シアトルのバス(キングカウンティ・メトロのバス。いわゆるふつうの路線バスです)で驚嘆すべきなのは、犬の乗り降り自由なこと。
日本ではもちろん、盲導犬や介護犬以外の動物はケージに入れていない限り公共交通機関はNGだったし、ポートランドの電車やバスにも「ペットを持ち込む時はキャリアーに入れること」と書いてありましたが、シアトルではそういう注意書きはどこにも見当たらない。とくに決まりはないようで、常識の範囲でおとなしくしていられるわんこならば、一緒にトコトコ乗ってきても全然オッケーのようなのです。
この写真のわんこも、タトゥーとピアスをあらゆるところにつけた若いカップルが連れてましたが、とってもお利口。
長い2両(というのか)連結タイプのバスで、バスが角を曲がるたびに床がまるで遊園地の乗り物のようにぐるりんぐるりんと回転する、車両連結部分に座っていたのですが、ひるむ様子もなく、ときどき不安そうに飼い主の顔を見て、「わたしここでダイジョウブですよね?」と確認しつつ、じっとしてました。
いまだに猫やほかの動物が乗車してきたのは見たことがありませんが、リーシュにつないだだけの犬はもう何度も目撃してます。 一緒に乗っている乗客も、いやな顔をする人は一人もいません。
こちらはスーパーの入り口でお利口に飼い主を待つハンサム君。このひたむきな不安そうな表情を見ると、おばちゃん、胸がきゅーんとしてしまいます。
テネシーからオレゴンに引っ越して、まず気づいたことのひとつが、お犬様の行儀の良さ。人混みの中でも、無駄吠えなんかしないし、散歩している様子を見ていても、リーシュを引っ張るような犬はほとんどいない。人間の子どもよりずっとマナーがいいかも。
返信削除あ、それから、この間のシアトル酋長の記事、おもしろかったです。
アケミさん、こんにちは。酋長記事へのコメントもありがとうございます♪
削除シアトルではたしかに、落ち着いた犬が多いのかもしれませんね。カフェの前やスーパーの前でじっと待っている姿をほんとに毎日見かけて感心します。
が! たまに、不安で不安でお店の前で吠えまくってたり、リーシュをめちゃめちゃひっぱっているわんこも……特にビーグルとか(笑)。うちにいるビーグル犬6歳は、絶対バスにはのれないわー。
我が家も犬が2ひきいるので、
返信削除シアトルの、ワンコに対するゆるさ加減というか、
あたたかい感じがすごくありがたいし、嬉しいですねー。
日本で電車やバスに乗るときなんて、
周りになるべく人がいない場所を選んだり、
混んでる時間帯を避けたりと
気持ち的にとっても窮屈な思いをしてきましたし、
犬嫌いの人や、もしかしたらアレルギーのある人、なんかが、
ものすごく嫌な顔をして席を離れていったり、あるいは、
『犬くさいっ』と捨て台詞をはかれたり、
気持ちがブルーになることがよくありましたねー。
(もちろん、可愛いですねーと寄ってきてくれる人もいましたけれど)
そういう意味でも、こちらに来てからは、
犬がいても、すごく嫌な顔をされたことは今まで一度もないし、
避けられることもないので、とっても居心地がいいですね。
時には、ずぶ濡れで、獣のにおいをぷんぷんさせた犬もいますが、
それもOKというところもまた、犬に優しいというかなんと言うか・・。笑。
masakingさん、シアトルはほんとう〜に犬フレンドリーですよね。
削除カフェにも必ずといっていいほど、お外に水のボウル、レジには犬ビスケットがおいてあるし。
>『犬くさいっ』と捨て台詞をはかれたり、
それは悲しすぎ…嫌ですね(´・-・。)
犬もだけど、赤ちゃんを連れたお母さんも、日本の都会ではすごく窮屈な思いをしているようですよね。
日本の混み合い方も凄まじいですが…。
シアトルは空間的にも、ゆるさ加減がほどほどで居心地良いです。犬に優しい町は子どもにも老人にも優しいと思います。
でもずぶ濡れの犬がバスに乗って来たらそれは困る…w
本当にお利口そうなわんちゃんたちでいいですねー!
返信削除御行儀よくおとなしそうに座ってますね(^^
人間も犬も初めての場所も大大大好きなうちの犬は、こちらのしつけ不足でつい舞い上がるので、こういうわんちゃんたちが本当に羨ましいです。
prunusさん、うちの同居犬ビーグルもまったく同じですw 女の人が来ればうれしくて飛びかかるし、男の人が来れば怖くて吠え盛ります。人ごみは大苦手。でも、可愛いんですよねーw
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