2017/08/08
シアトルに韓国系のあの店ができていた!
U-Districtに、Hマートが開店してました!
(て、私は知らなかったんだけど、6月の卒業式前後にオープンしてたらしいです。)
キムチの品揃えがずば抜けて幅広く、肉や野菜もお安い韓国系スーパーです。
以前はシアトルから車で30〜40分くらいの郊外にしかお店がなく、一昨年ベルビューに開店したのですが、ついにシアトル市内に進出。
…とはいっても、この店はコンビニサイズ。
典型的なローソンとかファミマの大きさです。お肉売り場はこれだけー。
野菜もこれだけー。
でもさすがに学生街だけあって、半分サイズの白菜が売ってる。大根も小さめ。
んーでも、きのこのセレクションが少ないのは残念。 エリンギはあったけどしめじがない!
しかし、コンビニサイズの店舗なのにもかかわらず、味噌と醤油のこの品揃えはどうだ!
ババーン!日・中・韓、そして台湾の醤油がすべて揃っています。
醤油・みりん・酒でこの棚は埋め尽くされ、そして反対側はというと…
ごま油と韓国味噌(テンヂャンていうの?)がババーンバーンと並ぶのです。
(ジャパニーズ味噌は、冷蔵の棚に別途並んでます)。
この立地で(ワシントン大学のすぐそば)この狭さで、この調味料の充実ぶりはどうなん?と、他人事ながら突っ込みを入れたくなりますが、Hマートといえばテンジャンと醤油!とこのコーナーを目指して来る人向けなのかもしれません。
でも数ヶ月後にお菓子とカップラーメンの棚に変わっていても驚きませんが。
私の前にレジに並んでた学生風のお兄さんは、オートバイ用のフルフェイスヘルメットをかぶったまま(これ日本じゃNGですよね)、半分の白菜と牛肉を2パック買って、袋はいらないぜ、と肉パックをわしづかみにして去って行きました。今日はお鍋かな?
こんな「スパイシースープ」セットも売ってた。
韓国・中国からの留学生がものすごく多い昨今、このロケーションは当たりなのかも。
2階には化粧品と日用品。
そして、来年にはダウンタウンのPine Streetと2ndの角にもフルサイズの店が開店するそうです。前にRACKのあったとこ。パーキングはあるのかな。楽しみに待ちましょう。
2017/08/07
シアトルのアート・フェア
シアトル・アート・フェアに行ってきました。
この間シアトル美術館でコレクションの展覧会があったポール・アレンさんが創設したんだそうです。
場所はシアトル・シーホークスの本拠地センチュリーリンク・フィールドの隣。
この辺ほんとに行くたびにキレイになっている。新しいオイスター・バーとかオシャレなカフェとか雑貨店とかがたくさんできてました。
センチュリーリンク・フィールドの向かいにあるこのビルも、ただいま建築中。既存の古い、もう何十年も使われてなかったっぽいビルに新しく7階分をつけたす工事。
この路面もこじゃれたカフェかビストロかなんかになるんでしょうね。
ニューヨークなど東海岸のギャラリーもいくつも出展してて、盛況でした。
この茶色い箱は、センターピースのひとつ。
Mary Ann Peters さんの 『the world is a garden, the walls are the state』。
アラミド繊維の網のスクリーンでできた箱の中に、クレイとアクリルの花が入っていて、網をとおして角度によって中の花が透けてみえる、幻想的な箱。
草間彌生さんの作品もいくつもあった。
John McCrackenさんの「黄色い板」。1968年のミニマリスト作品。
こちらも草間さんの作品と同様、ニューヨークの超有名ギャラリーの出展でした。
これは飾る場所を選びますねー。散らかった部屋にあったら単なる作りかけのIKEAの棚板だ。
こちらはお値段出てなかったけど、この板は20万ドルくらいでしょうか。
こちらはFay Jonesさんのドローイング。好き♡ 売約済みの赤い丸が貼ってありました。
