2020/05/08

段階的オープン、最初の週末



朝から快晴で夏の匂いがする1日でした。
気温は18度C。きょうは半袖でもだいじょうぶ。5月というより、7月の独立記念日のあたりみたいな陽気。

近所の小公園の芝生にも、寝転んだり椅子をもってきてごはんをたべている人がたくさん。大集団はいなくて、みなそれなりにディスタンスを保ってはいましたが。
なんだか今日は、なんのお祭り? みたいに、街中ソワソワした感じです。



5日に発表されたワシントン州の「段階的アプローチ」をおさらいしてみます。

このまま感染者数の増加が起こらなければ、最低3週間をあけて少しずつ経済活動を再起動していこうという計画です。

【フェーズ1】5月5日〜26日?
  • レクリエーションは、ハンティング、釣り、ゴルフ、ボート、ハイキングが解禁。
  •  州立公園がオープン。
  •  集会は引き続き禁止。車での集会(郊外ではドライブスルー式の礼拝を実施している教会があるようです)は1家族1台までOK。
  • 「不要不急」の旅行は引き続き禁止。 
  • 営業再開:ランドスケープ、自動車販売、小売(店外での受け渡しのみ)、洗車、ペットの散歩代行。
【フェーズ2】5月27日〜?
  • キャンプなども含むアウトドアレクリエーションがすべて解禁。ただし5名以下に限る。
  •  同じ家に同居していない人との集会は、週に1度、5名まで解禁。
  • 「家の近く」での不要不急の旅行が許可。
  •  営業再開:製造業、新規の工事、メイドサービスやベビーシッターなどの訪問サービス、小売店(条件つき)、不動産、オフィスでの勤務(テレワークは引き続き推奨)、美容院・理髪店、ネイルサロン、ハウスクリーニング、レストラン(店内での飲食は定員の半分の人数まで、ひとつのテーブルには最大5名まで)。
      
 【フェーズ3】6月17日〜?
  • 50名までのアウトドア・スポーツ再開。
  • プールなどの施設再開、ただし入場は収容定員の半分まで。
  • 50名までの集会が解禁。
  • 不要不急の旅行が解禁。
  • レストランは定員の75%まで店内で飲食可。ひとつのテーブルは最大10名まで。
  • 営業再開:バー(定員の25%まで)、フィットネスクラブ(定員の50%まで)、映画館(定員の50%まで)、政府諸機関(テレワークは引き続き推奨)、図書館、美術館・博物館、その他50名以上が集まるイベントやクラブ以外のすべての事業。

 【フェーズ4】7月8日〜?
  • すべてのレクリエーションが再開。
  • 50名以上の集会が再開。
  • ナイトクラブ、コンサート、大規模スポーツイベントが再開。
  • すべての事業所で通常通りの業務再開、ただし「身体的距離と手洗いなどの習慣は継続」。




今日は午前中近くまで車ででかけたら、洗車場にも長い列が出来ていた。交通量もかなり増えてました。

友人M太郎は、さっそく近所でゴルフのラウンドをしてきたそうです。でもカートは使えないのでクラブを担いで歩いたので背中が痛いとこぼしています。

なんとはなしに戦勝ムードのようなものが漂っていてちょっと逆に憂鬱になってしまうのだけど、順調に再開できるのかなー。


1919年のスペイン風邪流行時は、第2波のほうが被害が激増したそうですが。

秋口にまた感染爆発があって再度ロックダウンとなったら、今度はもっとたくさん不満を持つ人が多くなりそうだし、失業保険ももう財源が保たないよねー。

いやもっと最悪なシナリオは、秋口までに経済がひとまず持ち直し、トランプが自分のおかげでアメリカはグレートに救われた!と宣伝しまくって再選される>とたんにコロナ再流行で経済大暴落…という順番………。くらーい。どんな『ブラック・ミラー』のエピソードよりも怖いです。

暗くなっても仕方ないので、とりあえず日にあたってお茶でも飲もう。


フジベーカリーで日本式食パンをゲットしたので、卵サンドをつくりました。たまに無性に食べたくなる卵サンド。辛子をたっぷり。


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6 件のコメント:

  1. 初めてコメントさせていただきます。
    ほんとに、大丈夫なのかしら…と不安です。この週末は母の日だしお天気もいいしきっと一緒に住んでない家族なんかの集まりがあちこちで…怖いですね。
    私もトランプ再選のシナリオ危惧しています。いったいなぜにかたくなにマスクを拒否しているのか?何か絶対かからない自信がある?自分たちだけ秘密のワクチン打ってる?とか色々妄想してしまいます。

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    1. 陸太太さんこんにちはー、ありがとうございます。
      これだけお天気がいいと、各地で集団ができちゃっているでしょうねぇ…。
      でももうこれ以上閉じこもるのは限界って空気が蔓延してるし、夏が目の前だし。
      知事も市長も、この先数か月の舵切りは正念場というか、ほんとに大変だと思います。

      ホワイトハウスのスタッフにも陽性の人が出てきたようですけど…あの大統領はまじでLysolを注射しても死なない人なのかもしれないですね……。

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  2. うちらの間では、「ドライブスルー礼拝」って何なのよ?と話題になってました。大聖堂からのメールにも、詳細を州に確認しているが、まだ不明な点も多いとのこと。
    想像するに、スタバのドライブスルーみたいに、一台ずつ、窓口で祝福とパンと葡萄酒をもらうのか。あるいは、ドライブインシアターみたいなのか?むむぅ、なんでそんなマイナーなのが第一フェーズなのか。赤い方々の不満を少しでも減らすため?などと詮索してしまします。

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    1. ドライブスルー礼拝、気になりますよね。
      都会の教会じゃ無理だけど、中西部ではドライブインシアターみたいな形で礼拝やってる教会もあるみたいですね。そうか、聖体拝領もドライブスルー???
      ボストンのこの教会のドライブスルーのニュースはちょっとほっこりしました。
      https://www.nbcboston.com/news/local/mass-church-holds-drive-thru-easter-service-amid-coronavirus-pandemic/2106237/ 

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    2. 「洗足木曜日」(Maundy Thursday)に足を洗う代わりに、車のタイヤを洗うってのには、ほっこりしちゃいましたね~

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    3. あれ笑っちゃいましたよね! 典礼の荘厳もたいせつだけど、楽しい思いやりがなにより一番ですよね。 

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