6日の暴動に関して毎日次々に驚きの映像があきらかになるけれど、今日『ニューヨーカー』誌のサイトが発表したこの動画は、議事堂襲撃の真髄をあらわにしたとっても貴重な映像です。
これ、歴史に残ると思う。
戦場特派員でもあったLuke
Mogelson記者が、群衆について議事堂に入り、彼らのしたことをスマートフォンで録画したものです。
記事はこちら。(一番上に動画があります)
全部で12分の映像だけど、この暴徒の求めていたもの、ばかちんさ加減、獰猛さ、単純な信条が浮き彫りにされててすごい。
議場に入っていき、「これが上院か!」「やつらはどこいったんだ!」「ペロシはどこだ!」とわめき、議員のデスクをあけて書類をひっぱりだし、「これは役に立つやつだ。あのscumbags(極悪人、ろくでなし)どもをやっつけるのに使えるぜ」「クルーズ(共和党のテッド・クルーズ議員、トランプ派)はおれらのやったことを喜ぶだろうな」と口々に言い、その間例の水牛男は絶叫し。
そして水牛男が牧師をつとめて、神に感謝の祈りをささげている光景も。
「天にまします父よ…
ここの警官たちに必要なインスピレーションをお与えくださってありがとうございます。
この建物に入らせてくださって、われわれの権利を行使させてくださってありがとうございます。…
…共産主義者、グローバリスト、反逆者をわれわれの政府から追放させてくださることを感謝します」
…と、水牛男は祈り、みなが頭をたれている。
純粋な怒りと信条に動かされているのだろうけれど、徹底的に間違っているよ…。
ちなみにこちらは、8年前のロードトリップのとき、サウスダコタ州の大平原で見た、プレーリードッグちゃん。
すっごく用心深くて、見張りがいつも四方八方に耳をたてており、ちょっとでも近づくとサッと隠れてしまう。
特に意味はないんですけど、6日のトランプサポーターの映像を見ていると、なぜか、このプレーリードッグちゃんたちを思い出してしまうのです。
プレーリードッグちゃんは自分から攻撃しには出かけないけどね。
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