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2013/08/07

新しいご近所のTuesday Night Out


 


きのうの火曜日は、National Night Out でした。

犯罪防止のイベントとして始まったものだけど、シアトルではあちこちのネイバーフッドで道路を封鎖してブロックパーティが繰り広げられる「Tuesday Night Out」の日として親しまれてます。

自分の近所に住んでる人と知り合いになるのは、確かに犯罪防止にも役立つ。
コミュニティづくりの日ということなんでしょう。


引っ越し先の近所はアパートが多いのでどうかなと思ったら、なんだかけっこう大掛かりな町内イベントだった。
子どものためのフェイスペインティング、いろんな情報ブース(雨水の利用法とか災害時のキット情報など)、 バラードマーケットのお買い物券が当たるドローイングまで。


山羊も来てました。

耳の小さい種類の山羊なんだそうです。

Seattle Farm Supply 「An urban Farming Supply Store」という、都会でニワトリや山羊を飼いたい人のための用品やひよこなどを売っている会社(この近くにある)の展示ブツ。ひよこもいました。



山羊もシアトルらしいけど、バンドもシアトルらしい。ギター、ベース、チェロ、ドラムスの編成でした。

来てる人も、子ども、10代や20代のワカモノからおじいちゃんおばあちゃんたちまで色々。6時から9時くらいまで賑やかでした。

うちのリビングのすぐお向かいのカップルと初めて会うことができただけでも、行ってみて良かった。
 

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2013/08/04

眺めの良い崖散歩


7月初旬に行ったハイキング。
Deception Pass の橋の近くの州立公園のトレイルです。

Skagit Valley(スカジット・バレー)、Fir Island(ファー・アイランド)ののどかな風景を通りすぎて、シアトルから1時間弱のドライブ。

冬はここにあんなにハクチョウやスノーグースが群れていたなんて嘘のような、一面緑のとうもろこし畑。


ロザリオ岬に行った時に薫さんに教えて頂いたRexville Grocery でサンドイッチを調達。

ローズ風味のレモネードというのも買ってみた。乙女なフレーバーでした。



Deception Pass State Park (デセプション・パス州立公園)は、橋の両側の海岸と森を含む広大な公園です。

広さは1672ヘクタール。明治神宮23個分。キャンプ場もいくつかあります。

橋が見えるトレイルは、Civilian Conservation CorpsのInterpretive Center というのがあるBowman Bay のビーチパークから始まってます。

州立公園なので、車を停めるには一日料金5ドルを支払うか、「ディスカバリーパス」が必要。

右に行くとロザリオ岬、左に行くとデセプション・パスの橋が見えるLighthouse Point方面。 両方行っても全長5マイルくらいの簡単ハイキング。今回は左の方へ。


行った日は快晴だったので、ビーチは大混雑。といっても水に入っている人はほとんどいません。7月でもピュージェット湾は泳ぐにはちょっと水が冷たすぎるので、ビーチ遊びの定番はカヤックかパドルボード。そしてビーチでバーベキュー。

カニ獲り用の仕掛けかごを積んだボートもありました。 カニ獲りしたい!


ビーチからけっこう急な細道を上っていくと崖の上のトレイル。落ちたらDEADLY。



橋が見えるポイント。のどかです。

なぜDeception Pass(デセプション・パス。直訳すると「惑わし水道」か)かというと。

名付けたのはやっぱりあの人。18世紀後半にこの辺を探検していた(そしてタコマ山に勝手に自分の友人レーニアの名前をつけた)バンクーバー船長。この辺の水路は入り組んでいて、このデセプション・パスも水路なのか湾なのか最初はわからず、惑わされたから、らしいです。

細長いWhidbey Island (ウィドビー島)とFidalgo Island(フィダルゴ島)の間の本当に狭い水路です。


小さなボートや観光船がいくつも通って行きますが、潮流がぶつかって流れが複雑そう。
流れがぶつかったところにこんな平らな水面が出来てました。

向こう岸は橋の反対側のキャンプ場付近。
 

この難しい潮流のなか、カヤックの練習をしている人もいました。

岩から松が生えている景色が日本ぽい。松島みたい。



いったん急坂を登ってしまったらあとは崖の上のお散歩コース。
長いケルプが 揺れる海面。広々として本当に気持ちの良い、崖散歩です。



向こう側にはたぶんサンファン島やカナダのビクトリアの島影。

そして太平洋まで一直線のファンデフカ海峡。
 



弓形のボーマン湾の向こう側にロザリオ岬が見えます。

のんびりとお弁当を食べて本を片手に昼寝をしたい感じの、眺めの良すぎるトレイルでした。

州立公園はおカネがないらしく、トレイルの道案内がまったくありません。私と友人M太郎も踏みあとを追ってうっかり崖を降りてしまったら、それは船で遊びに来る人がつけた道だったらしく、結局もとの道まで引き返しました。

