2011/04/21

ワイナリーの孔雀

先日、Woodynville のワイナリーに連れていって頂いた。
シアトル中心からは、東北方面に車で30分くらい。

Chateau Ste. Michelle (シャトー・サン・ミッシェル)は日本でもわりと知られているワイナリーらしい。このシャトーの絵がラベルになってる、安くておいしいリースリング(10ドルくらいだった、たしか)はハワイのスーパーでもよく買っていた。

特大ドアをぎーと押して入ると、気さくな受付のお姉さんがいて、今ツアー(無料)が始まったばかりだから早く早く!とワイン工場のほうへ有無をいわさず案内してくれた。


この「シャトー」では白ワインを作っている。
コロンビア川あたりで作った白ワイン用のブドウをここに運んで来て、醸造するとのこと。


発酵が進んだところでキューっと冷やして発酵を止めるのだそうだ。
タンクはインド象でもらくらく格納できそうな大きさ。
工場内にはブドウの発酵した甘酸っぱいニオイがたちこめている。工場の床もタンクもぴかぴか。


シアトル近辺ではもちろん寒くてブドウ畑は無理だけど、ワシントン州とオレゴン州境のコロンビア川流域は、雨も少なく日当りよく風もほどほどにあたる、ブドウ作りにぴったりの丘陵地で、最近めきめき国際的に評価の高いワインを産み出してるそうです。


ツアーを案内してくれたのはワイン博士みたいなおじさん。白ワインを熟成させる樽はフランスのオークでないと駄目なので何千個と購入したとか。赤ワインだとアメリカのオークでもいいのだとか。あれ逆だったかな?うろ覚え。

ツアーのお客さんはほかには、フランスから観光中のご両親を案内している青年の3人連れだった。フランスお父さんは大変興味深そうに見学していた。

ツアーのあとは4種類くらいをテイスティングさせてくれる。
ワインは好きだけど、とにかくお酒がほとんど飲めないし、何もわかりません。ソムリエの人がワインを形容する形容詞って面白い。「ダークチェリー」とか「ライチ」とかのフルーツ系はまだしも「チョコレート」「ほのかな土の香り」「煙」「炭」とか、そういわれてみれば、とついその世界に引き込まれてしまう。

 ワイナリーといえば、やっぱり思い出す『Sideways』。あれはナパだけど、おもしろかったー。

 ワイナリーのお庭には孔雀が放し飼いになっている。


満開のコブシの枝にとまって屏風絵のようだった。



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4 件のコメント:

  1. 孔雀の鮮やかな色に目を奪われてしまいました。
    最近、綺麗な色ばかりに目が入ってしまいます。
    素敵なワイナリーですね!
    私はワインに関しては下戸で少量しか楽しめないのですが
    ワイナリーで食べ物持ち寄ってパーティするのが気持ちよくて大好きです。
    そんな季節がもうすぐそこまで来ているのかと思うとワクワクします。

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  2. 孔雀が放し飼いってゴージャスですね~
    ワシントン州のワイナリー巡り、してみたいんです。Chateau Ste. Michelle、建物も素敵。本当にシャトーみたいなんですね。あのラベル、建物だったのか、と初めて知りました。ツアーも楽しそう!
    Sideways、私も大好きな映画です!!また見たくなってきましたよ~。

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  3. Naho さん、オレゴン方面にもワイナリーがたくさんありそうですね。
    わたしもたくさん飲めないので気持ちだけ、ですが、ワイナリーでの持ち寄りパーティ、楽しそう!なかなかパーっと晴れませんが、戸外で食事の出来る気持ちの良い季節が早く来てほしいですね。

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  4. ZIZIさん、ここのシャトーはお庭も立派で、裏のほうには野外コンサート用の会場もありました。いろいろイベントもやっているらしいですよ。
    お城のような大きな木の扉を押して入るのが、なかなか素敵です。
    Sideways、いいですよねー。
    ファーストフードレストランでとっときのワインを飲むシーンが好きです。

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