道後温泉に並ぶ松山市の名所といえば、松山城。
お城の山がそっくり公園になってます。
町を見晴らす小山の上に天守閣があり、それを取り巻いていくつもの櫓と石垣がある、きれいなお城でした。
天守閣は天明4年、1784年にいちどカミナリが落ちて焼けてしまったのを、その40年後に再建工事を始め、20年以上かけて建てたのが現存してます。
ほかの建物は、明治の廃藩直後に焼失したり、太平洋戦争の空襲で焼けてしまったりして、昭和になってから復元したもの。
お城にカミナリが落ちて火事になった時には大ショックだったでしょうね。
天守閣なしの時代が37年も続き、藩主も代替わりしてから再建の大工事が始まりますが、その藩主が途中で亡くなったこともあり、着工後16年で途中で頓挫。
そのまた10年くらいたってから、次の藩主が工事を再開させて、やっと完成したんだそうです。
その工事の際に誰かが描いた「侍の似顔絵」が展示されてました。壁板の裏に描かれていたのが発見されたらしい。なかなか上手ですよね。 マンガっぽい。工事の指揮を任されていた奉行ではないかということですが、イケメンなお侍さんです。
きれいな曲線の石垣です。
建物がすべて当時のままに木造で復元されているので、お侍さんがゾロゾロ歩いていた城内の様子を思い浮かべることができます。
瓦屋根の色と形が綺麗。
そしてしゃちほこが。
風情のある町の風情あるお城公園でした。
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