このあいだ日本に行ったときに持ち帰ったなかで、3大おいしかったおやつたち。
1位から行きますと、王者はこの金色のかりんとう。
白金マダムMちゃんが銀座の「たちばな」という老舗でわざわざ買ってきてくれたもの。
日本3大おいしいカリントウのひとつなんだそうで(そんな御三家があったのか)、通販も卸もしてないので、このお店で買うしかないのだそうです。
まるで空気のように軽くて華やかでおいしゅうございました。
カリントウ大好きです。おなじみの黒糖のごつごつしたやつもおいしいけど、ふつうのカリントウが民芸家具だとしたら、このカリントウはカリントウ界のファインアート、やんごとなきお生まれのカリントウでございます。
シンプルでインパクトの強い朱色の缶の文字もデザインも素敵。
包装も、サザエさんのマスオさんが酔っ払って持って帰ってくるオミヤゲみたいなこの持ち手のある紐のかけかた。日本の食文化ってお土産文化でもあるんだなー。
第2席は、築地市場の駅前の露店で売ってたサンザシのドライフルーツ。「国産」てかいてあったけど本当かな。
500グラム強くらいで1,000円だったか、そのくらいでした。
サンザシって実は初めて食べました。
プラムのようなアプリコットのような甘酸っぱい風味でおいしい。
鉄分がレバーよりもたくさん入っているのだそうです。
しかしこのドライフルーツ、アメリカでは見かけたことがない。
英語名だとChinese Hawthornになるらしく、サプリメントとして果実を干したものは売ってるけど、この棒状に固めたのは見つけられませんでした。
そして第3位は、たしかカルディで買ったこれ。
ユーグレナってなんだろうかと思ったら、あの例の、地球を救うという「ミドリムシ」なんですね。
これはきなこに練り込んであって、きなこラブなのでツボなおいしさでした。
なにより体によさげで、罪悪感を軽くしてくれるおやつです(いいのか)。
というわけで、ベスト3はいずれもなぜか棒状でした。
ユーグレナがどれだけ流行っているのかしらないけど、日本では毎年なんか変わった食材が怒涛のように流行りますね。
タピオカドリンクが、いま、このタイミングでオシャレドリンクとして流行ってるっていうのがとても不思議。
ハワイでたしか15年くらい前に流行りはじめて、プチプチ系ラバーとしてはかなり感動したのだけど、そのときも決してオシャレな飲みものではなかったし、今でもぜんぜんオシャレなポジションにはないと思う。
タピオカドリンクっていうと、ティーンエイジャーが集まってきゃぴきゃぴしているチャイナタウンのちょっと床がベタベタした店って印象なんだけど。
東京のタピオカドリンク店たちは写真で見ただけだけど、なんだかキラキラと洗練されてます。
このなんでも小綺麗にしてしまう力はいったいなんなんでしょうか。
それがたぶん、日本の底力なのでは。なんてね。
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