2011/08/02

カイルア湾の朝

朝のカイルアビーチ。
ビーチパークからはずっと外れた、カネオヘの海兵隊基地に近いあたり。


この辺にはめったに観光客も来ないし、カヤックやパラセーリングの人もいない。地元の子どもたちや犬たちが広々した浜を独占している。


あいにくこの朝はどんより雨雲が来ていて、晴れた昼にはソーダ飴のような色になる海が、ノースウェスト色に…(笑)。


沖のほうから雨がやって来るのが見えたので、大急ぎで荷物を仕舞って雨宿り。


ハリケーンでもない限り、ハワイの雨はすぐに乾く。1時間後には青空が登場。

2011/08/01

スーザンさんの家

カイルアで泊まったのは、スーザンさんのおうち。
ウェブで見つけた、住宅街のはずれのB&Bです。

親戚のおうちに泊まりに行ったような3日間でした。至福のハンモック。

2部屋あるのに、一度に2家族には貸さないので、リビングもプールもバスルームも貸し切り。1950年代に建った広い平屋で、道の突き当たりにあって、すぐ隣から野鳥保護区域が広がっているので、とても静かで、いろんな鳥の鳴き声が聞こえる。オアフ島にしては星空もすごく綺麗で、天の川も良く見えた。

Inn Keeper のスーザンさんは、このおうちには1977年から住んでいるそう。子どもたちは皆独立してそれぞれ家庭を持って、東海岸や西海岸に住んでいて「なかなか帰って来ないのよ」とちょっと寂しそうに言っていた。3年前にご主人を亡くして、今はこのB&B経営がホビーなのだとか。

広々した2階建てのデッキも素敵。またホームステイに行きたい。

2011/07/31

カイルア・タウン


東京には2年行かないと、新しい地下鉄の路線が開通してたり、高層ビルが完成してスカイラインが変わってたり、電車の乗り方が変わっていたり、浦島太郎な気分を味わうのだけれど、オアフ島は約2年ぶりにいっても、ワイキキやアラモアナの店がいくつか入れ替わっていたくらいで 、ほとんど変わっていなかった。


カイルア・タウンもほとんどそのまま。ドンキホーテが閉店していたけど。
むしろ驚いたのは、2年前、引っ越す直前にもうすぐ出店予定と聞いていたWhole Foods がまだ開店していなかったこと。もう店舗の建物は出来いるけど、開店は来年だそう。計画から4年か5年。これがハワイのペース。

ドンキホーテの跡には大型スーパーTARGETが出来るそうだ。カイルアタウンの住人の方から、反対運動があったけれどもう決定したと聞いた。TARGETは愛するスーパーだけど、カイルアの規模にはちょっと大型すぎると私も思う。

ビーチのそばのカラパワイ・マーケット&カフェは、もちろんそのままでした♪

 お昼はTeddy's Burger、シアトル近郊にもあるのにね…。

 そしてMaui Tacos。ここのフィッシュタコはおいしいと思ってたんだけど、シアトルのメキシカンフーズのレベルの高さを改めて感じました。やっぱり地続きなだけある。


 少年はおなじみのスケートパークへ。

2011/07/30

ラニカイ

1週間ほどハワイに行ってきました。

長いようだけど、いろんな人に会っていると1週間はほんとうーーにあっという間。
偶然も重なって、予定していたよりたくさんの人に再会できたし、お気に入りのビーチにも行けたし、シェイブアイスも食べられたし、充実の滞在でした。深く感謝です。会えなかった人やあれやこれやの心残りを考えると、またすぐ飛んで帰りたくなるけど…。

見慣れた町を運転していると2年間いなかった気がしなくって、また来週にでもあの明るいビーチに車でぱっと行けそうな気がしてしまう。


カイルアに3泊したので、まず最初に行ったのは Lanikai (ラニカイ)ビーチ。

ここの砂は、世界一(たぶん)細かい。シナモン入り粉砂糖か、きなこのよう。

観光バスも入って来られない住宅街のビーチで、トイレやシャワーもないのだけれど、遠浅で一年中波がなく穏やかなので、小さな子どもを遊ばせるには最適の砂浜です。


ビーチフロントには素敵なおうちが建ち並んでいるけど、ハワイでは海辺はすべて公共のものなので、プライベートビーチというのはありません。誰だったか、女優さんの別荘もあるのだというけど、お庭は砂浜からわりあいに丸見え。このおおらかさが良いところ。



