ポートランドのことばかり書いているうちにもう7月もそろそろ半ばになってしまいました(汗。
先週の土曜日、七夕の夕べには、また道教学院を舞台に行なわれたパフォーマンスを拝見しました。
Noh (能)とButoh (舞踏)のコラボレーション、今回は前半がKenさんとKumikoさんによる「能楽とは?」のレクチャー。
まるで床の上を平行に滑るかのような「すり足」の実演、のけぞるほどカッコよかった!
「敦盛」の感動的なクライマックス部分もビデオで鑑賞させていただきました。
今すぐ、お能を見に行きたくなるレクチャーでした。
後半はKaoru さんの舞踏、テーマは「老娼婦」だそうです。床に投げ出されたキモノたち、エレガントな黒いレースの帽子。こわくて悲しいけれどどこか可愛い。
音は今回は録音で、Kaoru さん自らのミックス。ハープシコードやピアノに 、前半はスペースシャトルで打ち上げられたブースターの内部で録音された無機的な…はずなのに海の波か鼓動のような有機的にも聞こえる不思議な音が、後半は声明がオーバーラップする、静かながらドラマチックな音で、とても面白かったです。
Kaoru さんの舞踏は何度か拝見させていただいていますが、どのようなテーマでも、どこか最後にからりと明るい楽観的な部分があるように感じて、癒されます。
Kaoruさんのブログからのリンクで、今回の演目もフルに観られます。
8月10日にまたパレード企画中、参加メンバー募集中だそうですよ!
後半の準備のため、すり足の実演を見逃したのが、悔しいです~
返信削除はい、今回の舞踏は今までとはまた違った趣向でやってみました。恐れ多くも…ではありますが、横浜のメリーさんとか、そういった伝統ありますもんね…
そうそう、8月10日グリーンウッドでのストリートフェアにも出ますので、どなたかご興味のある方(パレードメンバー&サウンド担当)が居られましたら!
横浜メリーさん!は、もっと妖怪っぽいような…w
削除それよりなぜかですが、映画の『プリティベイビー』に出てきたような南部の娼館を思い起こしていました。
帽子のせいかな。
すり足はすごいですねぇ。磁力で浮いてるみたいな平行移動でした!