2016/11/11
芽キャベツのお酢煮
芽キャベツと、人参と、ねぎを、水とお酢とオリーブ油とシーソルトでゆっくり茹でる。
大橋鎮子さんのエッセイ集にあったレシピ。
<深めの鉄鍋で煮ます。ダシも、なんにもなしです> 。
とくに分量は書いてなかったのでホワイトバルサミコ酢をどぶどぶいれて、絶対間違いないハワイの赤いソルトで。
鍋にほうりこんで煮るだけなのに超うめえ。
ジャパニーズスタイルのねぎは高いから、こっちのスーパーでひと束1ドル以下のほそい「グリーンオニオン」使用。
<ナベにネギ、ニンジン、芽キャベツを並べて、油、酢、塩を入れ、水をたっぷり注ぎます。はじめは強火、ナベが温まったら火を落とし、弱い弱い火にかけて放っておきます。
ときに白い粒胡椒を、ときに七味を、ときには柚子を。
音もたてず、ひとりでふっくらとおいしく煮えています。この野菜は充分に酢油の水分を吸って太り、それぞれ豊かな持味を、精いっぱいに出し切っています>。
芽キャベツはずっとなんとなく敬遠していたけど、シアトルに来たら枝ごと売っているので、あの突拍子もない妙ちきりんなかたちがなんともかわいくて、つい買いたくなり。
去年くらいから野菜レパートリにくわわった。 オリーブ油やベーコンで炒めるのもおいしいけど、このお酢煮はさらにかんたん。
このエッセイ集は、このあいだ東京にいったときに丸の内KITTEのこじゃれた雑貨やさんでみつけて買った。なぜ7巻だけ買ったのかというと「ヤンソンの誘惑」というタイトルに惹かれて。それもまた魅力的な冬向けの料理なのだけど、まだ試してない。
半世紀たってもオシャレな花森安治さんのイラストつき。なんて洒脱なんでしょうね。
毎日、ぐったり疲れるとこの本を取り上げて、1ページから2ページほどの短いエッセイをひとつかふたつ読むと、ほんとに癒される。
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