シアトルの夏はもうレイバー・デイをもって終了してしまったようで、今日は長袖でいいやって感じの摂氏22度。秋風が吹きはじめて、木の葉の色がもうちらほら変わってます。
お天気続きだった今年の夏に活躍してくれた、水だしコーヒー。随分前に器具を頂いたのだけど、1パウンドのコーヒーを一挙に使わなければならないというので使用を躊躇していた。
先日友人数人が集まることがあったので、初めて箱から出してきてみました。
Toddy Cold Brew というメーカーの、きわめてシンプルな道具。姿かたちは、なんだか病院で使うなにかの器具みたいに無骨でいかにもアメリカン。
なんでも、Toddさんという化学エンジニアの人が、ペルー式のコーヒーを飲んで感激して、同じ味が出せる製法を研究してつくったのだそうです。
そういえば、実験装置的なたたずまいでもある。
作り方も超シンプル。1パウンド(400グラム強)のコーヒーと水7カップを静かに順々に注ぎ、冷蔵庫で10時間以上放置するだけ。
これで、びっくりするほどまろやかなコーヒーが出来上がる。濃縮液なので、水で薄めてもお湯で薄めても、ミルクでカフェオレにしてもよろしい。
いれたコーヒーは2週間くらい保つみたいです。
これであのコピ・ルアックのような(飲んだことないけど)まろやかコーヒーがご家庭で簡単に。
そういえば、コピ・ルアックの偽物を発見する方法を、日本の博士が発見したそうです。コピ・ルアックの豆にいちばん顕著なのは「クエン酸」なんだそうです。研究がすすめば、ジャコウネコの手(じゃなくて腹)を借りずに、すごいコーヒーが飲めるようになるのかも。
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