2020/12/04

プサルタリー


 YouTubeで、またラブリーな中世音楽チャンネルを見つけてしまいました。

Musica Medievale。こちらです。

不思議な楽器がたくさん出てくる。そして何がおかしいって、貼ってある画像が変すぎて萌える。なにと戦ってるのこの人。そしてこの盾は一体なに。

 

 

この大変情けない顔のウサギが弾いているのは「プサルタリー」という24弦の楽器。

聖書の詩篇の伴奏にも使われたとWikipediaに書いてあった。へええ、あれは歌うものだったのね。

ハンマーダルシマーやハープシコードに発展していった楽器の原型のようです。

しかしどうしてこんなに困った顔をしているのだ。死ぬまで飲まず食わずで演奏し続ける刑でも受けてるみたい。それとも曲がむずかしすぎるのか。

中世音楽は日本の民謡に節回しが似てるやつもあったりして、音楽の理屈はまったくわからないなりに面白いです。盆踊りみたいな舞曲もあって、ゆったり安心して聴いていられるかというとそうでもないのだけど。


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2 件のコメント:

  1. hurdy-gurdyですね、この楽器。通奏低音が鳴り続けるんですよね。わたくしも好き~。
    よく一緒にやっていたミュージシャンの方が持っていたので、時折共演の時に弾いていただいてましたよ。

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  2. ハーディーガーディーは、わたしも何度か実物の演奏見たことあります。クランクがついてるやつですよね。あれはもうちょっとあとのルネサンス期の発明みたい。この24弦のプサルタリーは、詩篇の伴奏をしたくらいだから古楽器のなかでもかなり古い、プリミティブなもののようです。ハープに背板をつけたって感じですね。

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