草や山々や 水や空が
ぼくの血のなかに 入りこみ
ぼくはいま 待っている
その ききめを
じぶんが緑になりかかっているな
と感ずるのは
草のためだ
『毒』 マリン・ソレスク より 木島始 訳
毎年夏になると思いだす詩です。
子どもの時買ってもらった木島始さんの訳詩集『やさしいうた』に載っていた、ルーマニアの詩人の作品。
堀内誠一さんの美しい挿絵つきの小さな本で、ラングストン・ヒューズの詩も初めてこの本で読んだのだった。
サンリオ出版刊。昔はサンリオもこんな本を出していたんですね。
サンリオSF文庫っていうのもあったんですよー。
シアトルの7月はなかなか暑くまではならなくて、まだ長袖2枚重ねたりしていますが、緑は元気に濃くなって、わさわさ繁っています。
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