2020/03/07

現在のシアトルの危機感


朝の雨が午後から晴れて快晴のシアトルでした。でも寒い。6度C。

寒いけど空気がぴりっとして清々しく、とても気持ちが良いです。


バラードのダウンタウンまでお散歩。
Liftの運ちゃんは「バーなんかガラガラだよー」といっていたけど、土曜の夜のバラードはけっこう賑わってました。

お茶専門店MIRO TEAも、午後6時ころに行ったらほぼ満席。

換気がいいとはいえない店内なので、いちおう外の席に座ってみた。
アラスカ用に買った(まだ行ってないけど)ダウンコートを着ていったので30分くらいは余裕で大丈夫でした。
しかし、そろそろご高齢のうちのマックくんが、3分で眠りにはいってしまった。ほぼフルチャージしてたのに(´;ω;`)。もうバッテリー交換しないとだめみたい。

しかたがないので寒い席にすわって文庫本を読んでいました。


いいかげん冷えてきて帰るころには、良い月が。


カフェもこんな感じだし、寒いのにアイスクリーム屋さんには行列ができてたし(店内に)、人気のメキシコ料理屋さんやタパスの店は満員御礼でした。

で。帰りにスーパーに寄ったら…

消毒用ワイプは売り切れ。


 それはわかるのだけど、ここではトイレットペーパーの棚も!


このとおり。きれいにからっぽでした!

レジの子に聞いたら明日には入荷するそうですが、「いったいなぜピープルはそんなにトイレットペーパーを買いたがるのか」と聞いたら「良い質問だね。さっぱりわからないよ」。

やはり、わたしが知らないだけで、来週ゾンビがやってくるのかもしれません。
しかしなぜ人の不安はトイレットペーパーに表出するのか。

ワシントン大学はクラス閉鎖、会社はのきなみリモート勤務、しかしバーは満杯、トイレットペーパーはある店とない店があるという、まったくちぐはぐなシアトルの危機感。

過剰に反応して心配する個体と、じぶんは絶対大丈夫と思ってる個体がまざりあっている、進化の実験場のような現状です。

若い人は感染してもそんなにリスクは高くないので、これくらいの危機感が自然なのかもしれません。
エボラ出血熱やペストじゃないんだし。

でも大学の教室を閉鎖したのは良い判断だと思います。


桜じゃなくてプラムだけど、花に月。うるわしい弥生の夜です。

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