その名も「たなかさん」。
ベルタウン周辺で話題レストランをいくつも経営しているTom Douglas の最新店で、厨房はロサンジェルス出身の日系シェフ(エリック田中さん)が仕切ってるのでたなかさん。
「ゆずみず」柚子ウォーターを注文。青じその葉が入っているのは斬新というか大胆というか。さわやか味でした。
テーブルに備え付けられたお薬味は、韓国風の唐辛子ペースト、ゆずコショウ風味噌など(ちゃんと覚えてない、ごめんなさい)、無国籍アジアふう。
メニューも、「オオサカ・パンケーキ(お好み焼き?)」とかオックステールとか、ルンピアとかロコモコとかラーメンとか、ハワイな感じのメニューも混ざる、わりにアットホームな食堂メニュー。
「モダン・アメリカン・アジアン・レストラン」と自ら名乗っているのはなるほどーと思う。
日本から来た日本人がプロデュースする日本料理店とは違うけれど、日本の本物を真似した「なんちゃって」ではない。無理してひねり出したフュージョン料理でもなくて、もう最初からの必然としての「アメリカン・アジアン」料理。ということは、必然的にハワイのパシフィックリム料理と似たバックグラウンド。
なすのマリネ。薄く切った揚げ茄子にコリアンダーとハラペーニョ。
シアトルって、ごく真面目な正統派日本料理店と、なんちゃってなジャパニーズ料理店はけっこういっぱいあるけど、こういうカジュアルでお洒落でアジアのエッセンスを全部使ったパシフィックリムっぽいレストランって意外になかったんでは。ホノルルみたいでちょっと懐かしかった。
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