シアトルから30分くらい南のKENTという町のダウンタウンにある、Maggie's というお店に、何度か朝食を食べに行きました。
手作り感あふれる看板の字がいい感じ。名は体を表すといいますが、メニューもまったくこの字のとおり。
すごーく地に足がついた感じの、アメリカの正しい食堂。
何が特別ってわけでもないんだけど、正統派ダイナーです。
ワッフルはフワフワさくさくで美味しかった!
ちゃんとした生クリームつき(クールウィップでなく)。
ポテトチップスも自家製だそうです。
ウェイトレスのおばちゃんはみんな少しサイズが大きめで、声が大きい。
コーヒーはかなり濃い。
照明は蛍光灯だし、なにかの収容施設の食堂みたいなインテリアですが、ウェイトレスのおばちゃんたちが元気で、いつも活気があります。
日曜の朝ともなると、教会帰りの人びとで満員の盛況になることも。
マグカップが全部バラバラなので、どんなのが出てくるかも楽しみ。
ある日のマグカップはファラオ模様でした……。
ここである日、「chicken fried steak」というものを注文したのです。上の写真の、白いソース(グレイビー)がかかってるやつです。
チキンフライドステーキ。
て何だかご存知ですか?
わたしは知りませんでした。
「チキン」フライドステーキって言われたら、通常、疑うことなく、それは鶏肉であると推論しますよね。わたしはそう思いました。
しかし、そうではなかったのです。このカリっとした衣に包まれた肉は、なんだかメンチカツの中身によく似ていた。
同行の友人Mに「これはいったいどんなチキンか」と尋ねると、「それは牛である」という驚きの答え。
チキンフライドステーキとは、ビーフをフライドチキンであるかのように料理したものだったのです。
こんなレシピもありました。
「カントリーフライドステーキ」という名で呼ばれていることもある(多分そのほうが多い)ようです。
「だってステーキっていったらビーフじゃないか」というのですが、そ、そうだったのか。なんと紛らわしい。
アメリカ生活17年になりますが、驚くことはまだたくさんあります。
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If the situation had been the other way around (I mean, where you got chicken for "beef thingy"), you must have quipped without hesitation "Where's the beef?". But in this case, it's more like "Don't count your chickens before they're dispatched". Oops, my silly.
返信削除英語教室 Lingo-Field (仙台)
リンゴ・スターさん! あはは、ホントに逆だったら「where is the beef?」って言えたのに!
削除トリの皮を被ったウシだったとは~!
へえ~っ!そうなんですね。
返信削除自分で勝手に「チキンをバンバンと肉たたきで平たくしたものを揚げた物・・・」と決めてました^^。
そうそう!カントリーフライドステーキって、よく言いますね。
それにビスケットがついてて、グレービーがかかって・・・るのは別のメニューでしたっけ??
ワッフル!ものすごいボリュームですね!!
うーむ・・・食べたい・・・。
最近はコーヒーにベーグル+クリームチーズ+ジャムちょこっと・・・と言う、貧相な朝食が続いているので、こんな豪華なの食べに行きたいです。
猫さん、いえこの「カントリーフライドステーキ」と「チキンフライドステーキ」は同一物みたいですよ。
削除グレービーがかかって、ビスケットついてきました。
ていうかこれって結局メンチカツ?とも思うんですけど。
ハワイでポピュラーなメニューに「チキンカツ」というのがあって、それは本物のチキンにとんかつ的な衣をつけてからっと揚げたものなんですが、そういうのをちょっと想像してたんですよ。
わたしも普段の朝食は、ヨーグルトとグラノーラとか、目玉焼き1個とパンとか、超シンプルです。
毎日こんなクリームてんこもりを食べていたらきっと大変なことに…。