2018/06/22
雨と明神
雨の御茶ノ水界隈。
クライアントさんとの打ち合わせのあと、神田明神に行ってみた。
ビルのあいだにある緑の鳥居。
絢爛豪華な門。きりりとしている。
大祓の茅の輪がありました。本殿も屋根のラインがかっこいい。都会的な感じ。
雨は小止みになってくれて、しっとりした風情。
お社の脇に小さい馬ちゃんがいた。すごく小さい馬。
狭い場所で、退屈そうでした。
自作イラストつきの絵馬が多いなあ、なんだろう?と思ったら、なんか最近アニメの舞台になったらしく、「聖地巡礼」でファンがやってくるんだって。
平将門さんも「えっ何だよお前ら?」と苦笑いしているのでは。
まあ賑やかなのはいいよね。
あとから知ったけど門前の甘酒屋さんが美味しいそうです。 行けばよかった。
駅の反対側にはニコライ堂。
そういえば御茶ノ水って、線路をはさんでふたつの聖堂があるのね。湯島聖堂と、ニコライ堂。
関東大震災後に復興された聖堂。どこか大正モダンな感じがするですね。
このケーキのようなうねうね模様のせいかな。
お堂の中では信者さんのボランティアらしい堂守みたいなおじさんが、セーラー服を着た4人の清楚な女子高校生たちに説明をしてました。
キリスト教の歴史(ローマ、ビザンチンからルターの宗教改革まで)、この聖堂の歴史、イコンについてなどと、それから感謝を持って生きることの大切さまで盛りだくさんで、神妙に聞いている高校生たちが可愛らしかった。
神保町は、まるでわんこそばのように次から次へ書店が現れる恐ろしい街である。
この店を見たらもう帰ろう、と思って書店を出ると、すぐとなりにまた気になる本が並んでいて、明かりに引き寄せられる蛾のようにフラフラと書棚の間に引き寄せられてしまう。
すでに持って帰れるキャパはマックス超え。
人ひとりやっと通れる通路の両側に天井まで古書が積み上げられている店で、いまここで地震が来たら間違いなく書籍の下に埋もれるなあ、と思う。
そういうお店の店主さんは超無愛想か、超愛想が良いかのどちらかである。
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