2013/04/01

ガンボとエトゥフェ

 

ニューオーリンズで食事といったら、やっぱりどこに行ってもガンボを注文しなければ済まない気がして、ほとんど毎食のように食べてしまいました。

小麦粉と油をじっくり炒めるルーと、玉ねぎとグリーンペッパーとセロリ、辛いソーセージ、オクラ、がトラディショナルなガンボのメインだけど、レシピもほんとにいろいろで、スープのとろみ加減や色、ライスの量、具の中身もいろいろ。


フレンチクォーターの「Napoleon House」。18世紀末に建った建物で、市長だった当主が、セントヘレナ島に幽閉中だったナポレオンを連れてきて住んでもらおうと提案したのだそうだ。亡命が実現する前にナポレオン閣下は亡くなってしまったものの、「ナポレオンハウス」という名前だけが残ったという、微妙なランドマーク。


これも食べた。ざりがにのエトゥフェ(etoufee)。
インド的スパイスが入っていないカレーのような、こってり料理。
まず見た目にがつんと来ます。
食後はしばらく毛穴からザリガニの匂いがしてくる気がした。
つけあわせはカラードグリーンとグリッツ。うまかった。



これはフレンチクォーターの外にある有名店Mother's でした。
町の定食屋さんみたいな内装、カフェテリア式のキッチン、ビニールばりの椅子、と地に足のついたご商売ですが、ランチタイムは激混み。そしてほんとにうまかった。
ニューオーリンズに行くことがあったら、またぜひ行きたい。


最後の夜は少年の願いを聞き入れて、スペアリブを食べに少し町はずれのThe Joint に。
暗い住宅街の中にぽつんとあるお店で、ここも混んでいたー。
少年は大満足なり。
 

南部の食はレベルが高い。生きているー、という感じがする。


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