犬のお散歩にもよいビーチ。おりこうさんの大型犬が多い。
うちのチップ君が海デビューしたのもラニカイビーチだった。



ラニカイは波がないので、カヤックやカヌーがさかんで、夕方になると練習のカヌーが行ったり来たり。

2011/07/29

Summer Camp


Mt. Baker (マウント・ベーカー)のあたりでみつけたゾウのじょうろ。

マウント・ベーカーは、サウスシアトルのワシントン湖に面したあたりの住宅街。

水辺が近くなると家々がアップスケールな感じになり、急激に住人の白人率が上がる。

水辺はどこでもやっぱり高級住宅地。 ワシントン湖畔からベーカー山が見えるというのが名前の由来だそうです。


Summer Camp の入り口でした。子どもの手描き看板がかわいい。

長い夏休み、子どもが小さいときはサマーキャンプが悩みの種だった。

アメリカは子どもを好き勝手な場所に一日放置して遊ばせておくことができない国(実際に危ないし。つい数週間前にもニューヨークで、8歳の男の子が家まで7ブロック歩いて帰る途中に迷って、道を聞いた相手が変質者で殺されてしまったという事件が報道されていた。涙)なので、働く親は、学校が休みの間、子どもを何かのプログラムに入れなくてはならない。

「キャンプ」といっても朝7時頃~3時くらいまでの学校の時間と同じようなデイプログラム。

これがまた、お値段がはる。せっかくだからちょっと特別なことが体験できる(サーフィンとかカヤックとか、アートとか、山登りとか)キャンプに送ってやりたいなと思うと、1週間300ドルとか簡単にいっちゃう。泊まりがけのキャンプなんかだと、5日間で500ドルは軽く超えたりする。


夏休み期間は6週間〜(ハワイの夏休みはほかの州より短かく、冬と春の休みが長かった)。

とても何千ドルものお金は出せないので、博物館のデイキャンプやらYMCAのプログラムやら、お財布に優しく、そして少しでも何か「タメに」なりそうなものを、と春先から必死に探したものだった。

アメリカって格差社会なんだなあと初めて痛感したのは、子どものサマーキャンプ探しの時だったかもしれない。教育には本当に、親の関心と経済力で恐ろしく差が出ることを、ひしひしと思い知ったのだった。

小学校のときの息子の友達にも、一日ゲームだけして過ごしている子もいれば、私立校のサマープログラムに朝から夕方まで通ってる子もいたし、東海岸の都市を回る見学ツアーに参加してる子もいた。

夏の間、たくさん新しいことを吸収して成長してほしいと願うのはどこの親も一緒だと思うのだけど、それぞれ出来る範囲は当然、限られている。

そして中学生になり、放置しても良い年齢になりサマーキャンプの悩みがなくなると、次にはもっと大きなカレッジ問題が待っているのです…。

2011/07/23

オレゴン州Aloha町

オレゴン州、Beaverton とHillsboroのまんなかあたりに、Alohaという町があった。

サッカーの試合はビーバートンとヒルズボロ一帯のあちこちのグラウンドで開催されたので、何度か通過した。

地図で見つけておぉ?と思ったのだけど、実際車で通りすぎてみると、町中の看板がAloha だらけで、ちょっと感動。


セブンイレブンの女の子に聞いてみたら、発音は「アロハ」じゃなくて「アロア」なのだそうです。

「どうしてこういう名前なの?」と聞いてみたけど、「えーどうしてかしら?」と、あまり有名な由来があるわけではないらしかった。

「Aloha 高校」という看板も見つけて、試合のあと、息子とわざわざ見に行った。

 こ、これは…。


カメハメハ大王??

体育館に書かれているスポーツチームの名前も「ウォリアーズ」だし……。やはりハワイに縁が?

ちなみにこちらがホノルルのカメハメハ大王。

郵便局もAloha!

自称ハワイローカル(生まれたのは日本だけど1歳のときにハワイに引っ越したので、ホームタウンはオアフ島)の息子も感動していたw。

2011/07/21

雨の日の本の町


Beavertonからの帰り道、ポートランドにちょっとだけ寄った。大雨の日曜日。
町歩きしたい天気でもなく、少年は疲れて車に帰って寝てしまったので、ほんとにちょっとだけ。

Rose City らしく、いたるところにバラが満開だったのに、花の写真を撮る余裕もなく…。でもポートランドに行ったらここだけは素通りできない「City of Books」Powell'sには行ってきました。

「レッドルーム」のカートはねこ仕様。店内はジャンル別に色で分けられていて、迷路のよう。
店内ナビゲート用のiPhoneアプリも出来たそうです。


「本の町」の延々と続く棚には、古本と新刊が仲良く同居していて、ほかでは出会えないような本がひょっくり見つかる。日本語の古本も大きな棚2つ分あります。