タコマの近くにあるポイント・デファイアンス公園にいってきました。
ピュージェット湾の一番下のあたりに指のようにつきだした小さな半島の先を、そっくり敷地にしたかなり広い公園で、小さなビーチもあり、動物園と水族館もありますが、今回はそちらじゃなく、森歩きへ。
羽毛のようなフワフワの苔。
本当は週末かけてオリンピック半島のレインフォレストに行きたかったのですが、それほどの時間がとれなかったので、お手軽なこちらの森へ。
公園内の森にトレイルが張り巡らされていて、隅から隅まで歩くと 2.5キロくらいになるようです。
お手軽な散歩コースのわりに、レインフォレストの標本のようなミニ森で、巨木もちらほらと残っています。
何年も前に倒れたらしい木の幹を覆い尽くすように、苔やシダや若い木が生え出しているのがあちこちにみられました。
すさまじい縄張り争い。「共生」という状態は、実は苛烈な「ニッチ争い」の結果でもある。
これは、倒木の根を、木の「下」側だった根っこのほうからみたところ。倒れてからどのくらいになるのか、シダや灌木がアレンジしたみたいに生え出しています。
これも原型が溶けてしまったかのような古い巨木の根。
かと思うと、他の木の幹を抑えつけるように伸びる若い木もある。植物に遠慮なし。
ダイナミックな生命力あふれるミニ温帯雨林でした。
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