2019/07/18
あまりにも理不尽な
ラウラウちゃんに頂いた、アティチュードのあるフラガール。
ご近所スーパー、バラードマーケットで1本3ドルのバラの花を奮発したら(1本だけな)、3日もたたずに元気がなくなってしまったので頭を切り取って小さいはちみつ瓶に挿してみた。
フラガールちゃんの豪華なバックグラウンドになりました。
きのうから京都アニメーションでのテロ事件のニュースに衝撃を受けて、ニュースを見るたびに号泣してます。
ものを作る場所がこんな理不尽な暴力に遭うなんて。
犯人が40代だというのにも暗澹。多いよね…。
この事件をヘイトスピーチのネタにする人がいるというのも衝撃的でした。
そして約1億円の義援金が半日で集まるほど、 米国でも、世界中でもこのスタジオを愛するファンがいるというのにも動かされる。
わたしはここのスタジオの作品はほとんど(『日常』くらいしか)観たことないのですが、世界中のファンからのツイートを見ては泣いてます。
戦後、どこまでも平和な国だった日本でも、これからはセキュリティが強化されていくのでしょうね。
この事件の犯人であった40代男性というのがどんな人でどんな生い立ちでどんな生活を送ってきたのか、家族までさかのぼってこれから詳細にワイドショーはじめあちこちの媒体が掘っていくのだろうけれど。
これほど心を病んだ人が暴力をぶちまける前に、どこかの曲がり角でなんとかならなかったのか、と思わずにいられないです。
理不尽な不満や得体のしれない恨みを抱えて生きている爆発スレスレの人はまだまだたくさんいるはずだし、残念ながら社会の階級差が広がって行く以上、そういう人はますます増えていくのだと思います。
戦後の日本はいままでそんな階級間の緊張をかかえなくてよい国だったのだけど、もう決定的に変わっちゃったんですね。
もちろん、たとえば社屋に出入りする人をチェックするなど、はたらく人の安全、セキュリティを重視することは必要だけれど、それとは別に、自分は社会においていかれた、出し抜かれた、ずるをされた、顧みられない、損をしている、理不尽にバカにされている…という謎の怒りを溜め込んでいる人たちや心を病んでいく人たちに、もっと積極的に<なにか>ができないはずがない、とも思います。
もちろんこの症状にはこの薬、みたいなフォーミュラがあるわけもなく、そういう対策の効き目は何十年というスパンでとても微妙にでてくるのだろうから、半世紀後、または次の世紀になってみないとわからないのかもしれない。
でも受け皿がひとつでもあれば、そのひとつ分だけ、何か、必ず、違いは生まれるはず。
何が有効なのかはわかりません。即効性のある方法なんてきっとないと思います。
でもそういう視点での模索が究極、社会のセキュリティにつながっていくはずし多分ほかに方法はないとも。
それは甘えだとか自己責任だとかいう人が必ずいるだろうし、今はそちらの声のほうが大きいけれど。
ラベル:
日本
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