28,000ドルなり。
若いアーティストの数千ドルの作品から、世界的に有名な人の美術館クラスの作品まで、けっこう売れゆきよさそうだった。
最近シアトルに引っ越してきて、お家やコンドミニアムを買って、さてリビングに飾るアートでも買おうか、なんて感じの若いカップルも(勝手にシナリオ作ってますけど)多い感じ。
これはTracey Snellingさんの作品で、ロサンゼルスあたりにありそうなモーテルの部屋やアダルトショップ、マッサージショップなどを再現したミニチュアハウス。
写真撮ってる人が多かった。
Wolf Kahnさんの納屋。すごくキレイな色。
このギャラリーはサウスカロライナ州から参加で、アンドリュー・ワイエスや父ワイエスの作品も出展してました。
銀行や不動産屋さんのお得意様用エクスクルーシブ・ラウンジがあり、シャンパングラスを片手に鑑賞している人が多い。
美術館とは違う、「屋台」的な感じが面白かった。
この人すごく好き。Sarah McRae Mortonさんという、ペンシルバニア出身のまだ30代の画家さんで、歴史的モチーフを使った幻想的なストーリーテリングと、抑えた色に勢いのある筆使い、鮮やかなイメージ。クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本に出てきそうな感じの場面。
シアトルのFoster White Gallery で取扱い中です。お値段は5,000ドル〜20,000ドルくらい。ダイニングの壁にいかが?
2017/08/06
最近のトレーダージョーズさん。ししとうルーレットと緑茶の進化
ちょっと行かないと新しいものが増えたり減ったりしているトレーダージョーズさん。
先日の発見は、「Matcha Green Tea」と「SHISHITO PEPPERS」。
どちらも「馬から落ちて落馬」的なネーミングなんですけど、まあそこはおいといて(「抹茶グリーンティー」って、ねぇ…)。
ししとうペッパーズはHマートとかにもあるんだけど、この袋のデザインが可愛すぎて即買い。昔からジャケ買い表紙買いが多かったです。。
一袋まるごと、しょうゆと砂糖で甘辛煮にしました。ししとうペッパーズ(しつこい)は中にとびきり辛いのが素知らぬ顔をして紛れこんでいるのが特徴ですね。
この袋には大当たりが一個だけ入ってました。うちの息子は辛いのが好きなので「当たらないかなー」とわくわくしながら食べていたのに、当たらず。
わたしがたまたま食べた、ちっちゃいのが、よりによって大当たり。
ひょぇぇーとなって冷蔵庫に水をとりに走ったほど辛かったです。
ししとうルーレットには当たらないでいいからメガミリオンとかそういうものに当たりたい。
マッチャグリーンティーのほうは、中身の色はご覧のとおり皇居のお濠の水のような色ですが、まっとうな苦味のあるグリーンティーでした。
最近ほんとにマッチャはやってますね米国で。
しかしさて、この正統派抹茶グリーンティーがどこまでアメリカ人に受けるか。
「オーマイガッ、トゥービター!」と言われているかもしれませんね。
245mlで99セントでした。
冷たいお茶が手軽に飲みたいときにいいかも。これはリピートです。
どこの会社が作ってるのかなー。
ところで昨日ウワジマヤで買ったこっちは、ダメダメグリーンティー。
ポッカだったし、セールで89セント。うわーいと思って買って飲んだら、あまっ。
お砂糖17グラムも入ってた。しかもジャスミンティー。
伊藤園の「おーいお茶」の隣に並んでたから、加糖って思わないじゃない、普通。
まずくはないんだけど、これは「ARIZONA TEA」のカテゴリーです。ポッカさんもっとジャンルを分かりやすくしてください。
最近、伊藤園さんの奮闘のおかげか、普通のアメリカのスーパーでも無糖のお茶を見るようになってきて嬉しい限りなんだけど、やっぱり気は抜けませんなー。
