2018/02/14

半魚人ラブ


『The Shape of Water』を観てきました。

おもしろかったー。
冒頭の水中シーンからむちゃくちゃ引き込まれます。

湿った色がキレイ。深いグリーンの映画。緑色がこれでもかと出てくる。

そして鮮やかな血の色。

ギレルモ・デル・トロ監督の映画は『パンズ・ラビリンス』しか観てない。
『パンズ・ラビリンス』はすごく印象に残ったけど、残虐場面がトラウマになった映画でもあった。 記憶からほとんど消去してしまったようであまり覚えていないのです。

この半魚人映画も、『パンズ・ラビリンス』ほどではないけど、暴力がしつこくねっとりと描かれてます。

1960年代のアメリカの暴力と性。 権力を持つ白人男性の。

そしてイノセントな被害者たち。ろうあ女性。黒人女性。猫と暮らす老人。そして人間でさえない半魚人という超マイノリティな地味なひとびと。
しかしかれらはイノセントななりに、生命力が強い。




半魚人映画ですけどPG13ではありません。
半魚人超うける。きもかわいい。
日本でこの半魚人は愛されるのでしょうか。




日本では3月公開ですね。邦題は『シェイプ・オブ・ウォーター』って、そのままだった。

女性のセクシャリティをこれだけ地味に当たり前に正面から描いた映画ってあんまりなかった気がする。そうでもない?

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4 件のコメント:

  1. なかなかおもしろかったですよね。
    想像していたものと中身がだいぶ違いました。

    てか感想書こうと思って忘れてた…
    「半魚人映画」という言葉にウケてしまったので、自分の感想文に使わせて頂くかも(笑)
    (と言っててそのまま忘れそうだけど)

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    1. CHOCO CO さん、どうも〜!
      面白かったですね!
      ギレルモ・デル・トロ監督って、押井守監督のファンなんですってねー。『パシフィック・リム』はあんまり興味を惹かれず観てないんですけど、観てみたいなと思えてきました。『ヘルボーイ』も観なきゃ!

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    2. 『パシフィック・リム』私も正直、まったく興味なかったんですが、日本の漫画だかなんかに影響されてること、日本人が出てるってことだけで見ました(笑)。あれもギレルモさんだったんですね!ヘルボーイって、タイトルだけで引いてしまいますが、それも案外おもしろいのかなあ…

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    3. ヘルボーイ、この半魚人みたいなキャラが出てくるらしいってことだけでもちょっと観たくなりました。いま製作中のアニメーション『ピノキオ』も面白そうですね。ダークなピノキオ…観たいような観たくないようなww。

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