舞踏家薫氏作の、博多式豪華お雑煮。イズミダイとあご風魚だし、クレソン入りです。超うま。


この日3杯目のお雑煮。K家のホープ、板前Mくんの、新潟風お雑煮。かつおだしに大根としいたけ、鮭でこっくりうまみたっぷり。こちらもイクラのせの豪華版で超うまうま。

もう無理無理とおもいながらするすると食べられてしまいました。これを幸せといわずしてなんというのだ。

たらふく食べるのに忙しく、K家のかわいこちゃん(ΦωΦ)の写真を取り忘れた無念。

今年ものっけからがつんとインスパイアしてくれる、強くてマメで心やさしい素敵なみなさんに心から感謝。いろいろほんとうにありがとう。



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2018/12/28

今年のクリスマス



今年は、文字通り寝ているあいだにクリスマスがやってきてしまったので、息子へのプレゼントも用意する時間がなかった。それなのにクリスマスの朝、うちにプレゼントを持っておしかけてきてくれたM家のひとびと(涙)。

ユーカリの葉とネコヤナギで飾ったオサレなプレゼントをたくさんもらった。



クリスマスディナーはまた近所にかえってきたCTファミリーの家に、おしかける。

CT3号!数年ぶりの対面で、兄弟だったはずのうちの息子に吠えまくり。忘れてしまったわけじゃなくて、「お前いったいいままでどこにいたんや」と文句をいっていたのだとみんなで解釈。


DWELLマガジンにでてきそうなオサレリビングでオサレディナーを。
蟹〜〜!
そしてブラックライスとビーツのサラダ。


わたしのコントリビューションは何の脈絡もなく大根と油あげの煮物。


デザートも代官山のビストロのような美しいスイーツ盛り合わせ。



ペパーミントキャンディにアイスクリーム、CTちゃん自作のホワイトチョコの雪の結晶でした。ビューティフルでござる。なんでみんなこんなにマメなの!

頼れる面白い友人と家族がいておいしいものがたんまりあって、幸せすぎる年の暮れなり。


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おいしい病院食


入院中のごはんなど。

おいしかったシリーズ、鮭のグリル。
持参のお醤油またはシーソルトを足すとさらに上等に。


鮭は3回くらい食べちゃった。この右にあるエンゼルフードケーキはしかし、匂いをかいだだけで血糖値が急上昇しそうなほど甘くて、ひとくちで断念。あまりにも砂糖の量が多すぎるよ。


ポテトクラストつきベークドコッド、というのもおいしかったです。
つけあわせのグリーンビーンズは、不思議なことに注文するたびに仕上がりが違う。この日はにんにく炒めで、ほかの日のはただゆでただけのがでてきた。


フィットチーネのマリナーラソース。チーズがいっぱいのっていた。チキンのローストもおいしかったです。手術後、食欲がもりもりでした。


そしてKちゃんが焼いてもってきてくれた、スコーン。


生クリームとジャムもついてるでよ。
ちょうど検温にやってきた看護師さんが「あらまあ!今年見たなかで一番おいしそうなごはんだわ!」と言ってました。


夜勤の看護師トリスタンちゃんのタトゥーがあんまり素敵だったので撮らせてもらった。
これは『ウォーターシップダウンのうさぎたち』の主人公なんだそうです。
パートナーとおそろいなんだって。
 左腕にはスズメのタトゥーが。


最後の病室(3回入院した)は個室でした。床ずれ防止のため、じっとしてると時々にゅわーんとマットレスが動くこのベッド。


そういえば、夏に日本から送った8キログラムの船便の書籍がどこかに紛失してしまい届きませんでした。この村上春樹「雑文集」はどうしても読みたかったのでアマゾンで書い直してねこパパPさんに日本からもってきてもらった。

この中の「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」を読んだあと、ものすごくものすごく牡蠣フライが食べたくなってしまい、退院後3日めに牡蠣フライをつくって食べました。


ワシントン産牡蠣の瓶詰めで。完璧とはいえないけどおいしかった。


病室から見えたなにかの研究施設らしい手前のビル。エドワード・ホッパー的な寂しい窓とあかり。


神々しい朝日。あのスミスタワーのてっぺんの部屋には、まだ同じファミリーが住んでるのかしら。


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2018/12/26

12月いろいろ


メリークリスマスでした!

