2018/06/14
あなたに可能な限りの最高のバージョンになってほしいのよ
日本に来ています。
シアトルを朝出発したときは大雨だったけど、上空は快晴(あたりまえ)。
霊峰タホマ AKA レーニア山が、雲の中からお見送りしてくれました。
ポートランド経由だったんだけど シアトルからの便の到着が遅れて、ポートランドの空港では次のゲートに直行で行かなくてはならず、トイレに行くくらいしか時間がなくて残念でした。もうちょっと空港でぶらぶらしたかった。
久しぶりに10時間のフライト。長いね!
日本は2年ぶりです。
機内では『Lady Bird』を観ました。面白かった。
ごく平凡な街のごく平凡な高校生の成長譚。
高校生の青春映画観て、主人公よりもママのほうに感情移入する年になったなあ、としみじみ。
「ママがわたしを愛してることは知ってるよ。でもわたしのこと好きなの?」
と娘に聞かれた母が言う。
「…わたしは、あなたに可能な限りの最高のバージョンのあなたになってほしいのよ」
これ痛い。
わかるわかる。子どもが高校の時、4年間毎日思ってたよ。
なんなら今でも思ってるけど、でも高校生のときは親もなんていうか切実だったよ。
これから進路を決めようという高校生を毎日目の前で見守る親って、ほんとに一挙手一投足にハラハラしたり一喜一憂したり。
なんなら子どもの学校での成功が自分の成績表みたいに思っちゃったり。
わたしはこの映画のママほど働きものでもないしこんなに気が強くはないけど、子どもに期待して傷つく気持ちは死ぬほどわかる。
大人の登場人物がみんなすごくリアルで、しみじみ良かった。
パパとママ、カトリック学校のシスターや、先生たち。
ティーンエイジャーたちはちょっとばかりステレオタイプな気がしたけど、もしかしてティーンエイジャーというのはもともとがステレオタイプなのかもしれない、なんて思う。
若い時の苦悩は、大人からみるとはんこで押したようにみえたりする。もちろんちがうんだけど。でも大人の苦悩は、年輪のぶんだけ味がよくしみているのだ。
成田空港、オリンピックを控えてインバウンド向けに力いれてますね。
ぴかぴかのビジターサービスセンターができていて、きれいなお姉さんを揃えた案内所も増えていた。
そしてぜひ世界の空港に真似してほしいのが、この無料のカート!駅の改札まで入れる!
とても軽くて使いやすい。
シアトルもホノルルもなんかでっかいすっごい使いにくそうなやつに5ドルくらい取るんだよね。
そしてコンビニですね。
おきまりのBOSS。「レインボーマウンテン」ってなんだよw。
成田エクスプレスなうです。隅田川を渡っています。
空港からしばらくのあいだ車窓につづく、田んぼと森と竹やぶの風景にいつもすごく癒やされる。
そして唐突にすっごい建て込んだごっちゃごちゃの街が始まるのがすごい。
ところで成田エクスプレスって、電源がついてないんだっけ?これはちょっと驚き。
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