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2021/10/28

激しめのレインボー紅葉


今週は雨もようのシアトル。


それでもときどき短い晴れ間があり、昨夜も夜半に綺麗な夜空がのぞきました。

近所で目立っていたまだらのレインボーカラーもみじ。



鮮やかな赤からオレンジ、黄色、緑まで、ひとつの木にいろいろな色が入り乱れています。


 いまいち綺麗に撮れなかったけれど、まだら加減がおわかりいただけますでしょうか。

 


そして、さらにレインボーな今年のメープル。


こちらは葉が大きいだけに、レインボーぶりが遠くからでも際立ちます。




京都もカナディアンロッキーも行けなかったけれど、近所でかなり美しい紅葉が楽しめた今年の秋でした。

 

 

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2021/10/26

骸骨とお茶を


りすのみなさんにとって、秋はいそがしい季節。

シアトルは週末、「爆弾低気圧」の嵐でところどころまだらに停電したりしました。

強風で、かなり盛大に葉が散ってしまいました。




そろそろハロウィーンですね。かわいいオバケやかわいくないオバケがあちこちに。


 近所のお庭のティーパーティー。

 

 

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2021/10/22

もふもふの子


 植物園で見かけた毛虫。てこてこ歩いて一周するあいだに3回も見たので、この季節によくいる子のようです。

毛虫の名前はWoolly bear(ウーリーベア:「もふもふクマ(意訳)」)。

ウィキ先生
によると、オハイオ州、ノースカロライナ州、ケンタッキー州の町では毎年「ウーリーベア・フェスティバル」が開かれ、毛虫コスチュームのコンテストや、毛虫レースが行われるそうです。

かなりの愛されキャラ。

ウーリーベア毛虫への愛があふれるWoolly Bear Project
というブログもあって、毛虫にいろんなことをさせてておかしいです。


このウーリーベア毛虫は、北米各地の原生種。

いつごろ誰が言い出したものか、「この毛虫の茶色の部分が多い年は暖冬で、黒い部分が多い年は厳しい冬になる」という言い伝えがあるそうです。

Farmer's Almanacによると、1940年代〜50年代に実際に8年間にわたってウーリーベアを集めて観察して冬の気温との相関関係を調べた博士がいたそうですが、サンプル数がすくないので実際のところは不明のようです。

 


 どんな成虫になるんだろうと思ったら、ウィキに写真がありました。

イザベラ・タイガー・モスという名前。綺麗な蛾ですね。

でもなによりびっくりしたのは、この毛虫、カナダの北極圏にもいて、毛虫の姿で越冬し、「凍る」ということ。

「まず心臓が止まり、 次に内臓が凍り、血液が凍り、最後に身体のほかの部分が凍る。春になると解凍する」。

へえええええ。「抗凍結分子を体内で分泌するので凍っても大丈夫」という、ぜんぜんよくわからない説明がありました。アゲハ蝶などは蛹でないと越冬できないので、凍ってしまうというダイナミックな冬越え方法には驚きです。

 

 

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2021/10/21

燃えさかるモミジ


ワシントンパーク植物園に行ってきました。

曇りがちな10月ですが、青空も見えた火曜日。


セントバーナードが集会をしていらっしゃいました。



アメリカ南部の沼に生えているCypress、日本名はヌマスギまたは落羽松(ラクウショウ)。
きれいな名前ですね。ほんとうに羽のような繊細な葉が美しいです。





このところだいぶ温かく、気温16〜18度Cくらいの日が続いていますが、少し前にキューッと寒くなったので今年は紅葉が見事な木が多く、とくにオレンジ色が鮮やかに目立つ気がします。


 透きとおる赤とモミジのオレンジ。

 


常緑樹の多い植物園ですが、まんなかあたりに「ジャパニーズメイプル」、日本のモミジをあつめたコーナーがあり、緑のなかでそこだけボウボウ燃えさかっているようでした。

 


蜘蛛の糸にからまって空中でくるくる回る葉っぱに魅せられる青年。
親が親なら子も子というか。まったくのんきなものです。



 赤やオレンジは目を惹きますが、なにげに地味な色のコンビネーションもオシャレですね。

 

