2020/12/02

帰り道で遭遇したもの [DAY9]


10月のロードトリップ、最終日第9日。これで最後です。

ネバダ州ウェルズから、例のUSルート93号線というこの対面通行の国道↑↑を北上し、アイダホ州ツインフォールズへ。
そこから州間高速道に乗って、シアトルまでは計11時間の道のりです。



寒いけど(4度Cくらいでした)快晴で、前の晩はよく眠れたし、ガソリンも満タンにしたし(笑)、夜中に着けばいいやと思って、のんびり9時頃出発。


ツインフォールズまではまっすぐ荒野をつっきって1時間半ほど。

ほ ん と うに、道の両側には荒野しかないので、ずーーーっと交差路はありません。が、ところどころにこのような歩道橋がある。放牧地があるので、人間よりもおもにウシやシカが利用しているみたいです。

このUSルート93号がいわくつきだということは前日に知ったわけですが、いくらなんでもこんな快晴の朝ならノープロブレムだろう、と思っていたら。



曇ってきた。というより、わたしたちが雲の中に突っ込んでいったわけですね。

いちばん上の写真で、低く地面すれすれにたれこめている、不吉なかんじの雲がありますね。

よく見れば、そのまんなかに自分たちが入っていくのは一目瞭然だったのでした。

Amazonプライムのトラックは、ほんとにいたるところで見た。こんなルート93にも。




そして、雲の中ではなんと雪が降っていたのだった。つい10分前まで快晴だったのに!

スノータイヤなんか履いてないプリウスちゃんが心配でしたが、くっつく雪ではなくて、サラサラと地面を流れていく乾いた雪で、幸いスリップなどはせずに済みました。

低い山をひとつ越すと、すぐにやみました。こんな天候の激変があるとは!

 

 
突然の雪に遭遇したときには、前夜の真夜中ガス欠ギャンブルの坂道よりもずっと動揺したけど、逆に運転していた青年は落ち着いたものでした。




穴からでてきた動物的な。




アイダホ州に入ったあたりかな、このあたりの景色もほんとうに綺麗でした。

丘陵の下にぽつぽつと牧場があり、雪の降る枯れた牧草地に牛たちが点々と散らばっている。
荒々しい砂漠や荒野に挟まれた、こぢんまりした谷あいの牧場。

枯れた牧草の色、丘陵の紅葉、霧の濃淡。限定された色あいの中の繊細なグラデーション。
そこに雪。



 

ここに1週間くらいいたら、すごく綺麗な写真が撮れるかもしれない。

このような道ばたスナップではその1000分の1も伝わらないんですが。もうちょっとゆっくり景色をみていたかったけど、まだこのさき10時間のドライブが待っているので、一度路肩に停まっただけで通過。





帰りの道で、しかもネバダ〜アイダホのこんなマイナーな場所で、これほど景色に感動するとは予想していませんでした。

国立公園に行くときは、世界的に有名な景色を見にいく!と、最初から期待値が上がっていますが、何も期待していない場所でこんな光景にでくわすと、すんごい拾いものをした気分です。




ツインフォールズからインターステート84号に乘るまでの道も、スネーク川沿いの景観がのどかで美しかった。


一瞬で通り過ぎた小さな家の日の当たる裏庭で、7歳か8歳くらいの金髪の女の子が白い馬の首に手をかけて頬を寄せているのを目撃。

いったい今のはなに?マボロシ?と、絵本の表紙みたいな光景に震えてしまいました。


 

 
ツインフォールズからオレゴン州の途中まで、3時間くらいわたしが運転。(9日間の全行程で運転したのは3回くらいだった)

インターステート84号のツインフォールズからオレゴン州境あたりまで、気持ちのよいカーブやスネーク川を見下ろす谷あいなどがあって、変化にとんだ楽しいコースでした。 
 
 


オレゴン州で日が暮れ。
 
 
 


シアトル帰着は、やっぱり真夜中近くになってしまいました。


なんだかんだで珍道中でしたが、面白かった。行ってよかった。こんな時期に思いがけず念願のグランドキャニオン覗きがかなって、ほんとに嬉しいです。




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