2014/12/27

謎のヴェルヴィータと永遠のコンフォートフード



クリスマスのディナーは、長いおつきあいのCT家でこぢんまりと過ごしました。

うちの担当はハムとクランベリーソースに、カラードグリーン、コーンブレッド、キャンディヤム、そしてマカロニ&チーズという、いつものとおり南部風のサイドディッシュメニュー。

今回のマカロニ&チーズは、基本に戻って南部のソウルフード風の伝統レシピに従いました。

なので、「Velveeta」の登場です。

材料は、シャープチェダー、マイルドチェダー、そしてVelveetaを8オンスずつ。
それと卵2個、バター2分の1カップ、エバミルク1缶、マカロニ。
これを混ぜてオーブンで焼くだけです。



この「Velveeta」というチーズ。クラフト社の製品なんですが、日本では売ってないですよね。
純粋なアメリカンフードです。

とろりとした溶け具合がベルベットのようなので、「ヴェルヴィータ」という商品名がつけられたんだそうです。

ていうかこれって本当に「チーズ」と呼べる食品なのかも、ちょっと疑問。

最初にスーパーマーケットで探したとき、チーズが並んでいる冷蔵ケースの中にいくら探してもなかったので、店員さんに聞いてみたら、全然違う場所に連れていってくれた。

そこはスナック売り場。なにかこの人は間違ったものを教えてくれようとしているのか、私の発音が悪かったのか、と心配になりはじめたとき、店員さんが指差してくれた、ナチョスとかチップスが並んでる棚の上に、このチーズはありました。

未開封なら冷蔵の必要なしとは。なんと怪しいチーズであることか、とびっくりしたのを覚えてます。

スナック売り場にあるのは当然で、アメリカンなスナックのナンバーワン的存在、ナチョスにはなくてはならないチーズです。


当然保存料も着色料もがっつり入ってます。自然派の人には白い目で見られること必至の食品ですが、南部のデフォルトなんで、目をつぶります。

ウィキによると、このチーズ、発明されたのは1918年なんですって。意外に歴史が古い。
そして1927年にクラフト社が会社ごと買収して、永遠のアメリカンチーズとして今に至るようです。

なめらかなテクスチャーは、ホエーとカードによるそうです。



マカロニ&チーズは、アメリカ人のコンフォートフードの代表格。

コンフォートフードって、カロリー高いものばっかりですね。
人は砂糖や脂肪を食べるとホッとするようにできているのでしょうか。

クリスマスディナーは6人で食べたのですが、1人あたりバター1本と砂糖1カップくらいずつ消費したような気がします。


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2 件のコメント:

  1. いしかわあきこ2015年1月3日 13:49

    チップスにつける缶入りチーズとか、スプレーのチーズとか、なかなか衝撃なものたくさんありますよねー。

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    1. ええ、あの缶入りチーズと缶入りのスプレー式クリーム(クールウィップ)は本当に衝撃的でした…。最近は日本でも売ってる? 

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