それはWAFFLE HOUSE。
ルイジアナ州のシュリポートからアトランタまで、南部の街ではこの黄色い看板が必ず目に入る。北西部の街でスタバの看板を見かけるのと同じくらい、たくさんみかけました。マクドナルドよりずっと多く目についた気がします。
黄色に黒字のロゴがかわいいし、店内も50年代のシンプルなダイナーていう雰囲気。
名前のとおりブレックファストに強いダイナーですが、夜、ふらふらと行くのも味わい深い。
最初はミシシッピのジャクソンで、夜遅くなってしまったし1人ご飯だし、探していたレストランがもう閉まっていてガックリへこんでいたときにこの黄色い看板を見つけて、ふらふらと引き寄せられるように入ってしまいました。頼んだサラダはあんまりおいしくなかったけど、癒された。
夜9時くらいだったけど、中学生くらいの女の子たちの一団がきゃぴきゃぴと騒ぎながら自動車道路を歩いて帰って行くのを「気をつけて帰んのよ!」と送りだす黒人の若いウェイトレスが頼もしかった。
看板のワッフルも特別どうってことはないんだけど、このシンプルさが好き。
トッピングが選べるハッシュブラウンもおいしいし、なにより、グリッツがあるのがうれしい。
「グリッツ」はひきわりとうもろこしのおかゆで、南部では朝ご飯になくてはならないアイテムです。
シアトルのスーパーって、グリッツがなかなか手に入らないのです。
朝ご飯メニューは、ワッフルに卵2個とハッシュブラウンまたはグリッツ、ベーコンまたはソーセージまたはハム、それにトーストがついてくる「オールスター」メニューが8ドルくらいだった。
ワッフルを頼むとトーストがついてくるところがすごいです。「ラーメン+ライス」みたいな炭水化物攻撃。
ワッフルなしだと5ドルくらいです。
ハラペーニョを載せたハッシュブラウンとペカンの実をかけたワッフルが、なかなかでした。