 

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2021/10/14

犬のいる市場とIKEAのプライバシー


ホノルルにお住まいの波乗り翻訳者、えりぴょんがまた弾丸で遊びにきました。

ホノルル発シアトル着が日曜朝8時。翌月曜日の朝にまたホノルルに向けて旅立つという、ほんものの弾丸スケジュール。元気だなあ。

今回はライトレールで、できたてほやほやの(路線が伸びて、今月開業したばかり!)University District駅まで来ていただき、そこでピックアップしてファーマーズマーケットへ。

…という、水も漏らさぬスケジュールのはずが、とんでもなく寝過ごしてしまい、新駅に放置してしまうというハプニングが。もちろんそんな吹きさらしのところでダラダラ待って時間を無駄にするようなえりぴょんではありません。カフェを見つけてちゃんと朝ごはんを食べていてくれた。よかった。

バラードのファーマーズマーケット、寒くて、雨がときどきパラパラと降ってくる空模様だったにもかかわらず、かなりの人出でした。ここに関しては完全にコロナ前に戻った感じ。


あいかわらず、犬連れ率の多いバラード。


明るい黄色が目を惹いたオシャレファミリー。



今回は冒頭のシシトウを買いました。赤いシシトウははじめて見た。すごく辛いのかと思ったら、緑のよりも甘みがありました。

そして大型かぼちゃ。ファーマーズマーケットの野菜は普通のスーパーよりも高めだけれど、たまにとてもおまけしてくれることがあります。2キロ近くあるずっしりしたかぼちゃ、まるごと1個が3ドルだった。これは激安。 


花屋さんはまだダリアでいっぱいでした。


午後からはIKEAへ。コロナ禍以来初めてです。

久しぶりなので二人とも興奮して、すみずみまで見てまわり、えりぴょんはソファやテーブルを眺めながら「ホノルルに持って帰れたらなー」と遠い目に。

リネン類、タオル、紙ナプキン、ローソク、コケモモのジャム、はさみ、リントローラーなど、なんだかんだと小物を袋にいっぱい買ってしまいました。


トイレの個室のドアについていた「THE PRIVACY COVER」(プライバシーカバー)。

アメリカのトイレの個室というのは、犯罪防止のため足元30センチばかりが開いていて、なかに座っている人がどんな靴を履いているのか観察できます。そのうえ、故意にかどうかはわからないけれど、扉の隙間がたいてい1センチ前後開いていて、見たくなくても中の人がチラリと見えてしまうこともあるのです。

このカバーは、そのようなドアの隙間をふさぐもの。こんなの初めて見た。さいきん出かけないので、こういうのが普及しているのか、IKEAならではなのかわかりませんが。



当然カフェへ。日曜の夕方のことで、長い行列ができていました。

コケモモのジャムとマッシュポテトとサラダを添えた「プラントボール」(偽肉ボール)、マカロニ&チーズ、コケモモのドリンク。

IKEAに通って12年。(シアトルに引っ越してきてすぐ、ベッドを買いに来て以来、お世話になっています。)わたし、「リンゴンベリー」がコケモモのことだと、なんと初めて知りました。

コケモモって、『やかまし村』シリーズによく出てきたよね、と、同年代のえりぴょんと思い出話。

リンドグレーン作の『やかまし村』シリーズは、スウェーデンの小さな集落に住む子どもたちの、四季の自然にかこまれた生活を描いたお話で、小学校時代、超お気に入り本でした。このシリーズ3冊の単行本は今も持っています。子どもの時からずっと持っている唯一の本かもしれません。

そういえば、小中学生のとき、インテリア雑誌で見るIKEAのデザインにもはげしく憧れていたなあ、と思い出しました。当時は、こういう大衆プライスの大型店とは思わず、高級なブランドなんだと思っていましたが。

IKEAのあとは、マーサーアイランドのP邸にもちょこっとお邪魔し、ねこたちやアライグマにも対面。久々のおしゃべりが楽しかった1日でした。


 