「Please stay on the trail 」と書いてあるわりに、どれが正規のトレイルなのかわからないのが困りものです。

でもチャレンジ精神旺盛で元気な方には、崖のぼりや岩登りのチャンスが満載でもあります。



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2013/07/09

お手軽雪渓ハイキング レーニア山のサンライズ


独立記念日の7月4日、タホマ山 aka レーニア山に行ってきました。

(この山の名前については前にも文句を述べましたが、やっぱりタホマ/タコマ山と呼びたい)


山をすっぽり取り囲む広大な国立公園の中でも、南側山麓の「パラダイス」と、東側の「サンライズ」というエリアには駐車場やビジターセンターが揃っています。

「パラダイス」には以前に行ったことがあったので、今回は「サンライズ」に行ってみました。

クリスタル・マウンテンのスキー場があるあたりから、公園のゲートを入ってさらに20マイルくらい上ったところにあるのが「サンライズ」エリア。

ゲートからサンライズまでの道は、森を抜けたところで振り返ると目の前にどどーんと現れている巨大な山容が、迫力です。公園内で一番綺麗に見えるんじゃないだろうか。



立派なビジターセンター。このマウント・レーニア国立公園は、全米で5番目に古い国立公園なんだそうです。1899年、19世紀に制定されてます。

 「サンライズ」がオープンしたのは1931年、昭和6年。

公園のサイトには、T型フォードやらの車がずらっと並んでる1930年代の駐車場の写真が載ってます。アメリカの車文化はこの当時からの筋金入りですね。



サンライズの駐車場からすぐ上にある簡単なループのトレイル「Sourdough Ridge Loop」を歩いてみました。

一周1.3マイル、約2キロ、登りはほんのちょこっとだけの、お子様連れにも最適という遊歩道のようなコース。


とはいえこの辺は標高6400フィート超え、約2000メートル。ようやく雪が解けて花が咲き出したばかり。
サンライズの駐車場まで上がって来る道は、前日の7月3日にオープンしたてでした。


このアネモネ/翁草の仲間らしい「ウェスタン・パスクフラワー」が、山腹にたくさん咲いてました。



小さなお子さんやお年寄りもたくさん来ているコースではありますが、ところどころはこの通り、まだがっつり雪に覆われてます。滑りにくい靴か、杖は必須。 ハイキングシューズで正解でした。


シアトルから車で2時間ほど、駐車場から徒歩数分!でこの高山気分が味わえるとは、なんとも贅沢ではありませんか。


 夏はもっと混むのでしょうが、まだ人もそんなに多くないし、まだ雪も解けきっていなくて足もともドロドロでないし、花も咲いてるし、7月初旬は最高のコンディションです。

それにしても、小さな、ほんとに赤ちゃんとかよちよち歩きの幼児を連れてやって来ているお父さんお母さんの多いことよ! 

子どもを背負ってこの崖っぺり、しかも雪道を歩くのなんて私には絶対無理。感心してしまいました。



 ハイジとペーターが走ってきそうな氷河の地形。


Sourdough Ridge Loopから少し足を伸ばして、往復1.3マイル、2キロくらいのところにあるFrozen Lake まで行ってみました。

大きな雪渓のほとりを歩いて行きます。



 Frozen Lake(フローズン・レイク)。ほんとに凍っていた。氷山のような薄い青色の氷の上を通ってびゅうびゅう吹いてくる風が氷のように冷たい。



風を避けておにぎりを食べていたら、背中のあたりにこんな人がウロウロしていました。

野生動物に食べものをやってはいけませんとさんざん書いてあるのに、ついあげてしまう人が多いのだと思われる。人がごはんを食べていると、すぐ近くまですり寄ってくるのでした。


