むずかしいこと考えなくてもすむ映画がみたくて、封切り直後の『Dr. Strange(ドクター・ストレンジ)』をみてきました。
むずかしいこと考えなくても済んで、おもしろかった。折り紙のようにたたまれていく街とかのビジュアルがゴージャスです。
話がこんなに無茶苦茶なのに、俳優陣のおそるべき説得力!そしてくすっと笑えるおちゃめなダイアローグ。
ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、ティルダ・スウィントン、それにあの『マルコポーロ』でクビライ・ハーンをやってたひと(ベネディクト・ワン)まで、おもなキャストが全員英国出身というのも面白い。悪役陣もヨーロピアンだしね。
欧州の俳優さんって、なぜかアメリカンにはない奥行きがあるのが不思議。なんでしょうね。
わたしは全然原作を知らないけど、少年時代にコミックを読んで育ったという友人は、 ベネディクト・カンバーバッチはドクター・ストレンジにぴったりだというていた。
『アイアンマン』以降、マーベルの映画のキャラクターはほんとに絶妙な説得力があってすんごく面白い。Netflixのシリーズ『ジェシカ・ジョーンズ』も、スーパーヒーローものとは思えないダークさに思わず引き込まれるし。
ベネディクト・カンバーバッチは今回は完全にアメリカンな発音で話していたのに、このひとの役はやっぱりむずかしいことを早口でしゃべるので、あんまり聞き取れないとこがけっこうあった。字幕がほしいー。
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