6月末、夏至でスーパームーンの満月だった土曜日。『水無月の宵』公演に行ってきました。
この日は出演者も5名と多く、とってもダイナミックな舞台でした。
第一部は、書のライブ。天から聞こえてくる読経を背景に、淡々と文字を書いていく、よしこ氏。
かっこええ!
白いスカートに描かれた「無有恐怖」に、がっつんとやられました。
書の世界のことはなーんにも知りませんが、よしこ氏の書はとても自由で真面目ですごくカッコ良いと思う。
物惜しみしない真摯な情熱を感じるのです。
第二部の舞踏は、また、これまで観たものとは全然違うパワーがあって面白かった。
出演のみなさんは、奥村薫+北井千種(琴)+とからちか+座間晶子 の四氏。
一人一人またこれが、とても真面目で自己鍛錬に厳しい方々なのですが、それが合わさってなんだか今回はガーリーなはっちゃけた感じもする舞台で、楽しかったです。
女子の宵。
「うき人を月にはさすが待たれけん 伽羅の香残るおばしまのあたり」(与謝野晶子)
「ねたみもつ女神はばかる黒髪の かひなにかろき夕の人よ」
フィナーレ近くのこの大騒ぎが楽しかった。パジャマパーティみたいだ。魂のパジャマパーティ。
女子は楽しい。女子で良かった。ふふふ。と思う公演でした。
いつもいつも、すばらしい写真と記事を有難うございます~。
返信削除最後の写真も凄くいい瞬間を捉えていて、よしこちゃんも大喜びしてました。
毎回、何かしら新しい事を取り込めたらなと思って作品を作っていますので、Tomozoさんの感想はとっても嬉しいです。
いやぁ、おなご五人衆のこのイベント、勉強会や企画の段階からとっても充実してましたわ~。いつかは、舞台のこちら側にも如何ですか…!?
Kaoruさん、こちらこそいつもありがとうございます! 毎回、期待を良い意味で裏切られるのは観客としてとても嬉しいです。 七夕に行けなかったのはつくづく残念…。
削除舞台のそちら側…ふふふ、まずは舞台の迫力をもっとなまに写せる写真が撮れるよう、精進します!