2015/06/21
にゃへも
デジタル写真は外付けハードドライブに保存しているのですが、1TBのドライブがもうそろそろいっぱいになってきた。
写真だけじゃなくて他の多分もう見ることはないだろう昔の書類もとりあえず入れてあって、写真も重複してフォルダに入ってるのが多かったりするので、暇をみて少しずつ整理することにしました。
バックアップは超面倒ですね。
というわけでハワイに住んでいた頃の写真が出てきたのでちょっとこれからちょこちょこアップしてみます。
これはアラモアナビーチパークで撮ったもの。懐かしい~。
夕陽の沈む時間の海の色は何度見ても信じられないほど綺麗です。
ところで「にゃへも」。
この間大岡信さん編の『続 折々のうた』(岩波新書)を読んでたら、「伊野波節」という沖縄の古い歌が載っていました。
伊野波の石こびれ 無蔵つれてのぼる にゃへも石こびれ 遠さはあらな
(以下大岡さんの解説)
「伊野波」は沖縄北部の地名、「石こびれ」は石ころ坂。「無蔵」は男が恋人や妻をいう語。
「にゃへも」は「もっと」。
「あらな」はあってほしい。
仲を裂かれた恋人たちの悲しみの歌だという。二人が尽きぬ別れを惜しんで登っていく石ころだらけのけわしい坂、だがこのけわしい石ころ道よ、さらにけわしく遠い道であっておくれ、ひと時でも長く一緒にいられるものを、というのである。
(引用おわり)
悲しく切ない歌ですね。
しかし、にゃへも!
ああ使ってみたい。
「にゃへもコーヒーちょうだい」
「にゃへも音大きくして」
「にゃへも勉強したら?」
今でも沖縄に行ったらひょっとして通じるのかしら?と思ったけど「にゃへも」で検索してもこの歌しか出てこないので、古語なんでしょうね。
とりあえず息子に教えてやろうと思います。
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