2020/11/25

コロナ禍中の旅でおどろいたこと [DAY 9]

 

ロードトリップ、最終日。
真夜中近くにようやくたどりついた、ネバダ州ウェルズの宿。

当然、着いたときは真っ暗でなにも見えませんでしたが、朝起きたらこんな景色が窓の外にひろがっていました。

この窓の外を突っ切っている道路が、前日に通ってくるはずだったUSルート93号線です。


こうやってみると、壁に大平原の絵でもかけてあるみたいに見えますね。


人口1292人の町。州間高速道と国道ルート93の交差点なので、ホテルとガソリンスタンドが何軒かある。高校と小学校がひとつずつ。
むかしは大陸横断鉄道の駅があったそうです。

鉄道が通っていたときには、西部劇にでてくるような町だったんでしょうね。

チェックアウトのときにフロントの女の子に「きのうはルート93でくるつもりだったんだけど通行止めで大迂回しちゃった」と言ったら、やっぱり同じようにルートを変更しなくてはならず予約をキャンセルしたお客が多かったそうです。

「あの道本当にみんな大嫌いなのよ!すごく危ないから!」
と、地元育ちらしいフロント嬢は熱弁をふるっていました。危ないんだ、やっぱり。

 

 


 泊まったのはヒルトン系のビジネスホテル、ハンプトン・イン。新しくオープンしたてのようで、まだピカピカでした。

大手だけにコロナ対策もしっかりアピールしていて、チェックインする前の部屋にはドアにシールがはられて「消毒済み」を明記しています。

 

 

朝食も、自分で取ってくるのではなくて、係のお兄さんがサーブしてくれる形式になっていました。

こういうビジネスホテルの朝食で、セルフサービスのワッフルメーカーでワッフルを作るのが庶民のたのしみだったのに、あれももうしばらく見られない光景なのだろうなー。

 


シアトルまであと740マイル!寂しい道もがんばった、うちのプリちゃん!

コロナ禍のなかで、10月は感染者数もわりに安定していたとはいえ、ユタ、アリゾナ、ネバダはホットスポットでもあり、どんなものかな、とある程度身構えていましたが、どこに行ってもマスク着用が徹底されていたので、ほっとすると同時にちょっと拍子抜けしました。

国立公園内やホテルやスタバなどのチェーン店はもちろんですが、どんな辺境のガソリンスタンドに行っても、ドアに「マスク着用必須」と書いてあり、実際、店内でマスクをしていない人は一度も見かけませんでした。

ニュースで威勢のいいトランプ支持者がマスクをしないで集まっている写真や「マスク強制は独裁だ!」と騒いでいる人のニュースばかり見てたので、ほとんどの人がふつうにマスクをして生活していたのを見て、少し驚いてしまいました。(もちろん、観光客の多いエリアしか行きませんでしたが)

行ってみないとわからないものです。決めつけはいけませんね。

 

 

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