2011/07/21
雨の日の本の町
Beavertonからの帰り道、ポートランドにちょっとだけ寄った。大雨の日曜日。
町歩きしたい天気でもなく、少年は疲れて車に帰って寝てしまったので、ほんとにちょっとだけ。
Rose City らしく、いたるところにバラが満開だったのに、花の写真を撮る余裕もなく…。でもポートランドに行ったらここだけは素通りできない「City of Books」Powell'sには行ってきました。
「レッドルーム」のカートはねこ仕様。店内はジャンル別に色で分けられていて、迷路のよう。
店内ナビゲート用のiPhoneアプリも出来たそうです。
「本の町」の延々と続く棚には、古本と新刊が仲良く同居していて、ほかでは出会えないような本がひょっくり見つかる。日本語の古本も大きな棚2つ分あります。
2011/07/20
Hillsboro
オレゴンのBeaverton に行った土曜日。夕飯になぜか無性に魚が食べたくて、ポートランドのNahoさんのブログで教えて頂いた、Hillsboro (ヒルズボロ)の日本食レストラン&居酒屋「旬」で、お魚定食を食べてきました。リーズナブルで感じの良いお店でした。
着いたらたまたま、ヒルズボロのダウンタウンで、道路を閉鎖して自転車レースをやっていた。
オレゴン州は、ワシントン州のシアトル近辺よりも自転車道路がしっかり充実している感じ。ポートランドは「全米一の自転車都市」に選ばれたこともある そうです。
全体的にオレゴン州は道路が綺麗な印象。あんまり、穴とかあいてない気がする。
ヒルズボロは歴史のありそうなこじんまりした町で、「旬」の入っている建物は、昔の図書館だったところらしかった。ダウンタウンも本当に小さいけれど、こんなイベントをやっているところをみると、そこそこ活気があるのでしょう。
Nahoさん情報によると、このあたりはヒスパニック人口がとても多いとのことで、教えて頂いたメキシカン・スーパーマーケットに寄ってみたら、本当にそこはメヒコ!楽しかった。
ポートランドまで行く電車(ライトレール)も、綺麗で利用しやすそうだった。もちろん、自転車の持ち込みOK。
ノースウェストでは、自転車に乗らないとソンかもしれません。
着いたらたまたま、ヒルズボロのダウンタウンで、道路を閉鎖して自転車レースをやっていた。
オレゴン州は、ワシントン州のシアトル近辺よりも自転車道路がしっかり充実している感じ。ポートランドは「全米一の自転車都市」に選ばれたこともある そうです。
全体的にオレゴン州は道路が綺麗な印象。あんまり、穴とかあいてない気がする。
ヒルズボロは歴史のありそうなこじんまりした町で、「旬」の入っている建物は、昔の図書館だったところらしかった。ダウンタウンも本当に小さいけれど、こんなイベントをやっているところをみると、そこそこ活気があるのでしょう。
Nahoさん情報によると、このあたりはヒスパニック人口がとても多いとのことで、教えて頂いたメキシカン・スーパーマーケットに寄ってみたら、本当にそこはメヒコ!楽しかった。
ポートランドまで行く電車(ライトレール)も、綺麗で利用しやすそうだった。もちろん、自転車の持ち込みOK。
ノースウェストでは、自転車に乗らないとソンかもしれません。
2011/07/19
ビーバートンにて
週末、息子のサッカーチームがトーナメントに参加したので観戦のため、オレゴン州のポートランド郊外、Beaverton(ビーバートン)に行ってきました。
シアトルからは3時間半くらいのドライブ。
トーナメントは金曜から日曜までだけど、わたしは土曜の午後から、途中参加で2試合だけ観戦。
土曜日の夕方はまあまあの天気で、天気予報では晴れマークがついていたのに、日曜日の準決勝は朝から大雨。
こんなありさまでした。
チームマスコットのマディーちゃん。見ているほうも靴の中までずぶ濡れの試合。
しかも、シアトルでよく降るしとしと雨じゃなくて、本格的な土砂降り。
写真も全体にフィルターがかかったように見えるけど、これは雨のカーテンです。
3戦2勝で準決勝に進出したものの、怪我人続出でこの試合は敗退。でも、最後までまずまず良い内容の試合でした。
なでしこジャパンの決勝戦はちょうど同じくらいの時間だったので、リアルタイムで見られず、録画して帰ってから見たのだけど、…延長戦のため録画時間を使い果たし、PK戦の直前で録画が終わっていたのでありました(泣)。
2011/07/18
Cherry stone
チェリーの季節です。今年は寒かったせいか(まだ涼しいし)、去年よりも少し遅い。
ワシントン州はチェリーの産地なので、ファーマーズマーケットも今はチェリー屋台がいっぱい。
グリーンレイク近くのオーロラ通り沿いに、毎年夏になると現れる産直屋台。
Yakima(ヤキマ)からの産地直送です。
「いなかったらベルをならしてください」と書かれた看板の文字が頼りなくて、『くまのプーさん』のフクロの家を思い出してしまった。
お値段は、1ポンド5.99ドル。マクファーソンのマーケットほど安くはなく、スーパーのオーガニック売り場よりはちょっと安い。
日本で「アメリカンチェリー」というと、深い暗赤色のBing (ビング)種がほとんどだけど、ワシントン州では、この明るい黄色に赤が混ざった Rainier (レーニア)種のがとてもポピュラー。
これはワシントン州生まれの品種だそうです。名前もレーニア山から取ったと思われる。
粒はビングと同じくらい大きく、酸味と甘みのバランスが良くて、当たり外れもあるけど「当たり」なのは日本のサクランボにも劣らないおいしさです。
「さくらんぼの種」は、英語ではseed ではなくて、「pit 」または「stone」。イギリス英語だとpitということが多く、アメリカでは主にstone、と辞書にあったのでアメリカ人の友人に聞いてみると、ちょっと考えてからやっぱりpit と呼ぶことが多いな、そういえば、と言っていた。
