2018/05/12

なくなる町、そして値上げのお知らせ!


綺麗に晴れた初夏の一日でした。気温は18度C、さわやかー。

ちょっと仕事も一段落したので、ひさしぶりにバラードのダウンタウンへお散歩。

半袖Tシャツに薄手のカーディガンで歩いてたら汗かいた。


数ヶ月行ってないとぜんぜん違う街になってるって感じの最近のシアトルですが、これはまたびっくり!
この道、しばらく通ってなかったらまるで見覚えのない町になっていた。

バラードのダウンタウンのすこし手前、数年前まで平屋や2階建てのアパートが並んでた通りなんですが、いつの間にか両側にビルディングがずらりと並んでいるではないですか。
 東京みたい。これは全部アパート&コンドミニアムだと思われます。


そしてこの、風情のある板塀と三角屋根のおうちも空き家になっていて、入れないように玄関が板でふさいでありました。



そのお隣の家。ここも取り壊されて、この一角に大きな四角いタウンハウスが建つらしく、前庭に建築予定のお知らせ板が立ってました。

この家はたぶん1920年頃の建築じゃないかな。

よく手入れも行き届いて、大切に住んでいるみたいだったのに。
いつも前を通るたびに個性的で面白いなーと思っていたので、残念なことです。



北欧風のウロコ壁、出窓、飾りのあるポーチ。バラの木も樺の木も引っこ抜かれて敷地いっぱいに四角いのが建つんでしょうねえ。

そしてこの看板の写真のようなオサレアパートに。
つまらんのう。と思うのはわたしだけではないらしく、この看板にはペンキで「XXXK ThiS!」とカスワードが殴り書きされてました。
 
シアトルの住宅は中間価格がついに82万ドルを超えたそうです。
いまのレートだと8,900万円くらい!

うちの近所でも築70年くらいの小さい家が70万ドルくらいでバンバン売れてます。

狂乱のサンフランシスコ住宅事情にほんとだんだん近づいてる。
アマゾン、やっぱりおとなしく税金払ってええんちゃう?

このマーケットにあって、うちの大家さんは値上げを最小限にとどめててくれてほんと嬉しいです。拝んじゃう。
つい最近ていうか今日、家賃が上がるおしらせが来て、おしらせを空ける肩にものすごく力がはいったけど、値上げはほんの50ドルだけで、思わずガッツポーズを作ってしまった。値上げされて喜んだの初めて(涙)。ありがたや。


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1 件のコメント:

  1. お久しぶりのコメントです!
    そんなに古いなら、ヘリテージとして市が残すよう指定できなかったんですかね。ヘリテージ指定されちゃうとまたいろいろ大変みたいですが…

    我が家の近所でも、古い家屋が次々と壊され、見た目ぜんぶ同じでつまらないタウンハウス群に変わっていっています。かくいう私も新興アパートに住んでますが…ご存じかもしれませんがバンクーバー近郊もあまりに高くて住居購入は夢のまた夢、私がフルタイムで働いていたとしてもムリでしょう。

    それにしても家賃値上げが毎年あるってキツいですね。私の時給が同じレートで上がるわけでもないのに…。

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