シアトルは暗くて冷たい雨が降る11月です。鬱の人が増える冬。
ニュースを聞けばますますどんより。
肩がこらなくてアップリフティングな映画が観たくて、『The Best Exotic Marigold Hotel』(2012年)を観た。
邦題は『マリゴールド・ホテルで会いましょう』。
わたしのアイドル二人、ジュディ・デンチ様とマギー・スミス様がでていらっしゃる。
舞台はインドのジャイプール。ちょっと残念な英国のリタイア世代が出会うちょっと残念なインドのホテル生活のコメディ。
まんま期待どおりの映画でした。
「インドではこういうことわざがあるんです。何もかも必ずうまくいく。もしうまくいっていないんだったら、それはまだ終わってないってこと」。
まさに今、必要な言葉だわ (´;ω;`)。
ジュディ・デンチのスカーフの着こなしが素敵。
エリザベス女王もMI6の冷酷な局長も迫力があって説得力抜群だったけど、この映画の役柄は、長年、夫にすべてを任せきりにしていて、夫が死んだ後で財産がまったくなくなっていることを初めて知って愕然とするふつうのおばさん。
でも自然に気品があってカッコいい。背筋がピンと伸びて、歩く姿が凛としている。
わたしもスカーフ大好きなんだけど、なんだかだらだらした感じになってしまう。
スカーフにも生き方があらわれるのか… (;´д`)(;´д`)
このときジュディ様77歳。
若いときのジュディ様。やっぱり強そう。 Vanity Fairより。
『ダウントン・アビー』のいじわる婆ちゃん役がもうほんとうに素敵だったマギー・スミスも、相変わらず油断のならないキュートなお婆様を演じてました。
マギー様の若いときの写真をぐぐってみた。ひゃー!
アン・ハサウェイそっくり!
年取っても素敵なわけだわ。
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