食べててガリっと噛んだときの感触が、たしかに小石のよう。「cherry stone」というのはなんとなく詩的な気がして好きな言葉です。
2011/07/16
インターナショナル・ファウンテン
シアトルセンターにある、「インターナショナル・ファウンテン」。
1962年の世界博に作られたのを、1995年にすっかりリモデルしたのだそうです。
柵を巡らした「見るだけ」の噴水だったのが、すり鉢状のアリーナの真ん中に据えられた「参加型」噴水に。
このすり鉢状の構造も、子どもたちをアリ地獄のように引き込む魔力をもっているようで。
銀色のドームから、いろいろな高さや勢いで水が出てくる。音楽がついていることもある。
コドモたちは、
1)水量が少ないときを見計らって、ドームの壁に触ってくる
2)成功したら、もう一度触りに行く
3)結局頭からびっしょり濡れる
4)周りをぐるぐる走り出す
というパターンを踏んで、あっという間に濡れねずみになっていくパターンが多いようです。
ちゃんと水着とタオルを用意して来る家族もあるけど、観光の途中で、うっかり何の着替えも用意せずに子どもをこの噴水の前に連れてきてしまったらさあ大変。
シアトルでは今年まだ貴重な(悲)夏日のエンターテイメント。ぐるぐる回る子どもたちを見ているだけでも、とても楽しい。
水の勢いと子どもたちの元気が乗り移ってきます。
1962年の世界博に作られたのを、1995年にすっかりリモデルしたのだそうです。
柵を巡らした「見るだけ」の噴水だったのが、すり鉢状のアリーナの真ん中に据えられた「参加型」噴水に。
このすり鉢状の構造も、子どもたちをアリ地獄のように引き込む魔力をもっているようで。
銀色のドームから、いろいろな高さや勢いで水が出てくる。音楽がついていることもある。
コドモたちは、
1)水量が少ないときを見計らって、ドームの壁に触ってくる
2)成功したら、もう一度触りに行く
3)結局頭からびっしょり濡れる
4)周りをぐるぐる走り出す
というパターンを踏んで、あっという間に濡れねずみになっていくパターンが多いようです。
ちゃんと水着とタオルを用意して来る家族もあるけど、観光の途中で、うっかり何の着替えも用意せずに子どもをこの噴水の前に連れてきてしまったらさあ大変。
急に子どもの手を引っ張って張り切り出すお父さんも多い。
シアトルでは今年まだ貴重な(悲)夏日のエンターテイメント。ぐるぐる回る子どもたちを見ているだけでも、とても楽しい。
水の勢いと子どもたちの元気が乗り移ってきます。
2011/07/15
EMP
シアトル名所、ランドマークの一等賞は、当然スペースニードル。
下から見るたびに、シイタケそっくりだと思う。
スペースニードルのある一角は、Seattle Center (シアトルセンター)。1962年の世界博覧会の会場だったところで、年間通していろんなイベントがあります。
敷地内にはコンサート会場のキーアリーナや、スタジアム、アーケード、サイエンスミュージアムなどがあって、冬には小さなスケートリンクも登場します。
流線型のモノレールや「スペースニードル」をはじめ、60年代が夢にみた「21世紀」風のデザインは今でも深く愛されているけれど、半世紀近くたってあちこちちょっとずつ古びてきたところへ、スペースニードルのすぐ傍らに2000年にオープンしたのが EMP ミュージアム。
館内は半分が Experience Music Project (音楽ミュージアム)、半分がScience Fiction Museum (SF博物館)。ジミ・ヘンドリックスの使ったギターをたくさん展示したジミヘン神社みたいな展示室や、楽器を触れるスタジオ、SF映画で使われたセットや小物などがたくさん。
私は中に入ったのは最初にシアトルに遊びに来た3年前に一度きりだけど、スター・ウォーズの最初の映画で実際に撮影に使われたというDeath Star があって感動した!(デス・スターは意外に小さかったですw)
今は『Avatar』展と、『NIRVANA』展を開催中。入館料は一般18ドルなり(2館共通)。
建築は、鬼才/フランク・ゲーリー氏の作品。
海の生物のような、臓器のような、うねうねしたオーガニックな形の、ワイルドな建物。
デザインそのものももちろんすごいけど、施工も相当大変だと思われる。20世紀末からのコンピュータ技術によって、初めて実現可能になった建築物です。
『スタートレック』(オリジナルのです!)のUSSエンタープライズと衣装は、外壁に作った飾り窓に展示されていて、通りすがりにも見ることができる。
これを建てた人は、マイクロソフト創業者の一人、Paul Allen さん。SF映画のホンモノ小物コレクションとロックのカリスマ達のギターコレクションをスーパークールな建物に所蔵する上、プロフットボールチームのSeahawksのオーナーでもあり、サッカーチームSounders も一部所有してらっしゃる。GEEK少年の夢を全部かなえた人物です。
ちなみにAllen さんの会社の名前は「Vulcan」! もちろんあの星の名前です。
スポーツチームや博物館経営だけではなくて、シアトルのウォーターフロント開発なんかも手がけてる。
そしてこの道をわたった反対側には、もう1人のマイクロソフト創業者ゲイツ氏の「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」の本部が、今年完成したばかり。
ゲイリー氏の宇宙生物的建物の中を、60年代の未来形だったモノレールが通っていく。
明るい午後には紫ピンクの鏡面壁が光を反射して、昔のSFに出てくるどこか遠い惑星の海辺のような光景です。
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2011/07/14
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