2020/02/24

ボストン美術館その2 時を超えるネズミと怖い壺 


ボストン美術館のアメリカ棟の1階は先住民美術。はいるといきなり正面に、マヤ文明の埋葬用の壺が5つくらい並んでいてぎょっとさせられる。

本当にすごく迫力があって造形的にもみとれてしまう壺なんだけど、写真を撮る勇気がありませんでした。
こちらで見てください。

怖いでしょ!!!!

上の水差しは、現在のペルー北部沿岸で栄えていたという、シカン文明のもの。
西暦900年〜1100年頃のものだそうです。
シカン文明って知りませんでした。


 こちらはクピスニケ文化のもので、なんと紀元前300年〜200年頃のもの。
クピスニケ文化ももちろん知らなかった。やはりペルー北部の海岸で栄えた文化だそうです。

このまま現代のウィリアムズソノマに売っててもあまり違和感ないような、オシャレなデザイン。技術もすごい。

エジプトのものってカクカクしてるのに、南米の文化のデザインってすごくイキイキしてるよね、どうしてだろうね、と、うちの青年の同僚CYくんがお茶の時間に問題提起をしました。ほんとにそうですね。

宗教的な世界観も影響してるのかな。


そしてそれが現代に通用するようなデザインであるのもすごい。「時を超えるデザイン」ってよくブランドもののコピーで使うけど、2000年以上の時を超えている。


今日は春のようにあたたかい一日でした。最高気温は17度C!
日中はジャケットなしでも早足で歩くと汗をかくくらいでした。



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