2014/04/04

fegato grasso



知らない間に4月になっていたのでもう先月のことになってしまいましたが、誕生日ディナーということでベルタウンのBarolo Ristorante というイタリア料理やさんにいってきました。
ごっつめのシャンデリアとクラシックな燭台などがあるモダンなお店。

早めのディナーで、平日だったけど混んでました。お客さんはなんだかとってもコーポレートアメリカな感じ。隣のテーブルの男4名は明らかにビジネスディナー。首からIDタグを下げてるエンジニア風の人と、ベゾズ似の役員風がアジア人ビジネスマンをもてなすのディナー。全員ネクタイなし。エンジニア風は上着もなし。

近くにアマゾン本社があるので、みんなベゾズ風に見えてしまう。ていうか客層、髪型がベゾスの人が多かった。

しばらく家から半径100メートル外に出ていなかったので、なんだかとっても都会に来たようでドキドキワクワクしてしまいました。

それはさておき、ちょうど Dine Around Seattle というお得なコースディナー週間が開催中だったのでその中から選んだ3コース。



Faggiano con polenta 、「オレゴン州産の雉子肉蒸し煮、ポレンタ添え」。

ポレンタはとってもふんわりでおいしかった。雉子肉は、硬い。「ゲーミー」というのはこのことか、と納得の独特のケモノくささが。ソースはこってり。




友人は、カルボナーラ。これも、こってり。味が濃い。


メインはリゾットにしました。
Risotto fungi e fegato grasso 「地元産ワイルドマッシュルームのリゾット、フォアグラ添え」。

野生きのこっていうわりに、椎茸が…しかも石付きごと、まるっと入っていて、ちょっと驚く。
まあきのこの季節じゃないしね…。でもフォアグラっていうのをメニューで見落としていて、きのこのリゾット、とインプットされていたため、てっぺんに載ってきたぺろんとした塊を

「…いったいこれは、何のきのこだろう ?」

と怪訝にフォークで突ついたあげく、もう少しで女優のように美しいウェイトレスのお姉さんに
「これは、何のきのこ?」と聞きそうになった。

おいしゅうございましたが、やっぱり味が濃くてこってり。半分で挫折してお持ち帰りに。


それに、1皿目のポレンタとほとんど似たベースのソースだったのでちょっとがっくり。
美しいお姉さんも、味が似てるよって教えてくれたら良いのにな。しかし、フォアグラを見落としていた時点で、私はやや負けていたのだった。

フォアグラとか載ってなくてもいいです。もっとシンプルなキノコ味のリゾットが食べたい。

ふだんシンプルな食事ばかりしているせいか、 あんまりこってり濃い系についていけなくなっているのかも。胃が年寄りになりつつあるのかしら。



 デザートはホワイトチョコレートムース。

これもこってりー。で、半分で挫折。この量はアメリカンすぐる。

全体にこのお店はこってり系イタリアンなんでしょうか。

食事のあと、少し血が濃くなった気がするディナーでした。

最初に出てきたタプナードが一番おいしく感じた。パンもおいしかった。

やっぱり素朴な食事が一番なお年ごろなんでしょう。




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