もう15年位前だけど、ホノルルで仕事をしていた時、ワシントンDCから来た偉い人(50代白人男性)との会議に隣のABCストア(なつかしい…)で日本から空輸されたペットボトルのお茶(伊右衛門かなにか、よく覚えてません)を調達してお出ししたら、その方が「なんておいしいお茶なんだ!」と感激してた。
当時はまだ無糖のお茶のペットボトル入りというのは、アメリカ国内では前代未聞だったんですね。
砂糖が小さじ10杯くらい入ったソーダや甘いお茶か、くそまずい(個人の意見です)「ダイエット」飲料か、水しかないという不毛の地だったのが、トレジョのOEMで苦いマッチャグリーンティーが売り出されるまでに進化しました。アメリカも文化的になったものです。
2017/08/05
緑の庭をさまようタマシイ Wandering & Wondering
木曜日、ファースト・サーズデーのイベントで、シアトル日本庭園で行われた『Wandering & Wondering』に行ってきました。
毎年恒例のイベント。以前に行ったのはいつだったろう、と思ったら、うわぉ、2011年だった!6年前っ。
今回は舞踏家の薫さんは、日本へご出張のためおやすみ。
Joan Laageさん率いるKogut Butoh団が、庭園の中にさまよい出します。
古代ふうの装束が、庭園の風景に溶け込んで、神話の風景のようでした。
『日本書紀』の風景みたいでしょ。シアトルですよ。
音楽はシンセサイザーと声を使った即興でした。
集団でよろよろと出てきた舞踏家たちは、それぞれ思い思いの持ち場へ散ります。
池の上の平石に陣取るJoanさん。
なんだか室町時代あたりのひょうきんな踊り手のようでもありますね。
煙霧なので背景がすこしセピアがかっています。
舞踏家は、言葉にすることの難しい感覚をたぐり寄せ、ふだんの人間とは少し別のものに変わっていきます。
鯉がすごく良い感じの水のなかから出てきました。
ここの水もちょっと煙霧な色ですね。
水に映る影が、別のタマシイのようです。
池にかかる中橋も、Joanさんが立つと能舞台のよう。
後ろの松がまるで屏風みたいな小道具に。
池の真ん中でいったん集合した踊り手たちは、またそれぞれの場所へゆるゆると散ります。スケッチなどをしていた人びとは突然の来訪者に仰天。
木霊とかそういう感じのものになっている舞踏家。
日本の山にいる女神様はこんな感じなのかも。
ゆったりと夏の夕方をくつろいで過ごす人びとの傍らに、神さびた姿。
藤棚の下にも、ゆらゆらするタマシイが。
柳と語り合う舞踏家。
つかの間異世界になったジャパニーズガーデン。踊り手も見る人びとも楽しそうだった。
木曜は最高気温35度超えの予報も出ていたので猛暑?と思ったらそうでもなくて、穏やかな風が吹く、過ごしやすい夕方でした。
2017/08/04
煙霧の日没
今日もまだカナダの山火事の煙が去らず、シアトルの空は盛大に霞んでいます。
お天気アプリを見たら「煙霧」って、いままで見たことない天気になっている。
英語ではなんなの煙霧って?
と、英語版を見ると、
単に「スモーク」でした。
煙のおかげで、連日ものすごい夕日が見られます。
今日は日没時、フィニーの丘の上まで散歩。
道路がコミュニティ菜園になっている坂道。
ここはオリンピック半島の山々がよく見える展望スポットなんだけど、今日は煙霧で山の姿はまったく見えず。
線香花火の先っちょの火の玉のような夕日でした。
ズームにすると(iPhoneカメラ)、絵文字みたいなことになってしまった。
とても写真とは思えないけど、撮ったままです。
見えない山の後ろに日が沈んでいくので、火の玉がだんだんとパックマンみたいな形になって小さくなっていく、シュールなかんじの日没でした。
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