2012/02/16

寒桜と路傍のブッダ


家の近くでは桜も咲いています。
ソメイヨシノのように華々しい雲のような満開状態にはならず、枝垂れ気味の枝に八重咲きの小さな花を控えめにつけている桜。
桜辞典で見てみました。 (去年よりアップグレードして検索しやすくなってる!)
Warwick (ウォーウィック)という品種が一番近いようです。日本では4月頃と10月頃の2回咲く、外国種だとか。


この桜、お正月明けくらいから、もうかれこれ1ヶ月以上細々と咲いています。
 
先月の雪の日にはこんなありさまでした。



この桜の樹の少し先には、こんなお庭が。

 垣根がない前庭の、篠竹の植え込みの奥に、苔むした灯籠とブッダ。オーセンティックな日本風ですが、ここのお宅の持ち主はイタリア人のワイン好きなゲイのおじさんで、とても素敵な方です。
この近所を歩いていると、ほかにもよくこんな風に仏像がお庭に据えてあるのにお目にかかります。真剣に仏教徒という人も中にはいるでしょうけれど、ほとんどの場合きっと「ノーム」感覚なのだと思います。

日本では家の庭に仏像を飾る発想ってあんまりないですね。ていうか、舗道の脇にこんなブッダがいたら、おばあちゃんがお供えを置いていくかもしれません。



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4 件のコメント:

  1. こんにちは~!
    小さな桜、曇り空の中咲いてますよね~。
    何か・・・かわいい花なんだけど・・・青空の下、お日様燦々の中に咲いてる方が「春」らしいよねぇ・・・なんて思います。
    シアトルの桜はその点映えなくてかわいそうかしら~?
    淡いピンクがグレーにまぎれてしまっているような気がします。

    ふふふ・・・!
    ゲイのおじさんって、たいていお庭が素敵な気がするんです。
    以前近所に住んでいたゲイのカップルも、一人はマスターガーデナーで、お庭がいつもすんばらしかったし。

    そうそう!うちの裏庭にも小さな仏像あるんです~!
    ホントに「ノーム」のような感じで、もみじの木の下に座っています。
    夫の趣味なんですけど、反対もしなかった私・・・。
    な~んとなくインスタントに「和」の雰囲気が出て、いいんですよね。

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    1. オレンジ猫さん、こんにちは~。
      そうですねえ、青空の下の華やかな桜。今年は見られると良いですねー。

      ゲイのおじさんって確かにインテリアにもエクステリアにも、デザイン全般に才能ある方が多いですよね。マメそうだし。友人CTちゃんはインテリアの勉強をしているのですが、インテリアデザイン関係の男性はまー間違いなくゲイと思ってよしというほど確率が高いとか。
      オレンジ猫さんちにもブッダがいるんですね! もみじの木には似合いますね。
      庭用だけでなく、インテリアとしても売ってますよね、仏像とかガネーシャとか……。

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  2. いつも行く版画工房のお隣が建て替え工事中で、これまでずっと塀に囲まれて見えなかった敷地内がみえるのだけど、更地になった脇に不動明王みたいな古い石像があって、いつもお花などお供えしてある。前通るとついお辞儀をしてしまうー。今度ノームにあったら、ちゃんとノームにもお辞儀しなくちゃw☆

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    1. ああやっぱり日本のお庭で不動明王とかあったら、それはお供えがあるよね。
      ノームにお供えしてあるのは見たことないけどw あったら猫たちが喜びそうだわww

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