シアトルの観光名所ナンバーワン、パイクプレイス・マーケットの魚市場。
『FISH!』で有名な魚やさんは、今日も元気に魚を投げている。
有名なわりに意外とちっちゃい魚屋で、売り場の半分以上を占めているのはカニと鮭。もうちょっとバラエティが欲しいところだけど、日本の魚屋さんほどの多彩さは期待できないにしても、漁港の町だけにそれなりに新鮮な魚介類が手にはいる。
鮭を買うと、威勢の良い兄ちゃんたちが一斉に「はいーっ!鮭一本お買い上げえ〜〜!」みたいなかけ声とともに奥のほうにひょーっと魚を投げるパフォーマンスが超有名。
カメラを構えて遠巻きに待っている観光客のところに、時々奥からぬいぐるみの魚を投げておどかしたりする。特に若い女の子が来ると、お兄ちゃんたちの張り切り具合もマックスに。
少年、魚に遭遇の図。「I'm lingcod! (ぼく、キンムツ)」という札をつけられて吊るされた巨大魚の頭をこわそうに見ている。(食用の)魚の頭なんか日常生活で見ることないんだろうねえ。
魚はさすがに思いとどまったけど、このあと美術館>図書館のコースだったのについ見たことのないキノコがあったので、買い物袋を取り出した勢いで梨とみかんも買ってしまった。重かった。お買い物は計画的に。市場にいくと理性をなくしてしまう傾向があるので気をつけなければ。
手前の chanterelle mushroomはスーパーでもよく見かける、このあたりでよく採れる種類。日本名はアンズタケ。 加熱すると、アンズのような甘い香りがある、わりに肉厚のおいしいキノコ。
この日は初の「hedgehog mushroom 」(「ハリネズミ茸」?これは日本名みつからなかった)という、これも地元産野生のキノコを買った。名前の由来は、傘の下に小さな針状の突起がたくさんあってハリネズミのように見えるからだと思う。
ベルベットのような食感で、香りも良い繊細なキノコでした。
市場の入り口には産地直送のクリスマスツリーが並んでいた。
花屋さんの前では、学生風の二人がクリスマスソングを演奏中。師走ですねえ。
0 件のコメント:
コメントを投稿