先週、オリンピック半島のハイキングコースで、mountain goat にハイカーが襲われて亡くなるという悲惨な事故があった。
ここはつい2ヶ月ほど前に行ったばかりのとこ。たしかに、駐車場ハイキング道入り口に、「Mountain goat を見たら大声を出して追い払うように」「絶対に近づかないように」と注意書きが貼ってあった。
…ヤギ?なんて思ったけど、冗談じゃなく怖いらしい。
こんな人です。
この角がめちゃめちゃヤバそう。体重は130キロ超え。
襲われた人も、家族を先に逃がして追い払おうとしたところ、ヤギが向かって来てしまったらしい。
8月末にこの近くに行ったときには幸いヤギにはあわなかったが、鹿がたくさんいた。
鹿は野生なのに、いじめられたり狩られたりしたことがないので人をほとんど恐れない。大きな牡鹿がどんどん近づいて来たので、けっこう焦った。
私が行ったのは、オリンピック国立公園(Olympic National Park ) の、Hurricane Ridgeというトレイル。簡単なコースなので小さな子ども連れも多かった。
ヤギが人を襲ったKlahhane Ridge は、もうちょっと健脚向けの隣のコース。8月に行ったとき、ほんとはこっちに行こうかなと思ってたのだ。
国立公園は車で入るときに1台15ドルくらいの入園料を徴収される。ここにこなくても、どこかに必ずまた行くだろうと思って、全国どこの国立公園も共通の年間パス85ドルを購入したのだが、結局どこにも行かないうちに10月がもう終わってしまいそう。
今頃はここも草紅葉が終わって、もうそろそろ霜が降りるころだろう。
この公園内のヤギの中でも攻撃的なのは数匹だということで、今はレンジャーがほかに目立って危なそうなのがいないかどうか見まわっているそうだ。この殺人ヤギは、当然のことながら血まみれのところを見つかって射殺されてしまった。
もともとヤギたちは1920年代に、多分狩猟のために外から持ち込まれたのが野生化して今では公園内に1000頭以上に増えてしまったもの。昔話題になった琵琶湖のブラックバスみたいなものでしょうか。
高山植物を踏み荒らすし、一掃してしまおうという意見がもうずいぶん前からあるらしい。
ヤギにしてみたら曾祖父さんのそのまた前からずっと住んでいる山であって、勝手に入ってきてウロウロしているのはハイカーのほうだ。どちらからしても迷惑な話。
出血多量で死んじゃったのかなー
返信削除さぞや無念だったことでしょう。
どこかの民族の踊りの衣装みたいなヤギ。
なんかねー。角で大腿部をやられて、興奮したヤギがその人の上に乗ってしまって、しばらくほかの人を寄せ付けなかったそうです。動脈を切っちゃったんだろうね。
返信削除本当に気の毒。
ことのほか怒りっぽいヤギで、もうこの公園内では数年前から有名だったみたい。
そんなかたちでヤギに踏まれて命を落とすとは……一寸先は闇ですな。
返信削除ところで提案です。
最近ついたコメントをリスト?にする機能があったら、つけて〜。
それがあると、ブログに戻ってきたときに、前にじぶんがどこにコメント書いたか見つけやすいの。
探してみたけど、コメント表示の一欄ってオプションがないみたいなの〜。私が見つけられないだけなのか…。
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