2016/10/02

奴らがたむろする場所



この間、ノースゲートのほうに行く途中で、息子にカラスのたまり場を教えてもらった。
 ノースシアトル・コミュニティ・カレッジがあるすぐ近くに今、小学校と中学校(たしか)が建設中で、かなり広い敷地が工事現場になっている。

そこに、奴らがおりましたよ!すんげーいっぱい!

ちょうど時刻は日暮れどき。

ほんとうに、ゆうに1000羽くらいのカラスがこの工事現場に大集合して思い思いにくつろいでおった。
建設中のビルの屋根の上にも、 砂利山の上にも。水たまりのまわりで水を飲んだり、砂利の上でなにかついばんだり、ただ高いところに止まって眺めていたり。

この写真じゃ多さがわからないけど、とにかく大集団!ちょっとした壮観だった。

イエローストーン国立公園のバッファローの群れよりも、むしろ野生の王国な感じを受ける眺め。
カラスのほうがバッファローより観ていて面白いかも。バッファローは主に寝てるだけだったし。

カラス観察家の息子によると、ここから小グループにわかれてねぐらに向かうらしいです。
 (息子は大学の構内でもよくカラスを観察しているらしく、ときどき大きな袋入りの殻付きピーナツを持ち歩いている。家のまわりで餌付けをしないように厳重に言ってあるけど、ときどきバス停から帰る途中でこっそりやってるっぽい。)

つまりここは、シアトル中のカラスが、眠りにつく前に集まる社交の場。

どうしてそんな情報が行き渡るんだろう。面白すぎる。集まってくるカラスたちは、クラブにいくワカモノたちみたいにわくわくしてるのかも。


電線にもびっしり。

シアトルにいるカラスは、東京にいっぱいいるハシブトガラスより小柄でほっそりしてます。

カラス同士のコミュニケーションを見ていると、ほんとうに面白い。
奴らはリスより頭が良いことはたしか。ていうかリスの世間は狭いのにたいして、カラスの社会はすごく広いし、いろんな決まりがあるようだ。

共同体がいくつも集まって大集団を作ったり、散ったりするところとか。
ほとんど言語といってもいいような何種類もの啼き声で連絡しあっているところとか。
人間の社会みたいなネットワーク。
死んだ仲間をとむらう習慣もあるそうだし。

どうしてカラスってこんなに頭がいいんでしょうね。
人間の作り出した環境に一番よく適応してるのはカラスなのではないだろうか。

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