2011/05/27

南部食堂


タコマに行ったら必ず寄る、このためにタコマまで行くことだってあるソウルフードレストラン『Southern Kitchen』(サウザン・キッチン)。

前に美術館に行った帰りにiPhone アプリの『Urban Spoon』で見つけて以来、用事を見つけては通ってます。「フードチャンネル」の番組でも紹介されたらしく、番組で紹介された時の写真が飾ってあった。わりあいに有名なお店らしいです。

フライドチキンは皮ぱりぱり、中ジューシーでおいしいし、キャットフィッシュ(なまず)のフライもオーセンティックです。
店内は赤と黄色が基調の明るい活気ある雰囲気。

ウェイトレスのおばちゃんが「Honey」とか「sweetie」と呼びかけてくれるところも、まるでジョージアかテネシーみたいです。


この日はキャットフィッシュのフライに、キャンディヤムと、カラードグリーン。同伴の16歳男子はマカロニチーズとフライドオクラ。

一品料理にはサイドが2種類と、コーンブレッドをパンケーキ風に焼いた「コーンケーキ」がついてくる。

サイドのチョイスはこのほか、ブラックアイド・ピーズや、コーンブレッドのドレッシング、マッシュポテト、コーンなど。

ドリンクはジャムかなにかの広口びんにどーんと入って来て、これもしみじみ南部風。
アイスティーはありがたいことにノーシュガーのチョイスがあるので無糖のものを。

ルイジアナでアイスティーをごちそうになった時、ひと口でがつんと脳に来る甘さというのが世の中にあるのを知った。

これは絶対に作ってくれたおばあちゃんが砂糖の量を間違えたんだと思ったら、それが南部のデフォルトなのでした。

水分の半分量くらい砂糖が入っているとしか思えない甘さ。
どろーんと蒸し暑い(まじ暑い)南部の午後に、戸外で大汗をかいて働いた後、キーンと冷やして飲むカロリー補給にはもしかしたら良いのかもしれないけど、日本人にとっては、飲料としてとても無理な糖度。

ここのスウィートティーが本場の甘さなのかどうかは、まだ怖くて試せないでいます。

左側のオレンジ色ののみものは、「マンゴーレモネード」。マンゴーの切り身がたくさん沈んでて、この上に生クリームまで載ってくる。しかしこれはそれほど暴力的に甘くはなくて、おいしいです。

さてこの物体はなんでしょう。↓↓↓


…答えは、デザートの「ピーチコブラー」。 見ただけで血糖値があがりそうです。

桃缶ひと缶分にさらに砂糖を加えて煮詰めた感じといったら良いでしょうか。

うちの16歳男子は、これを完食した。

そしてボソっと日本語で「これ毎日食べたら死ぬよ。40歳で」とつぶやいた。 

ちょっとこのデザートは、生命の危険がありそう。

でもお料理はホントにおいしいですよ。カロリー超高ですが! 



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2 件のコメント:

  1. 以前、Tomozoさんが、Tacomaでソウルフードのいいお店を見つけたって書いてらしたときに、気になったんですよ~。
    ご紹介頂いて感謝!だいぶ体調がよくなったので、Tacomaまで足を延ばした時に是非行ってみたいと思います。ノーマン・ロックウェル展も、行こう行こうと思いつつ、結局、行けなさそうで残念!!

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  2. ここのお食事、妊婦さんにはかなりヘビーかも…! 
    くれぐれもデザートはパスされますよう(笑)。
    でも「スウィート・ポテト・パイ」は試してみたいんですよねー、懲りもせず。

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