2019/11/17
男でも女でもない、第3のジェンダー
ちょっと前、お天気よかった日ののBallard Coffeeworks。
外のテーブルはものすごくホコリっぽかった。
これから暗くなる季節ですので、日が出てるうちに日にあたっておきませんと。
ゆうべは武闘家じゃない舞踏家薫さん宅のホームパーティーでした。
次々にあらわれるおいしいもの、ケーキやスイーツもてんこ盛りの大宴会。初めてお会いする方やとっても久しぶりに再会した方もあって、いろんなお話が聞けて楽しかった。気づいたら深夜!
自分もシアトルに来てもう10年たつんだなあ、とまたあらためて実感。
ここに来てから知り合った方々も、その後お仕事が変わったり、家族構成が変わったり。街も変わったし、不動産マーケットも変わったし、社会も変わったし。ぼんやり生きてる私にもそれなりにいろいろございましたし。
話題のひとつはジェンダー。大都市で離れて暮らしている20代のお嬢さんがある日突然電話してきて「わたし、これからはノンバイナリーとして生きます」と宣言したという話につづき、最近、ノンバイナリーの人って増えてるね、という話に。
性別を男女に限定しないノンバイナリーの人は、自分をhe/himやshe/herではなくthey/themという代名詞で呼んでほしいと求める。
そういえば半年くらい前に、このあいだまで「she」だった知り合いのボーカリストの子が、最近「they」になったって聞いたんだった。最初に聞いたときはちょっと意味がわからなかったんだけど。
代名詞に性別がある言語ならではの問題。しかしこのtheyはいったい日本語でどう訳したらいいんだろうか。
カレッジでも、あなたは自分に対してどの代名詞を使われたいか(she かheかはたまたtheyか)って、クラスの最初に聞かれるようになったそうです。トランスジェンダーの人もいるしノンバイナリーの人もいるしで。
カリフォルニア州では今年から、運転免許などの公的書類でも自分の性別を男女のほかにノンバイナリーを選べるようになっていたんですね。
ところでこのあいだものすごく久々に、長いこと塩漬けにしてしまっていたぽんず単語帖を更新しました。
トピックは「gender reveal」。赤ちゃんの性別おひろめパーティーが暴走している件について。
これまた今のジェンダー関連の流れに真っ向から逆走するようなトレンド。まあこっちはそのうち沈静化するんだろうけど。
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