2017/08/22
日蝕ツアーその後
オレゴンに行ってた息子が電話のメッセージで送ってきた写真です。
「写真は撮らねえ」はずだったんですけど、やはり抗し切れなかったらしい。
三日月型の影。太陽がかげってくると、木漏れ日がこんな三日月型になる。
大昔に東京で部分日食があったときにもこんな三日月型の木漏れ日を見たことがありました。 長く生きてると日食も何度か見るようになるもんだ。
皆既はまだ見たことがないけど。
快晴の空の下で皆既日食を見た息子は、「シュールで、現実じゃないみたいだった」といってました。
コロナもはっきり見えたそうで、20秒ほど青い光がLEDのスポットライトのようにみえたそうです。いいなあ。
今日はしかし、オレゴンからシアトルに戻るのに大渋滞で12時間以上かかったそうです。
ははは。そのくらいは仕方ないでしょうね。
わたしも、今日は午前中みっしりと大事な会議という謎のスケジュールだったんですが、ちょうど10時半ころの休憩で、ちょこっとだけ、三日月型になっている不思議な太陽がみられました。
次回の日食、飛行機の上で観てみたいなあ。
でもほんと、特別に日蝕のときでなくても「畏怖」を感じることはできるよなあと思います。
わたしはその昔、10代のとき(ほんとに大昔だわ)、今はなき渋谷の五島プラネタリウムというところで切符切りの仕事をしていたことがあります。プラネタリウムが見放題の素敵な仕事だったんですが、あの古めかしいロビーに、リアルタイムの太陽を映し出すモニターがありました。
たしか、さしわたし60センチか70センチのくらいの大きさに太陽が映し出されていて、時々黒点やフレアがあらわれるのでした。
ある暇なとき(ていうか勤務時間の80%くらいは暇でした)にその太陽をぼーっとみていると、女性の学芸員さんが通りかかって、「地球はこのくらいの大きさなのよ」と、そのモニターの上に親指と人差し指で、5ミリにも足りないすき間をつくってみせてくれました。
その時の衝撃は今でも引き続き感じつづけています。
地球、ちっちゃすぎ!と思ったものでした。
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