 

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2021/10/13

甘い香りの木といえば


急に寒くなったシアトル。今朝は6度C! 急に温度が下がったので、今年は紅葉の色がひときわ鮮やかな気がします。


桂の木の葉も甘い香りになってきました。

関東ではあまり見かけなかったけれど、学校の近くの井の頭公園に大きな木が数本あって、この丸いかたちの葉が散ると、その木立ちのところだけ黄色の葉が散り敷いてぱっと明るくなって、なんとはなしにほかとは違う空気になるので、大好きな場所でした。葉の形も好きだった。

でもかなり大きな木だったからか、そのときは香りには気づきませんでした。



桂の木の葉の香りに気づいてびっくりしたのは、シアトルに引っ越してきてから。

近所にも桂の木がたくさん植えられていて、散歩中にふっと甘い綿菓子のような香りが漂ってくるのに気づいて、CTちゃんと一緒に、いったいこれは何だろうと不思議がっていたのでした。

北海道では街なかによくある木なので、北海道民には懐かしい香りだそうですが。

ライラックといい、シアトルの庭木や街路樹は北海道の街のにラインナップが似ているんですね。

原産は日本と中国で、英語名も日本語と同じkatsura。「香りが出づる」が語源だという説もあるそうです。へー。

 


 

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2021/10/07

丘の上の巨大猫


今日も快晴で爽やかな一日でした。

ハロウィンが近いので、近所の家の前にはかぼちゃや蜘蛛や墓石やガイコツが飾られています。

丘の上のフィニーリッジに散歩に行ったら、巨大ねこがいました。



でかっ。

そして、あちこちで、リンゴやブドウや梨やイチジクなど、いろんな果物や木の実がたわわに実ってます。



 これはマルメロかな?

たわわに実っているのに放置されている木がほとんどで、収穫のお手伝いを申し出ようかと思うほど…。


モミジの赤はやっぱり青空に映えます。毎日色が変わっていくのが楽しみです。



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2021/10/02

秋晴れ


10月ですね! きのうは夕方まで冷たい雨が降っていたのに、きょうは朝から快晴。
気持ちのよい1日でした。

近所でシュウメイギクをよくみかけます。コスモスよりも人気があるようです。



ジャパニーズメイプル、モミジもますます鮮やかな色になってきました。

 


 道のむこうに、発見。


オレンジとらちゃん。
ぐっすりお昼寝中だったのに、下りてきてしばらくにゃごにゃご遊んでくれました。

 

 


きょうはパッタイ。

今週はちょっと仕事中です。




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2021/09/29

美しい入れ物と豚の思い出


この夏、木工作家のMotokoちゃんにいただいた、美しいいれもの。

Pちゃんからいただいた瀬戸内の美しい藻塩お塩を入れてます。なんと贅沢なことか。

メープルの木目がきれいですねー。

木の肌って本当にいろいろで、木工作家さんたちはその材質の活かし方を知りつくしてるんですね。

先日行ったウィドビー島のギャラリーにも、地元の作家さんのつくった木のボウルなどがあって、マドローナ材のボウルが、明るいオレンジ色で軽くて、木目も緻密で面白く、本当に綺麗でした。


メープルや楓の葉の色が、すごい勢いで変わっています。



ダリアはまだ咲いていますが、もう9月も終わりだものね。


散歩の途中で出会った現場。ここで一体何がw。




小学校の前にあった注意書き。

学校には豚を連れていってはいけないのだそうです。知らなかった。子羊はいいのかな。

ハワイで一番最初に住んだ家には、庭に巨大な豚がいました。大家さんはペットだと言い張っていましたが、たいへん凶暴な豚でした。大家さんは子どものいない白人夫婦で、下の部屋を貸して2階に住んでいて、月に1度は泥酔して派手な喧嘩をして何か家のなかのものを破壊していました。一度は大きな熱帯魚の水槽を壊して、天井から水が降ってきたことがありました。
いろんな人がいるものです。面白い家だった。



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