 
山が好きだったうちの父母も連れてきてあげたかったなー。
もう二人とも他界してしまったのですが、生きていれば70代はじめ。余裕で歩けたはずです。


お得感たっぷりなサンライズでした。

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2013/07/02

水無月の宵


6月末、夏至でスーパームーンの満月だった土曜日。『水無月の宵』公演に行ってきました。


この日は出演者も5名と多く、とってもダイナミックな舞台でした。

 第一部は、書のライブ。天から聞こえてくる読経を背景に、淡々と文字を書いていく、よしこ氏。



かっこええ!
白いスカートに描かれた「無有恐怖」に、がっつんとやられました。


書の世界のことはなーんにも知りませんが、よしこ氏の書はとても自由で真面目ですごくカッコ良いと思う。



物惜しみしない真摯な情熱を感じるのです。



第二部の舞踏は、また、これまで観たものとは全然違うパワーがあって面白かった。

出演のみなさんは、奥村薫+北井千種(琴)+とからちか+座間晶子 の四氏。

一人一人またこれが、とても真面目で自己鍛錬に厳しい方々なのですが、それが合わさってなんだか今回はガーリーなはっちゃけた感じもする舞台で、楽しかったです。




 女子の宵。

「うき人を月にはさすが待たれけん 伽羅の香残るおばしまのあたり」(与謝野晶子)
 


 「ねたみもつ女神はばかる黒髪の かひなにかろき夕の人よ」


 フィナーレ近くのこの大騒ぎが楽しかった。パジャマパーティみたいだ。魂のパジャマパーティ。
 女子は楽しい。女子で良かった。ふふふ。と思う公演でした。



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2013/07/01

レニアーチェリーが来た


チェリーの季節です。レニアーチェリーがお店に並んでいます。
今年の初物。 ワシントン州に住んでて良かったと思うひととき。

去年はまだこの時期うすら寒くて、街のひとたちが「シアトルの夏は7月4日からだから」と互いに慰めあっているのを毎日のように耳にしたものでしたが、今年はもう先週から全開で夏モードです。

今日あたりは華氏90度(摂氏32度)を超え、あろうことか「暑い」と文句を言う人まで。
シアトルでそんなことを言ってはいけません。去年の寂しい夏を忘れたんですか!
…とはいえ、普段体が慣れていないせいか、たまに日に当たるとすっごく疲れて眠くなったりするんですよね。
 
 何年に一度か、とても暑い夏が来るようで、私が引っ越してきた2009年は記憶に残る猛暑の夏だったようです。私は8月半ばに来たのですが、その年は9月も末までずっとお天気が良くて、気持ちの良い、長い夏でした。 今年もそうだといいな。

 去年はそういえば、今頃、このチェリーたちがたわわに実るチェリー街道のあたりに行ってみたのだった。懐かしい。


今年の6月はちょっと忙しくて更新も滞っておりましたが、7月は超暇モードに突入!
わーい(自暴自棄)。

とりあえず日光を思う存分、吸収したいと思います!


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2013/06/20

にんにくスピアーズ


これもけっこう前のことになってしまった。 にんにくスピアーズ(garlic spears)がマーケットに出ていたので、買ってみました。

日本で売ってる「にんにくの芽」より太い。エレファント・ガーリックの芽だそうです。

けっこう気長に炒めないと、花の下の萼の部分が固かった。

ごくごくシンプルに、オリーブオイルとシーソルトで炒めただけでしたが、ローストしてもおいしそう。

初夏の味覚でした。これからバーベキューの季節ですねー。


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2013/06/18

Angelcot をゲット


しばらく急にバタバタで、なにひとつ更新ができませんでした。

いやはや、すっかり夏ですね。

今日はTrader Joe'sに買い物に行ったCT嬢が 、エンジェルコットを買ってきてくれた!

去年、ZIZIさんのブログでその存在を知り、勇んでトレジョに行ったらもう売っていなくて、とても悲しい思いをした。幻のエンジェルコットです。


アプリコットの改良種らしく、限られた農園でしか栽培されていないので、このへんではトレーダージョーさんでしか手に入りません。しかも数週間だけでなくなってしまうという、アメリカでは珍しい旬なときだけのフルーツ。

すーごくジューシーでおいしかった。ところでCTちゃんは皮ごと食べていたけど、私はこの皮はちょっと毛が生えててもさっとしてるので剝いて食べました。

剝いて食べる派の人はこちらをクリック!
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