12月はいろいろ盛りだくさんでした。
この歳になって人生初の体験がてんこもりでござった。
 


人生初その1、エマージェンシールーム。

息子が小さいときはゲボ熱とか脱臼とか脳震盪とか、年中行事のように何度も何度もERにつれて行き、そこで一夜を明かしたことがあったけど、自分が収容されたのははじめて。今回は息子に強制連行され、人生初のERへ。

そして人生初の救急車ライド。病院への搬送なので、救急車とはいえサイレンは鳴らしてくれませんでした。ちょっと残念。



人生初ストレッチャーライド。出産以外で入院したのも人生初。

さらには手術も全身麻酔も人生初でした。


病室はとても眺めがよくて、超快適でした。

しかし、毎朝夜明けの4時に、枕もとに静かに現れるラボテクニシャンに毎朝血を抜かれるのが不気味でした。

入院中、覚えきれないほどの看護師さんやお医者さんに会ったけど、アメリカの看護師さん、一人ひとりむちゃくちゃにキャラが立っててものすごく面白かった。
看護師さんはほとんど毎日、朝と夜と、担当が変わる。

どうみて70歳は超えていそうなおじいちゃん看護師(愛想悪い)もいれば、 トナカイのつのをつけて登場したやたら元気はいいが頼んだことをすべて忘れる看護師も、きっとトランスジェンダーだとおもわれる看護師さんもいた。ものすごく愛想がよくてものすごく仕事ができそうな人も、どちらもそれほどでもない人も。

血を取りに来る技術者もナースの皆さんも、静脈に針さすのがものすごく上手な人とそうでない人がいる。



お花もたくさんいただきました。

自分はなんと心優しく頼もしい人々に囲まれていることか、としみじみ実感したひと月でした。 

しかし病院って、すっぴんでヨダレをたらして爆睡しているところへ人(医師)が普通につかつかとやってきて突然かなり込み入った深刻な会話を始めるという、実にシュールな場所である。医師がイケメンだと、いろいろな面でかなり悲しい。



病院食でおいしかったのは野菜のコンソメスープと、白粥みたいな「クリームオブライス」。ようするにお米のおかゆ。アメリカ人はこれに砂糖を入れて食べるらしい。

驚天動地のまずさだったのがトマトスープ。
一人前につき大さじ3杯分くらい砂糖がはいってる感じの甘さで、もうどこがどうトマトなのか謎な味。
こんなものを病人に出していいのか。一体どこからどう狂ってしまったのか、知りたいような知りたくないような。

病院食はおいしいものと極端にまずいものの落差が激しかった。ケーキなどスイーツ系もアメリカンのトラディショナルな激甘そのまま。学校のランチ改革に何年か前に裸のシェフオリバーが乗り出したけど、ほんとに病院食なんとかしたほうがいいよ!


夜景も綺麗でしたのよ。まるでシアトルのダウンタウンにステイケーションに来たような。
夜明けに血は抜かれるけどな。





そんなこんなでわたわたしているうちにあっという間にクリスマスになっていて、今年はカードもなにも送れませんでした。

ハワイからラウラウちゃんがフラガールとマラサダもってきてくれた♡(涙)



火曜に手術して、予後がよかったので同じ週の金曜に退院。
「なんなら木曜に帰ってもいいよ?」と、医師たちは帰ってほしそうにしていたのだが、もう一日いさせて、とねばった。

アメリカの病院はあまり居座らせてくれない。日本にいる友人のお父さんは入院8ヶ月だって。それもすごいよね。

うちに帰ったら、クリスマスイブに東京からケアパッケージが届きました♡
なおみ先生とマダムMから、ダブルで到着! 嬉しい(号泣)。


箱の裏には、この夏に交流できなかった大天使3兄弟が!(ΦωΦ)(ΦωΦ)(ΦωΦ)!

とらやカフェのバッグのデザイン、謎な生物すぎる。アバンギャルドな虎。

ようかんとか西原先生新刊とか肌触りのよい湯たんぽとか、うれちいー。お守りも、ありがとうー。

いろんな人がお祈りをしてくれて、ほんとに幸せな12月でした。


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