2020/09/19

RIP、RBG。


ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が亡くなってしまいました。

7月に伝記ドキュメンタリーをみて、あらためてその人柄と静かな偉業に感動していたところでした。

最高裁判事は終身制。亡くなる際に自分の代わりは「次の大統領に指名して欲しい」と希望したそうですが、もちろんトランプはさっそく右派の判事を指名してくる構え。

この大騒乱の1年に、さらにさらに、とてつもなく大きな打撃です。




 

昨夜からすこしまとまった雨が降って、シアトルはようやく綺麗な空気を取り戻しました。

久しぶりに窓を開けっ放しにできて嬉しいです。

燃えてしまった森はもとにもどらないけど。

きれいな空気や水を毎日好きなだけ浴びて暮らせるって、ほんとにどれだけ幸せなことか。




 

これは煙がやってくる少し前、近所に出されていた「ご自由にお持ちください」の椅子。




なぜかこの頃、近所に椅子がたくさん、道ばたに出してある。

このあたりもまた売りに出される家が急に増えてきて、古い住人が転出していく件数が多くなっているようです。その流れで、不用品を処分する人が多い。



諸行無常ではあるけれど。

ギンズバーグ判事のような、無数の善き人びとの意思に心から感謝して、ほんの少しでもその志を受け継いでいきたいと思います。出来るかぎり心静かに。

 

ほんのちょっとしたことから、間違いなく人も、世の中も変わっていくので。




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